3D線分

１本の線分、または連続線を描きます。

２次元の線分がX、Y平面上(Z方向なし)に作図するのに対して、３次元の線分はX、Y、Zの作業平面上に作図します。つまり、X、Y、Z空間に傾いた線分を作図することができます。

作業平面がOFFになっている時は、直前に設定された作業平面の方向に描きます。

■説 明

【環境設定】コマンドの「操作」－「操作体系」－[操作体系]の設定により、次のようになります。

[線描画]

常に「作図」の状態にあるため、コマンドを実行する必要はありません。クリックするだけで、図面上に３次元の線分を描くことができます。

[図形選択]

常に「図形選択」の状態にあるため、【3D線分】コマンドを実行してクリックして、３次元の線分を描きます。

「作図」の状態から作図エリアをクリックする、または【3D線分】コマンドを実行してから作図エリアをクリックして３次元の線分を描きます。
線分は１本ずつ切れた線分を描く「単線」と、指示点を連続して指定しつながった線分を描く「折れ線」のいずれかで作図します。初期値では「折れ線」で描かれます。

補足

• [作成]メニューの【単線】または【折れ線】コマンドでも作図できます。「単線」または「折れ線」の状態は、指定するまで変わりません。
• 【図形のプロパティ】コマンドまたは【プロパティパレット】で3D線分の座標などを変更することができます。