太陽光
[リボンメニュー] | [レンダリング(G)]メニュー→[太陽光(5)] |
[コマンド名称] | LIGHTSUN |
[コマンドコード] | J605 |
[ショートカット] | - |
[ポップアップメニュー] | 15ページ |
[プルダウンメニュー] | [レンダリング(R)]→[太陽光(S)] |
指定した日時、緯度経度から太陽光となるライトを設定します。
■ダイアログ

①ライトを設定する西暦、月、日を設定します。
- 入力できる範囲は、西暦100年1月1日から西暦9999年12月31日です。
②24時間表記での時刻を設定します。
③日本の主要都市を指定すると、緯度・経度が自動的に設定されます。
緯度・経度を直接入力する場合は、度分秒で設定します。
- 入力できる範囲は、緯度26.12~43.03、経度127.40~141.21です。
④敷地のY軸に対する角度を度または度分秒で設定します。
- Y軸正の向きを0度として、左回りにプラスの角度、右回りにマイナスの角度として、計算時に真北方向を解釈します。
(例)10度の場合 | 10 |
10度30分00秒の場合 | -10.5または-10,30,0 |
- 図面から入力する場合は真北方向の南側の点→北側の点の順にクリックします。
■操 作
ライトの当たる位置を指示すると、設定したライトが表示されます。
- 作成されるライトの向きは、ダイアログで設定した日時、緯度経度における太陽光の向きになります。
- ダイアログで設定した日時、緯度経度における太陽光の向きは、ライトとは別に図面ファイルに情報として保存されます。保存された太陽光の向きは、レンダリング時に天空光として採用されます。
- 光源の位置に赤い点、光の方向を青い線分で描きます。
補足
- 空いているライト番号に名前「太陽光」、ライトの種類「平行光源」で影生成「有り」、影係数「1」、拡散光「白色」、強度「1」、長さが5,000のライトとして作成されます。

- 光源の位置を変更する場合は【移動:3D】、【ストレッチ:3D】コマンド、光源を取り消す場合は【削除】コマンドなどで編集することもできます。
- 【図形のプロパティ】コマンドまたは【プロパティパレット】で属性やライトの高さなどを変更することができます。
- ライトを置く個数に比例して、レンダリングの計算時間が長くかかります。特に距離や角度による減衰を計算する点光源やスポット光源を多用すると、ライトの数に比例してレンダリング計算に時間がかかります。
- ライトは現在の書き込みレイヤーで配置されます。ライトの点灯・消灯はレイヤーの表示・非表示で切替えると便利なので、いっしょに点灯・消灯したいライトを昼用・夜用などに分けて、あらかじめレイヤー分けして設定しておくと便利です。