カメラ

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[レンダリング(G)]メニュー→[カメラ(G)]

[コマンド名称]

CAMERA

[コマンドコード]

J378

[ショートカット]

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15ページ

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[レンダリング(R)][カメラ(C)]

カメラリストの設定・編集をします。

説 明

視点・注視点の座標入力や焦点距離の変更、設定した複数のビューを記憶しておくことができますので、一度ビューを変更した後でも同じビューを簡単に再現できます。気に入ったビューを複数登録しておくことで、【連続レンダリング】コマンドで、連続的にレンダリングすることもできます。

視点・注視点の設定により、一点透視・二点透視・三点透視、ふ瞰図・鳥瞰図などができます。

[内観パース]

[外観鳥瞰図]

[外観ふ瞰図]

ダイアログ

①カメラリストが表示されます。ここからビューを選択します。

②選択または設定したカメラに名前を設定します。キーボードから文字を入力します。設定できる文字数は、半角で31文字(全角で15文字)までです。

③選択したビューを表示します。

[現在窓]ボタン        

アクティブなウィンドウに設定したビューを表示します。

[新規窓]ボタン        

新しいウィンドウを開いて設定したビューを表示します。

④カメラの設定を登録します。

[指定]ボタン        

直接、図面から視点・注視点を指定し、登録します。

[現在]ボタン        

アクティブなウィンドウに表示されているビューを登録します。

⑤カメラリストから選択しているカメラの設定を削除します。

⑥選択または設定したカメラの焦点、視点、注視点などが表示されます。また、直接キーボードから入力することもできます

[焦点]        

見る範囲(カメラの焦点距離と同じ)を設定します。初期値は「35」です。小さい値を入力すると広角(レンズの映す角度が広くなり広範囲を表示)、大きい値を入力すると望遠(遠くのものを大きく表示)で表示します。

[バンク]        

カメラの視線方向の傾き角度を設定します。正の値を入力すると、カメラを左に傾けた感じになります。負の値は右に傾けた感じになります。


[視点]        

自分が見る位置(目の位置)をXYZ座標値で設定します。

[注視点]        

注視点(目線の先の位置)をXYZ座標値で設定します。方向と高さによってアングルが変わります。注視点で指定した位置が画面の中央に表示されます。

⑦上下左右に視点を回転して表示します。([Ctrl]キーを押しながらクリックすると、注視点が回転します)。視点位置を見ている方向に向かって、[前進]または[後退]させます。

[表示更新]ボタン        

変更したビューに合わせて、プレビュー画面を更新します。


操 作

1.[指定]ボタンをクリックします。

2.視点、注視点を指示すると、カメラリストに追加されます。

3.[視点] [注視点]のZ座標(高さ)を入力します。また、[焦点]を変更すると、表示される範囲が変更されます。

4.[新規窓]ボタンをクリックすると、設定したビューが新しいウィンドウに表示されます。
また、[現在窓]ボタンをクリックした場合は現在作業しているウィンドウに表示更新されます。



補足

[1点透視]

[2点透視]

[3点透視]

「視点」「注視点」のX、Z座標またはY、Z座標の値が同じ

「視点」「注視点」のZ座標の値が同じ

「視点」「注視点」のX、Y、Z座標の値がすべて違う

また、画面をパース表示している場合に、[Shift]キーを押しながら上下の矢印([↓][↑])キーを押すと、視点位置を見ている方向に向かって、[前進]または[後退]します。