JWW保存
[リボンメニュー] | [ファイル(F)]メニュー→[書き出し(ZW)]→[JWW保存(8)] | |
([DRA-CADメニュー]) | [DRA-CADメニュー(F)]→[書き出し(ZW)]→[JWW保存(8)] | |
[コマンド名称] | WJWW | |
[コマンドコード] | J594 | |
[ショートカット] | - | |
[ポップアップメニュー] | - | |
[プルダウンメニュー] | [ファイル(F)]→[書き出し(W)]→[JWW保存(J)] |
現在編集中の図面をJWWのファイル形式で保存します。
詳細は【名前をつけて保存】コマンドを参照してください。
[保存]ボタンをクリックすると、JWW書き出しダイアログが表示されます。
〔一般〕タブ
①書き出すJw_cad for Windows(以下、JW_Win)のバージョンを指定します。
②[レイアウトを分解して変換]
元図面を表示 | レイアウトを表示 |
元図面が表示されている場合
[☑レイアウトを分解して変換]
元図面とすべてのレイアウトがJWWファイルとして保存されます。
元図面のファイル名は、[指定したファイル名] . jwwで保存されます。
例:SampleH . jww
レイアウトのファイル名は、[指定したファイル名] _ [レイアウト名] . jwwで保存されます。
例:SampleH _ 立面図 4 面 . jww
↑間はアンダーバー ( _ )
例:レイアウト名が2つとも「平面図」
1つめのレイアウト 例:SampleH _ 平面図 . jww
↑間はアンダーバー ( _ )
2つめのレイアウト 例:SampleH _ 平面図(1) . jww
間はアンダーバー ( _ ) ↑ ↑末尾に括弧付き(番号)
例:レイアウト名「平面図/1F」 → 変換後 : SampleH _ 平面図 _ 1F . jww
ファイル名に使用できない文字 例:( / )が ↑
アンダーバー ( _ ) に置き換わる
[☐レイアウトを分解して変換]
元図面だけがそのままJWWファイルとして保存されます。
ファイル名は、[指定したファイル名] . jwwで保存されます。
レイアウトが表示されている場合
[レイアウトを分解して変換]は設定できません。
表示されているレイアウトだけがそのままJWWファイルとして変換されます。
ファイル名は、[指定したファイル名] . jwwで保存されます。
③[オーバーレイを分解して変換]
☑ オーバーレイファイルを編集可能な線分や文字に分解して保存します。オーバーレイファイルを分解する時のレイヤ割り当ては、【環境設定】コマンドの「図面」-「全般」-[オーバーレイ分解時のレイヤ]に従って処理されます。
☐ オーバーレイファイルを図面から削除して保存します。
④設定する項目を☑します。
[画像をJWWファイル内に保存する]
図面に貼られた画像データをJWWファイル内に同梱する場合に☑します。
JW_Win Ver.7以降のデータ形式で保存した場合のみ、画像をJWWファイル内に保存することができます。
[画像をファイル保存先にフォルダを作って複写]
画像データが図面内にある場合に、図面ファイルと同じフォルダに画像フォルダを作成し、画像データを保存する場合に☑します。
チェックボックスがグレーになり☑が外せない時は、一時ファイル置き場にある画像が、図面内に配置されています。一時ファイル置き場にある画像は、DRA-CAD終了時に削除されます。
図面に貼られた画像が消えないように、画像ファイルを同梱しない場合([画像をJWWファイル内に保存する]を☐にする場合)は、必ずJWWファイル保存先にフォルダを作って画像を複写します。
一時ファイル置き場にある画像を、任意の場所に変更したい場合は、【図面の設定】コマンドの[全般]タブの[外部参照(シンボル・画像)をMPZ/MPX/MPS内に保存する]を☐にしてください。
[画像をBMP形式に変換]
BMP形式以外の画像データが図面内にある場合に、BMP形式に変換して保存します。
⑤[円を点に変換]
DRA-CADの円をJW_Winの点として変換したい場合に☑し、半径何㎜以下の円を点に変換するかを設定します。
[出力サイズ指定]
☑ 半径を出力時のサイズで指定します(現在作業中の図面縮尺に従います)。
☐ 出力時のサイズに図面縮尺の逆数倍を掛けた値
(例:出力サイズ3㎜、図面縮尺1/100 3×100=300㎜)で指定します。
⑥DRA-CADの点データをJW_Winの「実点」「仮点」のどちらで変換するかを指定します。
⑦DRA-CADの半角文字の扱いと文字幅の変換方法を設定します。
[全角文字に変換]
DRA-CADのすべての半角文字を全角文字として変換します。
[半角文字のまま]
DRA-CADのすべての半角文字を半角文字のまま変換します。
[半角文字列の文字幅は2倍]
[半角文字のまま]を選択した場合に、半角文字だけの文字列の文字幅を2倍の幅で変換したい場合に☑します。ただし、半角と全角が混在した文字列は対象外です。
⑧[設定の読込]
ファイルを開くダイアログを表示します(詳細は【開く】コマンドを参照)。保存してある設定ファイル(拡張子.INI)を読込み、現在の設定と置き換えます。
[設定の書込]
名前を付けて保存ダイアログを表示します。設定した内容を設定ファイル(拡張子.INI)として保存します。
〔カラー〕タブ
①JW_Winに設定する色を表示します。
②DRA-CADのカラー番号に対するJW_Winの線色番号を個別に設定します。
初期値では、1~8番まではDRA-CADのカラー番号とJW_Winの線色番号が同じになるように設定され、9番以降は、JW_Winの標準線色8種類のうち近い色が設定されています。また、17~24番以降は、JW_Winの標準線色と同じ色に設定されています。
③DRA-CADのカラー番号と同じ色をJW_Winの線色番号に設定する場合に☑します。
④[自動で変換する]
DRA-CADの画面表示と同じ色合いで、JW_Winで表示されるように自動で変換します。
DRA-CADの1番から8番をJW_Winの画面要素-基本線色1番から8番にします。DRA-CADでカラー名称「補助線色」のカラー番号の図形をJW_Winの補助線色にします。ただし、SXF仕様の既定義線色1番から16番に合致するカラー名称の色がある場合は、JW_WinのSXF拡張線色1番から16番にします。17番カラー以降で、上記に当たらない色は、順番にJW_WinのSXFユーザー定義線色にします。
〔レイヤ〕タブ
①DRA-CADのレイヤ番号に対するJW_Winのレイヤ番号(レイヤグループ番号-レイヤ番号)を個別に設定します。
初期値では、DRA-CADのレイヤ0番に、JW_WinのレイヤF-F番、DRA-CADのレイヤ1番~256番の順に、JW_Winのレイヤ0-0番からF-F番が設定されています。
②[補助線にする]
DRA-CADの線分をJW_Winの補助線として設定したい場合に☑し、レイヤ番号またはグループ番号を個別に指定します。両方を☑した場合は、設定したレイヤ番号とグループ番号両方の条件を持つデータが補助線として変換されます。
[レイヤ]
設定したレイヤ番号のデータがすべて補助線として変換されます。
[グループ]
設定したグループ番号のデータがすべて補助線として変換されます。
〔線種〕タブ
①DRA-CADの線種番号に対するJW_Winの線種番号を個別に設定します。
初期値では、1~5番まではDRA-CADの線種とJW_Winの線種がほぼ同じになるように設定されています。DRA-CADの線種番号6番以降を使っているときは、その線種番号に対するJW_Winの線種を標準線種8種類+補助線種+拡張線種9種類から設定してください。
②[自動で変換する]
DRA-CADの線種とJW_Winの線種定義をできるだけ同じになるように変換します。
初期設定は、以下のように変換します。
DRA-CAD | JW_Win | |
実線 | 実線 | |
破線 | 点線2 | |
点線 | 点線1 | |
一点鎖線 | 一点鎖線2 | |
二点鎖線 | 二点鎖線2 |
線種名が「実線」「点線1」「点線2」「点線3」「一点鎖線1」「一点鎖線2」「二点鎖線1」「二点鎖線2」「補助線種」「ランダム線1」~「ランダム線5」「倍長線1」~「倍長線4」ならば、JW_Winの基本設定の線種へ変換します。
線種名が「continuous」「dashed」「dashed spaced」「long dashed dotted」「long dashed double-dotted」「long dashed triplicate-dotted」「dotted」「chain」「chain double dash」「dashed dotted」「double-dashed dotted」「dashed double-dotted」「double-dashed double-dotted」「dashed triplicate-dotted」「double-dashed triplicate-dotted」ならば、 JW_WinのSXF拡張線種の既定義線種へ変換します。
JW_Winの標準線種、補助線種、ランダム線種、倍長線種、SXF対応拡張線種を異なる線種となるように変換します。
上記以外の線種は、カスタマイズされた線種として、JW_WinのSXF対応拡張線種のカスタマイズ線種へ変換します。
カスタマイズされたランダム線種は、JWW書き出し時に初期値のランダム線種になります。
〔文字種類〕タブ
①DRA-CADの図面中の全文字データの文字サイズ(高さ、幅、間隔)と文字サイズの個数がカウントされ、上位7種類までは個数の多いものから順に表示されます。残りは他と顕著に異なる文字サイズが表示されます。
[種類]で設定されたJW_Winの文字種類番号に変換されます。
文字の種類が11種類以上の場合は[任意サイズ]と表示されます。
[個数]
図面内に描かれた文字の個数が表示されます。
[線色]
〔カラー〕タブで設定したJW_Winの線色番号が表示されます。
[高さ/幅/間隔]
文字のサイズを出力サイズで表示します。
[種類]
JW_Winに変換後の文字種類を設定することができます。文字種類をクリックすると、ドロップダウンコンボを表示して文字種類を変更することができます。
[全て任意サイズ]ボタンをクリックすると、すべての文字種類が任意サイズになります。
②文字種類番号順に①で設定された文字サイズなどが表示されます。
線色番号、高さ、幅、間隔の数値をクリックすると、設定を変更することができます。[任意サイズ]と設定された文字の線色番号、文字サイズなどは、表示されずに①で表示された線色番号、文字サイズなどで変換されます。
③[文字も大きさを10種類にまとめる]
11種類以降の文字種類を最も近い文字サイズの文字種類番号を割り当てて、文字種類を10種類に変更する場合に☑します。
☐の場合は、11種類以降の文字種類は、文字種類が[任意サイズ]になります。
④[線種の違いを考慮する]
文字のサイズ(高さ、幅、間隔)が同じ場合でも、文字の色が違う場合は別の文字種類としてカウントしたい場合に☑します。
⑤[自動で変換する]
DRA-CADで表示されているのと同じ大きさや色で文字列が表示されるように変換します。
文字の大きさと色の組み合わせで、使用頻度の高い順に10種類を、JW_Winの文字種1から文字種10に割り当てます。
上記以外の文字列は、JW_Winの任意サイズとして変換します。
補足
マスクカラー合成を設定 | 設定前 |
↓ 設定後 ↓ | |
| |
Jw_cadで[編集]→[画像編集]→[☑透過色設定]→画像を選択(クリック)→透過色に表示(180,250,255)の場合 |
メッセージの例