DWG保存
[リボンメニュー] | [ファイル(F)]メニュー→[書き出し(ZW)]→[DWG保存(6)] | |
([DRA-CADメニュー]) | [DRA-CADメニュー(F)→[書き出し(ZW)]→[DWG保存(6)] | |
[コマンド名称] | WDWG | |
[コマンドコード] | J593 | |
[ショートカット] | - | |
[ポップアップメニュー] | - | |
[プルダウンメニュー] | [ファイル(F)]→[書き出し(W)]→[DWG保存(D)] |
現在編集中の図面をDWGのファイル形式で保存します。
詳細は【名前をつけて保存】コマンドを参照してください。
[保存]ボタンをクリックすると、DWG/DXF書き出しダイアログが表示されます。
〔一般〕タブ
※LE版では、「ポリゴンの三角形分割」は表示されません。
①書き込むAutoCADのバージョンを指定します。
Release12、Release13、Release14
2000/2002、2004/2005、2007/2008/2009、2010/2011/2012、2013 - 2017、2018 - 2024
②文字列原点位置の指定をします。
[そのまま]
[EXTFONT]
文字の原点位置をそのまま保存します。
[フィットで出力]
文字列の左下と右下の間に収まるように変換します。原点も左下と右下の2点で変換されます。
③日本語フォントの指定をします。
[なし]
英語版のAutoCADで使用する場合に指定します。
[BIGFONT]
JIS第一水準の全角文字を含むフォントを使用する場合に指定します。
JIS第一・第二水準の全角文字を含むフォントを使用する場合に指定します。
[EXTFONT2]
JIS第一・第二水準、NEC特殊文字、IBM拡張文字の全角文字を含むフォントを使用する場合に指定します。
④穴ポリゴンや閉じた3次元ポリラインを三角形に分割して3次元面として書き込みます。
変換を行わない場合は閉じた3次元ポリラインとして書き込みます。
※LE版では、「ポリゴンの三角形分割」は表示されません。
[穴ポリゴン]
穴ポリゴンを三角形に分割します。
[五角形以上のポリゴン]
五角形以上のすべてのポリゴンを三角形に分割します。
[凹ポリゴン]
四角形以上の凹ポリゴン(へこんだ部分があるポリゴン)を三角形に分割します。
⑤ブロック名の変換方法を指定します。
[番号]
ブロック名を番号に置き換えて変換します。
[ブロック名]
ブロック名のまま変換します。
⑥レイヤ名の変換方法を指定します。
[番号だけ]
レイヤ名を番号で変換します。
[レイヤ名だけ]
レイヤ名だけを変換し、番号は変換しません。
[レイヤ番号とレイヤ名]
レイヤ名を番号とレイヤ名で変換します。
⑦オーバーレイファイルの変換方法を指定します。
[変換しない]
オーバーレイファイルを図面から削除して保存します。
[分解して変換]
オーバーレイファイルを編集可能な線分や文字に分解して保存します。
ただし、オーバーレイファイル内の非表示レイヤーのデータは削除され、オーバーレイ図面ファイルごとに空いている1つのレイヤーに変更されます。
⑧文字サイズについて設定します。
[文字幅の自動調整]
文字幅をフォントごとの文字幅情報により自動調整します。文字幅情報がないフォントは、[文字幅倍率]を参照します。
[文字高さの自動調整]
文字の高さをフォントごとの文字高さ情報により自動調整します。
[文字スタイルを個別に扱う]
DRA-CADの文字スタイルをAutoCADの文字スタイルとして扱います。☑にすると〔フォント〕タブでフォントとともに文字スタイル名が表示されます。
[文字幅倍率]
DWG/DXFに定義された文字幅に対する比率を指定します。文字原点を「そのまま」で書き出す場合にのみ有効になります。
DRA-CADの文字幅×[文字幅倍率]÷DRA-CADの文字高さ=AutoCADの文字縦横比
⑨設定する項目を☑します。
[旧寸法線も寸法線に変換]
【寸法線】コマンドの「旧寸法線」、【通り心】コマンドの「旧通り心」で作図した寸法線をAutoCADの寸法図形に変換します。寸法図形に変換されると、線分、文字、矢印形状などが1つの固まりとなって変換します。☐の場合は、線分、文字、矢印形状などが個々の要素として変換します。
[文字位置自由の寸法文字も常に寸法線と移動]
【寸法線】【通り心】コマンドで作図した寸法線で「寸法文字位置自由」の寸法線図形や、寸法属性から変換された寸法線の文字をAutoCADのストレッチコマンドで後から文字位置をストレッチ移動した距離分だけ寸法文字位置が移動します。☐の場合は、文字の原点が含まれなければ入力した文字位置のまま移動せず、含まれれば、ストレッチ移動した距離分だけ文字位置が移動します。
[線幅を変換する]
DRA-CADの線幅をDWG/DXFの最も近い線幅に変換します。☐の場合は、BYLAYERで「既定値」の線幅になります。
⑩ファイルを開くダイアログを表示します。
保存してある設定ファイル(拡張子.INI)を読み込み、現在の設定と置き換えます。
⑪名前を付けて保存ダイアログを表示します(詳細は【名前をつけて保存】コマンドを参照)。
設定した内容を設定ファイル(拡張子.INI)として保存します。
〔レイヤ名〕タブ
①DRA-CADのレイヤ番号・レイヤ名に対するDWG/DXFファイルのレイヤ番号・レイヤ名を個別に設定します。
②各ボタンをクリックすると[番号だけ]・[名前だけ]・[番号+名前]を自動的に入力します。
ボタンをクリックする前に変更した項目は上書きされます。
〔ブロック名〕タブ
①DRA-CADのブロック名に対するDWG/DXFファイルのブロック名を個別に設定します。
②各ボタンをクリックすると[番号]・[名前]を自動的に入力しますが、ボタンをクリックする前に変更した項目は上書きされます。
〔カラー〕タブ
①DRA-CADのカラー番号に対するDWG/DXFファイルの色番号を個別に設定します。
初期値では、1~7番まではDRA-CADの色とDWG/DXFファイルの色がほぼ同じになるように設定されています。8番以降は[その他の色]でそれぞれ必要に応じて設定します。
②AutoCADとDRA-CADのパレットから、もっとも近い色番号に設定します。
〔線種〕タブ
①DRA-CADの線種番号に対するDWG/DXFファイルの線種名を個別に設定します。
初期値では、1~5番まではDRA-CADの線種とDWG/DXFファイルの線種がほぼ同じになるように設定されています。6番以降のオリジナルの線種は[DRA-CAD+線種番号]で設定されます。
②初期値に戻ります。
〔フォント〕タブ
①DRA-CADのフォントに対するDWG/DXFファイルの文字スタイル名を個別に設定します。
[>>]ボタンを押すとDWG/DXFのフォントファイルダイアログが表示され、個別にフォントファイルを設定することができます。
フォントファイル名とBIGFONTファイル名を指定します。初期値はtxtと〔一般〕タブのBIGFONTで設定したフォントになります。
[TrueTypeフォントを使う]
TrueTypeフォントを指定することができます。ただし、BIGFONTファイルは指定できません。
[全て]ボタンを押すとDWG/DXFのフォントファイルダイアログが表示され、すべて同じフォントファイルを設定することができます。
②☑にすると、DRA-CADで使われているTrueTypeフォント名をDWG/DXFファイルのスタイルのフォントファイル名に自動設定します。
補足