ピンセット
[リボンメニュー] | [編集(E)]メニュー→[ピンセット(Z9)]→[ピンセット(1)] | |
[コマンド名称] | TWEEZERS | |
[コマンドコード] | J106 | |
[ショートカット] | - | |
[ポップアップメニュー] | 8、12ページ ※LE版では12ぺージ | |
[プルダウンメニュー] | [修正(M)]→[ピンセット(P)] |
線分や円弧などの移動、複写、端点移動、分割をします。
※[詳細設定]と[標準設定]はクリックするごとに切り替わります。[詳細設定]ボタンをクリックすると、ダイアログが追加表示されます。
[標準設定]の場合 | [詳細設定]の場合 |
①編集方法を指定します。
[移動]
線分を移動します。
[コピー]
線分を複写します。
[ストレッチ]
線分上の1頂点を移動します。
[ストレッチ分割]
線分を指定位置で分割し、その点を移動します。
[移動] | [コピー] | |
[ストレッチ] | [ストレッチ分割] | |
②【寸法線】、【通り心】コマンドで作図した寸法線の、寸法文字の位置に関する設定項目を☑します。
※編集方法が「ストレッチ」の場合にのみ設定できます。
[寸法線に合わせて移動]
数値の位置と寸法値を考慮して編集します。
[文字位置自由に変更]
寸法文字の位置を自由に移動することができます。
[寸法位置固定に変更]
寸法文字の位置は寸法線を考慮して移動します。
[☐寸法線に合わせて移動] | [☑寸法線に合わせて移動] | [寸法位置固定] |
③【面積文字記入】コマンド、【長さ文字記入】コマンド、【勾配文字記入】コマンド、【寸法線】コマンドの「旧寸法線」、【通り心】コマンドの「旧通り心」で作図した数値文字や寸法線などの寸法属性数値の編集方法を指定します。
[考慮しない]
通常の線分として編集します(寸法値は変わりません)。
[数値のみ考慮]
数値の位置は変えず、寸法値のみ再計算します。
ただし、パッケージ内にある数値文字は変更されません。
[位置と数値を考慮]
数値の位置と寸法値を考慮して編集します。
ただし、パッケージ内にある数値文字は変更されません。
[考慮しない] | [数値のみ考慮] | [位置と数値を考慮] |
④[☑寸法線の記入縮尺を考慮する]にすると、寸法線作成時の記入縮尺の状態で寸法数値を生成します(寸法線作成時の記入縮尺を再現します)。
☐の場合は、現在の記入縮尺で寸法数値を生成します。記入縮尺を使用していない場合、結果は変わりません。
図面の縮尺1/100 「記入縮尺1/100」」でX方向に1000mm伸ばす
[☑寸法線の記入縮尺を考慮する] | [☐寸法線の記入縮尺を考慮する] | ||
記入縮尺 1/100で作図 記入縮尺 1/50で作図 |
図面の縮尺1/100 「記入縮尺1/50」でX方向に500mm伸ばす
[☑寸法線の記入縮尺を考慮する] | [☐寸法線の記入縮尺を考慮する] | ||
記入縮尺 1/100で作図 記入縮尺 1/50で作図 |
[移動]
移動する線分を指定(基点を指示)し、移動先を指定します。
[ストレッチ]
ストレッチする線分を指定(基点を指示)し、移動先を指定します。
画像やOLEオブジェクトは、四隅を指定し、移動先で[Ctrl]キーを押しながらクリックすることで、縦横比を保持したまま大きさを変更することができます。
例:画像[縦横比を保持]
[ストレッチ分割]
ストレッチする線分を指定(分割点を指示)し、移動先を指定すると、頂点が追加され図形が変形します。
旧寸法線対応の面積文字記入の例:[位置と数値を考慮]を設定→【面積文字記入】コマンドで配置した文字が連動する