計算文字記入
[リボンメニュー] | [文字(T)]メニュー→[面積文字記入(Z2)]→[計算文字記入(4)] | |
[コマンド名称] | TEXTARITH | |
[コマンドコード] | J809 | |
[ショートカット] | - | |
[ポップアップメニュー] | ||
[プルダウンメニュー] | [文字(T)]→[計算文字記入(4)] |
文字列同士の四則演算を行い、結果を表す文字を記入します。
数値文字の参照図形が編集されると、自動的に値が変わります。
①数式を入力します。
[平均]、[+]、[-]、[×]、[÷]ボタンをクリックして図面内の文字列を四則演算できます。
図面内の数値文字列を指定した時は、数値文字番号が数式に入力されます(例えば、数値文字番号が1番の時は「D1」になります)。
数値文字列の参照図形が編集されると、数式の計算結果も自動的に変わります。
指定できる数値文字列は、数値の書かれた文字列や、図形に関連付けられている数値文字列(※1参照)です。
※1:面積文字記入や長さ文字記入、勾配文字記入、寸法線コマンドなどで入力された文字列です。ただし、図形に複数の関連付けされた数値文字列がある場合は、それらの数値文字は参照できません。また、後から計算文字記入で式に使っていた数値文字が関連する図形に対して、他の数値文字が関連付けられた場合は、図形の編集後に「計算できません。」とメッセージが表示されます。
数式欄では、任意に数式を編集できます。数式には半角数字と半角演算子(「+」、「-」、「*」、「/」、「(」、「)」)が使えます。全角数字や全角演算子は[=]ボタンをクリックするなどで計算されると半角文字に修正されます。
ボタンから図面にある計算文字記入で作成された文字列を指示すると、その数式を取得します。
数式欄に入力されている数式は削除されて、置き換わります。
計算文字記入で作成された文字列以外は取得できません。
②数式中にある数値文字番号を、数値に置き換えた式を表示します。数式欄の内容と見比べることで、数値文字番号が指す値を確認できます。
③数式の計算結果の値を表示します。
計算は、[+]、[-]、[×]、[÷]、[平均]、[記入]、[クリア]ボタンをクリックすると行われ、計算結果が更新されます。
計算が行えない場合は、その原因をメッセージで表示した後、数式中の数値文字番号が原因の場合は、該当する数値文字番号を赤く表示します。
計算できない時は、一旦[クリア]ボタンを押して式を入力しなおすか、数式欄を修正して[=]ボタンを押します。
④図面中の文字列を足したり引いたりして数式を入力します。
[+][-][×][÷]ボタン
2つ以上の文字列を指示すると、指示した文字列の数値部分を四則演算します。範囲指定で複数の文字列を指示すると、選択した文字列をすべて四則演算します。[+]ボタンをクリックして範囲指定した場合は、選択した文字列の総和が求まります。ボタンを押す前に、数式欄に式がある場合は、式の最後に四則演算を加えます。
[平均]ボタン
2つ以上の文字列を指示すると、指示した文字列の数値部分の平均を求めます。範囲指定で複数の文字列を指示すると、選択した文字列の平均が求まります。
[クリア]ボタン
数式が削除されます。
⑤計算結果を図面へ記入します。
⑥文字サイズ設定ダイアログを表示し、文字のサイズを設定します(文字サイズ設定の詳細は、【文字記入】コマンドを参照)。
⑦表示する文字列の書式を設定します。計算結果の前後に任意の文字列を表示したい場合は、接頭語と接尾語の欄に文字列を入力します。
[坪][㎡][m][mm]ボタン
接尾語の文字列に指定した「坪」、「㎡」などの文字列が入力されます。
[C]ボタン
接頭語や接尾語が削除されます。
⑧計算結果の値を設定します。
[小数点以下桁数]
数値の小数点以下桁数を設定します。
[丸め方法]
数値の丸め方法を設定します。
[桁区切り記号を表示]
数値の桁区切り記号「,」を表示する場合に☑します。
⑨表示する文字列の原点を設定します。
⑩文字列の配置の仕方を設定します。
[ドラッギング]
文字列をドラッギングして配置します。
[置換記入]
図面に描かれている文字列と入れ替えて配置します。
1.[+]ボタンをクリックして、図面内の文字列をドラッグで囲みます。
2.カーソルに文字がドラッグしますので、配置します。
補足