文字交換

図面に書かれた文字列を他の文字列に交換します。定義ファイルに書かれている文字列が指示されたとき、その定義ファイルにある次(または前)の文字列に交換します。定義ファイルをメモ帳などで編集することで、交換する文字列の候補をカスタマイズできます。

■操 作

１．交換したい文字列(もしくは文字列中の単語の位置)を指示します。

例：平面図

２．交換したい文字列でマウスホイールを回転する、またはマウスボタンをクリックする度に、交換する文字列に変わります。ホイールを逆回転する、またはマウスを右クリックすると、ひとつ前の文字列に戻ります。交換する文字列がない場合はビープ音が鳴ります。

※ここでは、交換する文字列がわかりやすいようにメモ帳を開いて説明しています。図面に描かれた文字列を指定のファイルから自動で判断し順に文字交換されます。【文字交換】コマンド実行時にメモ帳が開かれる訳ではありせん。

３．何も図形がないところで右クリックするとコマンドが終了します。

補足

• 交換する文字列の組み合わせは、下記の場所にテキストファイルで保存されています。
  【環境設定】コマンドの「保存」－「全般」－[DRA-CADが使用するフォルダの場所]の
  「￥TEMPLATE¥Text¥文字交換」フォルダ―内にあるテキストファイルをメモ帳などで開いて編集することで、オリジナルの文字交換リストを作成できます。文字交換を行う文字列の組み合わせを、テキストファイルに改行しながら記載します。
• 上記テキストファイルが複数ある場合は、ファイル名により優先順位が決まります。ファイル名の先頭を、より小さい数字にすることで優先的に変換します。