直接文字入力/編集

[リボンメニュー]

[文字(T)]メニュー→[直接文字(3)]

[コマンド名称]

TEDITD

[コマンドコード]

J478

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

6、20ページ

[プルダウンメニュー]

[文字(T)][直接入力/編集(D)]

文字を直接入力、または記入した文字列の内容を直接編集します。

書式バーでフォント名や文字サイズなどを設定し、文字を直接入力します(この時のフォント名や文字サイズの初期値は、「文字サイズ設定」で設定したものが有効になります)。
また、修正したい文字列を1つずつ指定し、修正や文字の書式、カラーなどを変更することができます。

フォント名

文字色

ボールド

イタリック

下線

取り消し線

上付文字

下付文字

高さ

間隔

切り取り

コピー

貼り付け

文字列の貼り付け

書式の貼り付け

また、エディットボックス内で右クリックすると、以下の編集メニューが表示されます(詳細は【文字記入】コマンドを参照)。

[元に戻す]/[やり直し]        

実行した操作を、1操作前の状態に戻す、および【元に戻す】コマンドの実行を取り消します。

[切り取り]/[コピー]        

選択した文字を切り取り(コピー)、クリップボードにコピーします。

[貼り付け]        

[切り取り]や[コピー]でクリップボードにコピーされた文字を貼り付けます。

[文字列の貼り付け]        

[切り取り]や[コピー]でクリップボードにコピーされた文字列だけを現在設定されている書式で貼り付けます。

[書式の貼り付け]        

切り取り]や[コピー]でクリップボードにコピーされた文字の書式を貼り付けます。

[削除]        

選択した文字を削除します。

[テンプレート文字]        

文字テンプレートダイアログを表示します。テンプレートファイル(.txtファイル)から記入文字列をダブルクリックすると取得できます。

[すべて選択]        

文字をすべて選択します。

[書式バーの非表示]([書式バーの表示])        書式バーを非表示(表示)にします。

[設定]        

直接文字入力・編集の設定ダイアログを表示し、下記の設定を行うことができます。

[編集実行時に文字列を全選択する]
文字列をすべて選択状態にしてエディットボックスを表示する場合に☑します。

[常に書式バーを表示する]
書式バーを常に表示する場合に☑します。☐の場合は、書式バーの表示状態を継続します。

[選択色]        

エディットボックスで選択している文字列の背景色を指定します。


[キー割付]        

エディットボックス表示時の[文字列の貼り付け]や[書式の貼り付け]、確定と改行のキーボード操作の割付を指定します。

操 作

[入力]

1.作業ウィンドウをクリックすると、書式バーとエディットボックスが表示されます。書式バーでフォント名や文字サイズなどを設定します。

2.文字列を入力し、エディットボックス外をクリックすると、文字が確定します。

[文字編集]

1.変更する文字をクリックすると、書式バーとエディットボックスが表示されます。


2.ドラッグして編集する範囲を指定し、文字を書き換えます。エディットボックス外をクリックすると、文字が変更されます。

[文字書式修正]

1.ドラッグして修正する範囲を指定し、書式バーから文字の書式を変更します。エディットボックス外をクリックすると、文字の書式が変更されます。

例:MSゴシック→MS明朝、カラーを赤へ変更


補足

表示

「全般」-[☑線幅を印刷状態で表示]と「文字」-[☑DRA文字を表示時に線幅有効]にすると、DRA-CADフォントの文字を設定された線幅で表示します。ただし、「全般」-「描画方法」-[DirectX]を設定した場合、「文字」-[DRA文字を表示時に線幅有効]は線幅は1ドット固定になり、設定できません。

「文字」-[☑TrueTypeをDRA文字表示]にすると、TrueTypeフォントの文字をDRA-CADフォントで表示します。TrueTypeフォントをDRA-CADフォントで描画することにより描画速度を速くします。


DRA-CADフォントの場合、設定した高さ以下の文字は画面上では×で表示されます。「文字」-「省略文字高さ」でDRA-CADフォントの高さをドット数で設定します。


「全般」-「描画方法」-[DirectX]を設定した場合、文字は内部的に線分化(拡張ポリライン)に変換して描画されるため、滑らかな表示にはなりません。

「文字」-[☑3D時に文字を表示]にする、または【表示設定】コマンドで「その他の表示」-[3D時に文字]をONにすると、3次元編集モードでも文字列を表示することができます。

※LE版では、「3D時に文字を表示」は表示されません。


「印刷」-「全般」

[☑DRA文字印刷時に線幅有効]にすると、DRA-CADフォントの文字を設定された線幅で印刷します。また、[☑TrueTypeをDRA文字印刷]にすると、TrueTypeフォントの文字をDRA-CADフォントで印刷します。

「その他」-「文字」

[☑IME自動切り替え]にすると、数値入力の箇所ではIME(日本語入力システム)をオフに、文字入力の箇所では自動的にIME(日本語入力システム)をオンにします。