斜線制限

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[法規(R)]メニュー→[斜線制限(3)]

[コマンド名称]

SYASEN

[コマンドコード]

J568

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[建築(K)][斜線制限(V)]

斜線制限(道路斜線・隣地斜線・北側斜線)の斜線を作図します。

建築基準法、建築基準法施行令などに基づいた道路斜線、隣地斜線、北側斜線の各斜線の作図をします。

確認申請時における各種斜線制限による建築可能空間(断面形状)の検討が行えます。

例えば、第1中高層住居専用地域において、前面道路が12mを超える場合のセットバックを適用した場合と適用しない場合の斜線制限範囲は、セットバック距離のチェックボックスを切り替えて作図することで比較ができます。


ダイアログ

①確認したい斜線制限の種類を選択します。

[道路斜線制限]        

道路の日当たりや通風に支障をきたさないように建築物の高さを制限します。

[隣地斜線制限]        

隣地の日当たりや通風に支障をきたさないように建築物の高さを制限します。

[北側斜線制限]        

北側の土地の日当たりや通風に支障をきたさないように建築物の高さを制限します。

[道路斜線制限]

[隣地斜線制限]

[北側斜線制限]

②用途地域名を選択します(詳細は【建ぺい率・容積率の計算】コマンド参照)。

③用途地域固有の容積率の上限を選択します(詳細は【建ぺい率・容積率の計算】コマンド参照)。

④設定する項目を☑します。

[前面道路の幅員]        

計算を行う断面における前面道路の幅(m)を入力します。

[道路斜線制限]

[北側斜線制限]

[建築物のセットバック]        

建物の敷地境界線からの壁面後退距離(m)を入力します。

[道路斜線制限]

[隣地斜線制限]


[前面道路の反対側にある公園/広場/水面等の幅]

前面道路の反対側にある公園、広場、水面などの幅(m)を入力します。

[道路斜線制限]

[隣地斜線制限]

[北側斜線制限]

[道路又は隣地との高低差]        

道路または隣地との高低差を入力します。

[道路斜線制限]

[隣地斜線制限]

[北側斜線制限]

[特定行政庁指定区域内]        

特定行政庁指定区域内の建築物の場合に☑します。
用途地域や容積率の上限によって適用距離や斜線勾配の数値が変わります。

⑤設定した斜線制限のプレビューが表示されます。


⑥斜線、寸法線、文字の属性(レイヤ・カラー・線種・線幅)を指定して作図する場合に☑し、その番号を設定します。☐の場合は、現在の書き込み属性で作図します。

[文字サイズ]        

文字サイズ設定ダイアログを表示し、文字サイズを設定します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。

⑦寸法線について設定します。

[足の長さ]        

寸法線の寸法の足の長さを設定します。

[オフセット]        

指示した位置から寸法線を離す距離を設定します。

[丸止直径]        

寸法止円のサイズを設定します。

[出力サイズ指定]        

出力時のサイズで指定します(現在作業中の図面縮尺に従います)。
☐の場合は、出力時のサイズに図面縮尺の逆数倍掛けた値(例:出力サイズ3㎜、図面縮尺1/100 3×100=300㎜)で指定します。


操 作

条件を設定し、[斜線作図]ボタンをクリックします。

2.敷地の道路境界点もしくは隣地境界点を指示します。

3.マウスの動きに合わせて斜線が仮に作図されます。作図を行いたい方向、長さを決定してクリックします。

4.自動的に寸法線と寸法数値が仮に作図されます。クリックして作図します。

5カーソルに勾配記号が表示されます。配置する位置をクリックすると、勾配記号が配置されます。



補足