ストレッチ

[リボンメニュー]

[編集(E)]メニュー→[ストレッチ(A)]

[コマンド名称]

STRETCH

[コマンドコード]

J237

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

8ページ

[プルダウンメニュー]

[修正(M)][ストレッチ(X)]

図形の頂点を移動して変形させます。変形の方法は2種類(【図面から】【移動量指定】)あります。

【ストレッチ(図面から)

移動変形の基点と目的点を図面から位置を指定して移動変形します。

【ストレッチ(移動量指定)

移動量(X,Y)を設定して移動変形します。

 ストレッチ(図面から)

[コマンド名称]

STRETCHD

[コマンドコード]

J92

[ショートカット]

 ストレッチ(移動量指定)

[コマンド名称]

STRETCHXY

[コマンドコード]

J80

[ショートカット]


ダイアログ

①距離で移動変形する場合に☑し、その距離を設定します。☐の場合は、基点(第1点)と移動先(第2点)を図面から指定します。

[傾き][☑移動量]

例:X、Y=1000

[☐移動量]

②【寸法線】コマンドの「旧寸法線」、【通り心】コマンドの「旧通り心」で作図した数値文字や寸法線などの寸法属性数値の編集方法を指定します。

[考慮しない]        

通常の線分として編集します(数値の位置と寸法値は変わりません)。

[数値のみ考慮]        

数値の位置は変えず、寸法値のみ再計算します。

[位置と数値を考慮]        

数値の位置と寸法値を考慮して編集します。

[考慮しない]

[数値のみ考慮]

[位置と数値を考慮]

③【寸法線】コマンド、【通り心】コマンドなどで、[☑寸法文字位置自由]にして作図した寸法線の、寸法文字の位置を考慮する場合に☑します。寸法線の編集に応じて寸法文字が移動されます。

[☐寸法文字位置を考慮]

[☑寸法文字位置を考慮]

④設定する項目を☑します。

[文字は原点位置を囲む]

文字列を移動する場合に、その文字列の原点位置だけを囲んで編集対象とします。☐の場合は、文字列の全体が指定範囲に含まれている場合に編集対象となります。

[パッケージの中身も編集]

パッケージ化されたデータを変形します。

[最初に図形を選択]

変形する図形を選択してから、移動したい頂点を含む範囲を指定します。
特定の図形だけをストレッチしたい場合に☑します。

[☐最初に図形を選択]例:X=1000

[☑最初に図形を選択]例:X=1000

[寸法線の記入縮尺を考慮する]

☑にすると、寸法線作成時の記入縮尺の状態で寸法数値を生成します(寸法線作成時の記入縮尺を再現します)。☐の場合は、現在の記入縮尺で寸法数値を生成します。記入縮尺を使用していない場合、結果は変わりません。


図面の縮尺1/100「記入縮尺1/100」でX方向に1000mm伸ばす

[☑寸法線の記入縮尺を考慮する]

[☐寸法線の記入縮尺を考慮する]

記入縮尺

1/100で作図

記入縮尺

1/50で作図

図面の縮尺1/100「記入縮尺1/50」でX方向に500mm伸ばす

[☑寸法線の記入縮尺を考慮する]

[☐寸法線の記入縮尺を考慮する]

記入縮尺

1/100で作図

記入縮尺

1/50で作図

⑤設定する項目を☑します。

[ドラッギング]        

図形を表示しながら移動変形します。[☑移動量]の場合は、無効です。

⑥設定する項目を☑します。

[この設定を継続]        

次回コマンド実行時にダイアログの☑状態を継続します。


操 作

[☑移動量]

移動したい頂点を含む範囲を指定すると、設定した距離で頂点が移動し、図形が変形します。

[☐移動量]

1.移動したい頂点を含む範囲を指定し、基点(第1点)を指示します。

2.移動先(第2点)を指示すると、頂点が移動し、図形が変形します。


[☑移動量/☑最初に図形を選択]

変形する図形を選択します。移動したい頂点を含む範囲を指定すると、設定した距離で頂点が移動し、選択した図形が変形します。


補足