鉄骨面接合

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[作図(D)]メニュー→[鋼材形状(ZL)][鉄骨面接合(3)]

[コマンド名称]

SSTLJITP

[コマンドコード]

J634

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17ページ LE版では11ぺージ

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[構造(S)][鉄骨面接合()]

鉄骨(H形鋼)のピン接合部分を作図します。

ダイアログ

〔H形鋼〕タブ

①作図するH形鋼のサイズを設定します。

②作図面[1面せん断、2面せん断、カット]を指定します。

[1面せん断]

[2面せん断]

[カット]

③[☑長さ]の場合に、配置する時の基準点を指定します。

④使用する鋼材リストを設定します(詳細は【鋼材形状】コマンド参照)。

⑤設定する項目を☑します。

[回転角]        

[☑長さ]の場合に、設定した角度で回転して作図します。

[オフセットX(Y)]        

[☑長さ]の場合に、配置原点をカーソルから設定した距離を離して作図します。

例:[1面せん断]

[回転角]例:配置原点(右上)

[オフセット]例:配置原点(右上) Y=-500と設定した場合

[長さ]        

長さを設定して作図します。☐の場合は、2点を指示してその点を結んだ線分の長さで作図します。

[端部を閉じる]

端部に線分を描きます。


[☑長さ]

[☐長さ]

[☑端部を閉じる]

⑥継手のボルト軸径、部材間のあき寸法などを設定します。

[ボルト軸径]は、12、16、20、22、24、27mmの6種類あり、[ボルト軸径]を変更すると[はしあき]と[ピッチ]が変更されます。

[下端カット]        

作図面が[カット]の場合に、取り付く大ばりの成を設定します。

[ボルト軸径]

[1面せん断]

[2面せん断]

[カット]

⑦鋼構造設計規準を考慮したピッチ制限を設定します。
[標準ピッチを考慮する]を指定するとピッチ(標準)の値、[最小ピッチを考慮する]を指定するとピッチ(最小)の値が設定されます。[考慮しない]を指定した場合は、変更されません。

⑧ボルトの作図方法を指定します。

[記号]        

ボルトを記号形式で作図します。

[軸径]        

ボルトを軸径サイズで作図します。

[記号]

[軸径]

[ボルト記号設定]ボタン        

ボルト記号設定ダイアログが表示され、[記号]で作図する際の詳細な設定を行います。

ボルトをすべて同じ記号サイズ、倍率を使用する場合、[☑同じサイズを使用する]にします。
☐の場合は、ボルト種ごとに記号サイズ、倍率を設定します。

[記号サイズ]        

記号のサイズを設定します。

[記号倍率]        

記号が○と×などの記号の組み合わせの場合に、記号サイズに対する倍率で大きさを指定します。


⑨ウェブを作図する場合のボルトの本数、ピッチ、ゲージ、はしあき距離を設定します。

[HTB本数]        

片側ウェブに打つボルトの本数を設定します。

[1面せん断]

[2面せん断]

[カット]

〔引出線〕タブ

詳細は【柱断面】コマンドを参照してください。


〔属性〕タブ

詳細は【柱断面】コマンドを参照してください。


操 作

例:1面せん断

[☑長さ]/配置基点(左下)

1.カーソルに設定された鉄骨接合部が表示されます。作図する位置を指示すると、設定された鉄骨接合部が描けます。

例:[☐自動配置]/☑鋼材形状記入-☑引出線/☑水平線長さ/☑引出角度

2.続けて、引出線の開始点を指示します。終了点を指示すると、設定した角度、水平線長さの引出線が描けます。

[☐長さ]/配置基点(左下)

始点を指示すると、ラバーバンドが表示されます。終点を指示すると、設定された鉄骨接合部が描けます。



補足

応用例

[1面せん断/角度0゜]

[1面せん断/角度90゜]

[2面せん断/角度0゜]        

[カット/角度0゜]