本コマンドは、「鉄骨部材」の「形鋼ブレース作図」「丸鋼ブレース作図」(著作権:有限会社永田構造デザイン)を基に開発しています。

 形鋼ブレース

[リボンメニュー]

[作図(D)]メニュー→[鋼材形状(ZL)][形鋼ブレース(6)]

[コマンド名称]

SSTLBRACE

[コマンドコード]

J769

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

17ページ LE版では11ぺージ

[プルダウンメニュー]

[構造(S)][形鋼ブレース(R)]

形鋼形状(山形鋼、みぞ形鋼、CT形鋼、平鋼、丸鋼)のブレースを作図します。

形状を選択し、形鋼ブレースを作図します。また、鋼材リストからサイズを設定することができます。

ダイアログ

〔山形鋼〕タブ

①作図する山形鋼ブレースのサイズを設定します。

[ダブル背中合わせ]        

山形鋼ブレースを背中合わせでダブル配置する場合に☑します。

[ダブル並列]        

山形鋼ブレースを並列にダブル配置する場合に☑します。


[ダブル背中合わせ]

[ダブル並列]

②使用する鋼材リストを設定します(詳細は【鋼材形状】コマンド参照)。

③ボルトを作図する場合に☑し、ボルトの軸径(M16,M18,M20,M22)、本数、ピッチ、はしあき、作図位置(片側または両側)を設定します。

[☑サイズ変更で連動]にすると、山形鋼ブレースのサイズが変更されたときに各値が連動して設定されます。

[記号/片側]

[記号/両側]

④[☑ボルト作図]の場合に、作図方法を指定します。

[記号]        

ボルトを記号形式で作図します。

[軸径]        

ボルトを軸径サイズで作図します。

[記号]

[軸径]


[ボルト記号設定]ボタン        

ボルト記号設定ダイアログが表示され、[記号]で作図する際の詳細な設定を行います。

ボルトをすべて同じ記号サイズ、倍率を使用する場合、[☑同じサイズを使用する]にします。
☐の場合は、ボルト種ごとに記号サイズ、倍率を設定します。

[記号サイズ]        

記号のサイズを設定します。

[記号倍率]        

記号が○と×などの記号の組み合わせの場合に、記号サイズに対する倍率で大きさを指定します。

⑤[☑長さ]の場合に、配置する時の基準点を指定します。


⑥設定する項目を☑します。

[長さ]        

長さを設定して作図します。☐の場合は、2点を指示してその点を結んだ線分の長さで作図します。

[☑長さ]

[☐長さ]

[回転角]        

[☑長さ]の場合に、設定した角度で回転して作図します。

[オフセットX(Y)]        

[☑長さ]の場合に、設定した距離をカーソルから基準点を離して作図します。

[回転角]例:配置原点(左下)

[オフセット]例:配置原点(左下)Y=500と設定した場合


〔みぞ形鋼〕タブ

①作図するみぞ形鋼ブレースのサイズを設定します。

[ダブル]        

みぞ形鋼ブレースを背中合わせでダブル配置する場合に☑します。

[ダブル]

②使用する鋼材リストを設定します(詳細は【鋼材形状】コマンド参照)。

③詳細は〔山形鋼〕タブを参照してください。


〔CT形鋼〕タブ

①作図するCT形鋼ブレースのサイズを設定します。

[ダブル]        

CT形鋼ブレースを背中合わせでダブル配置する場合に☑します。

[ダブル]

②使用する鋼材リストを設定します(詳細は【鋼材形状】コマンド参照)。

③詳細は〔山形鋼〕タブを参照してください。


〔平鋼〕タブ

①作図する平鋼ブレースのサイズを設定します。

②使用する鋼材リストを設定します(詳細は【鋼材形状】コマンド参照)。

③詳細は〔山形鋼〕タブを参照してください。


〔丸鋼〕タブ

①作図する丸鋼ブレースのサイズを設定します。

[ブレース軸径]        

ブレースの軸径(M10,M12,M14,M16,M18,M20,M22,M24,M27,M30,M33)を選択します。

[ターンバックル作図]        

ターンバックルを作図する場合に☑します。

[ターンバックル作図]

②詳細は〔山形鋼〕タブを参照してください。


〔引出線〕タブ

詳細は【柱断面】コマンドを参照してください。

[補助線]        補助線を記入する場合に☑します。

〔属性〕タブ

詳細は【柱断面】コマンドを参照してください。

[伸縮ピッチ]        

[☐長さ]の場合、終了点を指示する前に以下の操作を行う際のサイズを設定します。

操 作

例:山形鋼

[☐長さ]/配置基点(左下)

1.カーソルに設定された山形鋼ブレースが表示されます。作図する位置を指示すると、設定された山形鋼ブレースが描けます。

例:[☐自動配置]/☑鋼材形状記入-☑引出線/☑水平線長さ/☑引出角度

2.続けて、引出線の開始点を指示します。終了点を指示すると、設定した角度、水平線長さの引出線が描けます。

[☐長さ]/配置基点(左下)

開始点を指示すると、ラバーバンドが表示されます。終了点を指示すると、設定された山形鋼ブレースが描けます。


補足