杭断面

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リボンメニューの(作図(D)]メニューから(柱断面(ZK)](杭断面(3)]をクリック

[コマンド名称]

SSECP

[コマンドコード]

J524

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17ページ LE版では11ぺージ

[プルダウンメニュー]

(構造(S)](杭断面(O)]

杭の断面図/姿図を作図します。

杭の形状・配筋・鉄筋径などのパラメータを入力し、構造図杭リストに記入するレベルの杭断面を作図します。
また、形状のみ(配筋なし)の簡単な杭断面も作図します。

ダイアログ

〔場所打ち杭〕タブ

①杭の種類(場所打ちコンクリート杭/SB杭/TB杭)を指定します。

②配置する時の基点を指定します。

③設定した杭の断面図/姿図のプレビューが表示されます。

④作図面(断面図/姿図)を指定します。

杭の断面寸法を設定します。

①で[SB杭]または[TB杭]を指定した場合は、[鋼管厚]を設定します。

[断面図]例:SB杭-上部

[姿図]例:場所打ちコンクリート杭

例:SB杭

⑥作図する図形を☑します。

[外形作図]        

外形のみ作図します。

[配筋作図]        

図形レベルを選択し、配筋のみ作図します。

[記号]        

配筋を記号として作図します。記号は[鉄筋記号設定]で設定します。

[呼径]        

配筋を鉄筋種の呼び名径で作図します。

[最外径]        

配筋を鉄筋種の最外径で作図します。

[記号]

[呼径]


[鉄筋記号]ボタン        

鉄筋記号設定ダイアログが表示され、[記号]で作図する際の詳細な設定を行います。

[同じサイズを使用する]

鉄筋記号をすべて同じにする場合に、[同じサイズを使用する]を☑し、「記号サイズ」・「記号倍率」を設定します。
☐の場合は、鉄筋径ごとに「記号サイズ」・「記号倍率」を設定します。

[記号サイズ]        

鉄筋記号のサイズを設定します。

[記号倍率]        

記号が○と×などの記号の組み合わせの場合に、鉄筋記号サイズに対する倍率で大きさを指定します。

⑦上部/中央部/下部の「主筋径」、「せん断補強筋径」を選択します。

異形鉄筋径:D6,D10,D13,D16,D19,D22,D25,D29,D32,D35,D38,D41,D51

丸鋼径        :9φ,13φ,16φ,19φ,22φ,25φ,28φ,32φ


⑧配筋について設定します。

①で[TB杭]を指定した場合は、上部の主筋本数とせん断補強筋ピッチは無効になり、作図しません。

[作図面]        

④で[断面図]を指定した場合に、断面図を描く杭の位置(杭の上部/中央部/下部)を設定します。

[配筋長さ]        

④で[姿図]を指定した場合に、上部/中央部/下部の鉄筋の長さを設定します。

例:TB杭

[主筋本数]        

上部/中央部/下部の鉄筋の本数を設定します。

例:主筋本数/上部10、中央部12、下部8

[場所打ちコンクリート杭]

[SB杭]

[TB杭]

[せん断補強筋ピッチ]

④で[姿図]を指定した場合に、上部/中央部/下部のせん断補強筋の間隔を設定します。

[ピッチ以下で均等割付]        

④で[姿図]を指定した場合に、[せん断補強筋ピッチ]で指定した間隔以下で範囲内に均等割付する場合に☑します。☐の場合は、[せん断補強筋ピッチ]で指定した間隔で作図し、端数は上端で調節します。

[せん断補強筋ピッチ]例:SB杭

[☑ピッチ以下で均等割付]

[☐ピッチ以下で均等割付]

⑨設定する拡径(拡頭/拡底)を☑し、そのサイズ(拡頭径または拡底径)を入力します。

[断面図]上部/下部

[姿図]

⑩使用する杭リストを設定します(詳細は【柱断面】コマンド参照)。

〔寸法線/引出線〕タブ

詳細は【柱断面】コマンドを参照してください。


〔属性〕タブ

詳細は【柱断面】コマンドを参照してください。


操 作

例:[断面図] 配置基点(中央中)/☑寸法記入 下

1.カーソルに設定された杭断面が表示されます。作図する位置を指示すると、杭断面が描けます。

例:☑主筋記入-☑引出線/☑水平線長さ/☑引出角度/☑矢印

2.続けて、引出線の開始点を指示します。終了点を指示すると、設定した角度、水平線長さの引出線が描けます。



補足

作図例:

[杭①]場所打ちコンクリート杭

[杭②]SB杭

[杭③]TB杭