梁断面

[リボンメニュー]

[作図(D)]メニュー→[柱断面(ZK)][梁断面(2)]

[コマンド名称]

SSECG

[コマンドコード]

J523

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

17ページ LE版では11ぺージ

[プルダウンメニュー]

[構造(S)][梁断面(B)]

RC造の梁断面形状を作図します。

梁の形状・配筋・鉄筋径などのパラメータを入力し、構造図梁リストに記入するレベルの梁断面を作図します。
また、形状のみ(配筋なし)の簡単な梁断面も作図します。

ダイアログ

〔梁形状〕タブ

①図を直接クリックして、スラブの出の形状(なし、左スラブ付、右スラブ付、左右スラブ付)を指定します。


②梁の断面寸法を設定します。

[スラブ形状]

[梁形状]

③設定した梁断面図のプレビューが表示されます。

④配置する時の基点を指定します。

⑤回転して作図する場合に☑し、その角度を設定します。

例:配置起点(中央中)

⑥作図する図形を☑します。

[外形作図]        

外形のみ作図します。

[配筋作図]

図形レベルを選択し、配筋のみ作図します。

[記号]        

配筋を記号として作図します。記号は[鉄筋記号設定]で設定します。

[呼径]        

配筋を鉄筋種の呼び名径で作図します。

[記号]

[呼径]

[最外径]        

配筋を鉄筋種の最外径で作図します。

[鉄筋記号設定]ボタン        

鉄筋記号設定ダイアログが表示され、[記号]で作図する際の詳細な設定を行います。

[同じサイズを使用する]

鉄筋記号をすべて同じにする場合に、[同じサイズを使用する]を☑し、「記号サイズ」・「記号倍率」を設定します。
☐の場合は、鉄筋径ごとに「記号サイズ」・「記号倍率」を設定します。


[記号サイズ]        

鉄筋記号のサイズを設定します。

[記号倍率]        

記号が○と×などの記号の組み合わせの場合に、鉄筋記号サイズに対する倍率で大きさを指定します。

⑦梁配筋の入力タイプを指定します。

[全面]        

すべての配筋が同じ場合に設定します。

[端部/中央]        

梁の中央と両端部で配筋が違う場合に設定します。

[左端/中央/右端]        

梁の左端と中央と右端で配筋が違う場合に設定します。

[外端/中央/内端]        

梁の外端と中央と内端で配筋が違う場合に設定します。

⑧鉄筋径を設定します。
「上(下)端1段筋径」、「上(下)端2段筋径」、「腹筋径」、「あばら筋径」を選択します。

異形鉄筋径        

:D6,D10,D13,D16,D19,D22,D25,D29,D32,D35,D38,D41,D51

丸鋼径

:9φ,13φ,16φ,19φ,22φ,25φ,28φ,32φ

⑨上(下)端1段筋・2段筋の鉄筋本数とあばら筋の本数・間隔を設定します。55
⑦で[端部/中央]、[左端/中央/右端]、[外端/中央/内端]を指定した場合は、作図する断面(左端/外端、中央、右端/内端)を指定します。

例:上端1段筋3、下端1段筋5/上(下)2段筋2

あばら筋本数3


⑩腹筋の段数を設定します。

⑪上(下)端のかぶりの厚みと上(下)端2段筋の間隔を設定します。

⑫スラブの厚みと長さを設定します。

[腹筋設定]例:腹筋段数2

[かぶり間隔設定]

[スラブ設定]

⑬使用する梁リストを設定します(詳細は【柱断面】コマンド参照)。

〔寸法線/引出線〕タブ

詳細は【柱断面】コマンドを参照してください。


〔属性〕タブ

詳細は【柱断面】コマンドを参照してください。


操 作

例:配置基点(中央中)/☑寸法記入 下・左

1.カーソルに設定された梁断面が表示されます。作図する位置を指示すると、梁断面が描けます。

例:☑上端筋記入-☑引出線/☑水平線長さ/☑引出角度/☑矢印

2.続けて、引出線の開始点を指示します。終了点を指示すると、設定した角度、水平線長さの引出線が描けます。



補足

作図例:

[梁①]

[梁②]

[梁③]

[梁④]

[梁⑤]

[梁⑥]