柱断面
[リボンメニュー] | [作図(D)]メニュー→[柱断面(ZK)]→[柱断面(1)] | |
[コマンド名称] | SSECC | |
[コマンドコード] | J522 | |
[ショートカット] | - | |
[ポップアップメニュー] | 17ページ ※LE版では11ぺージ | |
[プルダウンメニュー] | [構造(S)]→[柱断面(A)] |
RC造の柱断面形状を作図します。
柱の形状・配筋・鉄筋径などのパラメータを入力し、構造図柱リストに記入するレベルの柱断面を作図します。
また、形状のみ(配筋なし)の簡単な柱断面も作図します。
〔柱形状〕タブ
①柱の形状(角柱/円柱)を指定し、柱の断面寸法を設定します。
[角柱] | [円柱] | |
②設定した柱断面図のプレビューが表示されます。
③配置する時の基点を指定します。
④回転して作図する場合に☑し、その角度を設定します。
例:配置起点(中央中) |
⑤作図する図形を☑します。
[外形作図]
外形のみ作図します。
[配筋作図]
図形レベルを選択し、配筋のみ作図します。
[記号]
配筋を記号として作図します。記号は[鉄筋記号設定]で設定します。
[呼径]
配筋を呼び名径で作図します。
[最外径]
配筋を最外径で作図します。
[記号] | [呼径] | |
[鉄筋記号設定]ボタン
鉄筋記号設定ダイアログが表示され、[記号]で作図する際の詳細な設定を行います。
[同じサイズを使用する]
鉄筋記号をすべて同じにする場合に、[同じサイズを使用する]を☑し、「記号サイズ」・「記号倍率」を設定します。
☐の場合は、鉄筋径ごとに「記号サイズ」・「記号倍率」を設定します。
[記号サイズ]
鉄筋記号のサイズを設定します。
[記号倍率]
記号が○と×などの記号の組み合わせの場合に、鉄筋記号サイズに対する倍率で大きさを指定します。
⑥柱配筋の入力タイプを指定します。
[全面]
すべての配筋が同じ場合に設定します。
[柱頭/柱脚]
柱頭と柱脚で配筋が違う場合に設定します。
⑦鉄筋径を設定します。
X、Y方向別に「1段筋径」、「2段筋径」、「帯筋径」を選択します。
異形鉄筋径:D6,D10,D13,D16,D19,D22,D25,D29,D32,D35,D38,D41,D51
丸鋼径:9φ,13φ,16φ,19φ,22φ,25φ,28φ,32φ
⑧1段筋・2段筋のX(Y)方向の鉄筋の本数を設定します。
⑥で[柱頭/柱脚]を指定した場合は、作図する断面(柱頭/柱脚)を選択してから設定します。
例: 1段筋本数X4、Y5、2段筋本数X、Y2 | ||
⑨帯筋の種類(帯筋、スパイラル筋)を指定し、そのピッチ、本数を設定します。
[帯筋ピッチ]
帯筋の間隔を設定します(詳細は【柱架構配筋】コマンドを参照)。
[帯筋本数X(Y)]
帯筋のX(Y)方向の本数を設定します。
例:帯筋本数X4、Y3 | ||
⑩X(Y)方向のかぶりの厚みと2段筋のX(Y)方向の間隔を設定します。
⑪使用する柱リストを設定します。
[柱リスト]
現在使用している柱リストのファイル名が表示されます。
[選択]ボタン
ファイルを開くダイアログを表示し、使用する柱リストのテキストファイル(*.txt)を読み込みます(詳細は【開く】コマンドを参照)。
[柱名称]
現在使用している柱リストにある柱名称を一覧表示します。
[読込]ボタン
現在使用している柱名称の柱入力データを読み込み、ダイアログに表示します。
[保存]ボタン
現在設定されているダイアログの内容を柱入力データとして柱名称をつけて保存します。
[削除]ボタン
現在使用している柱名称を削除します。
〔寸法線/引出線〕タブ
①寸法線を記入する位置を☑します。
②指定するサイズを☑し、その距離を設定します。
[長さ1]
寸法補助線の長さを設定します。☐の場合は、作図しません。
[長さ2]
指示した位置から寸法線を離す距離を設定します。☐の場合は、Dx、Dyで小さい方の長さの1/4の距離で作図します。
[丸止直径]
寸法線止めの円の直径を設定します。☐の場合は、作図しません。
[数値浮き]
寸法線から数値を離す距離を設定します。☐の場合は、寸法線から離さずに作図します。
③寸法線に記入する数値の仕様を設定します。
[カンマ]
寸法値にカンマを付けます。
[丸め]
一番下の位を「0」または「5」に丸めます。
[表示なし]
小数点以下桁の末尾の「0」を表示しません。
[小数点以下桁数]
小数点以下桁数を設定します。
[単位]
寸法値の単位を指定します(㎜/㎝/m/㎞)。
[文字サイズ]ボタン
文字サイズ設定ダイアログを表示し、数値の文字サイズを設定します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。
④主筋情報などを記入する場合に☑します。
[自動配置] [配置間隔]で設定した間隔で主筋・帯筋情報を記入します。☐の場合は、図面から記入位置を指定します。
[配置間隔]
引出線を複数描く場合に離す距離を設定します。
[主筋記入]
主筋情報を引出線または文字列で記入します。☐の場合は、記入しません。
[帯筋記入]
帯筋情報を引出線または文字列で記入します。☐の場合は、記入しません。
[引出線]
引出線と文字列を記入します。☐の場合は、文字列のみを記入します。
[文字列連動]
柱形状の設定から自動で文字列を作成します。☐の場合は、文字列を直接入力します。
[回転角]
[☐自動配置]の場合に、引出線・文字列を記入する角度を設定します(詳細は【引出線】コマンド参照)。
[文字原点]
記入する文字列の文字原点を設定します。
[文字サイズ]ボタン
文字サイズ設定ダイアログを表示し、記入する文字列のサイズを設定します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。
⑤引出線の文字を記入する位置を指定します。
[線の上]
引出線の上に文字が記入され、文字の縦方向の原点は下に設定されます。
[線の横]
引出線の端部の横に文字が記入され、文字の原点は通常左に設定されます。
[横原点]
文字原点の横方向の位置を[自動/左/中央/右]から選択することができます。
[縦原点]
[線の横]に作図する場合に、縦方向の文字原点位置を[上/中/下]から選択することができます。
[線の上] | [線の横] | |
⑥引出線の形状について設定する項目を☑します。
[水平線長さ]
引出線の水平線分の長さを設定します。☐の場合は、図面から長さを指定します。
[引出角度]
引出線の角度を設定します。☐の場合は、図面から角度を指定します。
[☑水平線長さ/引出角度] | [☐水平線長さ] | [☐引出角度] |
⑦引出線の端部に矢印を付ける場合に☑し、そのサイズを設定します。☐の場合は、端部に矢印を付けません。
[サイズ1]
矢印の向きに対して垂直方向のサイズを設定します。
[サイズ2]
矢印の向きに対して水平方向のサイズを設定します。
⑧出力時のサイズで指定します(現在作業中の図面縮尺に従います)。
☐の場合は、出力時のサイズに図面縮尺の逆数倍掛けた値(例:出力サイズ3㎜、図面縮尺1/100 3×100=300㎜)で指定します。
〔属性〕タブ
①作図する図形や文字などの属性(レイヤ・色・線種・線幅)を指定して作図する場合に☑し、その番号を設定します。☐の場合は、現在の書き込み属性で作図します。
例:配置基点(中央中)/☑寸法記入 左・下
1.カーソルに設定された柱断面が表示されます。作図する位置を指示すると、柱断面が描けます。
例:☑主筋記入-☑引出線/☑水平線長さ/☑引出角度/☑矢印
2.続けて、引出線の開始点を指示します。終了点を指示すると、設定した角度、水平線長さの引出線が描けます。
補足
作図例:
[柱①] | [柱②] | [柱③] |
[円柱①] | [円柱②] | |