梁架構配筋

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[作図(D)]メニュー→[柱断面(ZK)][梁架構配筋(5)]

[コマンド名称]

SRODG

[コマンドコード]

J526

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17ページ LE版では11ぺージ

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[構造(S)][梁架構配筋(H)]

RC造の梁部分の架構配筋詳細図を作図します。

梁の形状・配筋・鉄筋径などのパラメータを入力し、構造図架構詳細図に記入するレベルの梁架構配筋を作図します。また、形状のみ(配筋なし)の簡単な梁も作図します。

ダイアログ

〔梁形状〕タブ


①梁の形状寸法を設定します。

[L]        

長さを設定して作図する場合に☑し、そのサイズを設定します。☐の場合は、2点を指示してその点を結んだ線分の長さで作図します。

[☑L]

[☐L]例:配置起点(中央中)

②梁部材の作図面(梁面、上端、下端)を選択します。

[断面情報]

[梁面]

[上端/下端] 例:上端

③配置する時の基点を指定します。

④設定した梁架構配筋のプレビューが表示されます。

⑤作図する図形を☑します。

[外形作図]

外形のみ作図します。

[配筋作図]        

図形レベルを選択し、配筋のみ作図します。

[記号]        

配筋を記号として作図します。記号は[鉄筋記号設定]で設定します。

[呼径]        

配筋を鉄筋種の呼び名径で作図します。

[最外径]        

配筋を鉄筋種の最外径で作図します。


[☐外形作図/☑配筋作図]        

[記号]

[呼径]

⑥梁配筋の入力タイプを指定します。

[全面]        

すべての配筋が同じ場合に設定します。

[端部/中央]        

梁の両端部と中央で配筋が違う場合に設定します。

[全面]        

[端部/中央]

[左端/中央/右端]        

梁の左端と中央と右端で配筋が違う場合に設定します。左が左端、右が右端になります。

[☑L]

[☐L]


[外端/中央/内端]        

梁の外端と中央と内端で配筋が違う場合に設定します。
①で[☑L]の場合は、左が外端、右が内端になりますが、[☐L]の場合(2点指示)は、開始点が外端、終了点が内端になります。

[☑L]

[☐L]

⑦鉄筋径を設定します。
「上(下)端1段筋径」、「上(下)端2段筋径」、「腹筋径」、「あばら筋径」を選択します。

異形鉄筋径        

:D6,D10,D13,D16,D19,D22,D25,D29,D32,D35,D38,D41,D51

丸鋼径

:9φ,13φ,16φ,19φ,22φ,25φ,28φ,32φ

⑧上(下)端1段筋・2段筋の鉄筋本数とあばら筋の本数・間隔を設定します。

[上端/下端]

例:上端1段筋3、下端1段筋4

[あばら筋ピッチ]


[ピッチ以下で均等割付]        

[あばら筋ピッチ]で指定した間隔以下で範囲内に均等割付する場合に☑します。☐の場合は、[あばら筋ピッチ]で指定した間隔で作図し、端数は両端で調節します。

[☑ピッチ以下で均等割付]

[☐ピッチ以下で均等割付]

⑨腹筋の段数を設定します。

⑩上(下)端のかぶりの厚みと上(下)端2段筋の間隔を設定します。

[腹筋] 例:腹筋段数2

[かぶり間隔設定]

⑪使用する梁リストを設定します(詳細は【柱断面】コマンド参照)。


〔寸法線/引出線〕タブ

①寸法線について設定します(詳細は【柱断面】コマンドを参照)。

[あ]        

あばら筋寸法文字列を記入する場合に☑します。

[あばら筋寸法文字列]        

あばら筋寸法文字列を入力します。

[文字列連動]        

梁形状の設定から自動で文字列を作成する場合に☑します。

②寸法線に記入する数値の仕様を設定します(詳細は【柱断面】コマンドを参照)。

③引出線について設定します(詳細は【柱断面】コマンドを参照)。

④出力時のサイズで指定します(現在作業中の図面縮尺に従います)。
☐の場合は、出力時のサイズに図面縮尺の逆数倍掛けた値(例:出力サイズ3㎜、図面縮尺1/100 3×100=300㎜)で指定します。


〔属性〕タブ

詳細は【柱断面】コマンドを参照してください。


操 作

[☑L]

例:配置基点(中央中)/☑寸法記入 左・下・下あ

1.カーソルに設定された梁架構図が表示されます。作図する位置を指示すると、梁架構図が描けます。

例:☑上端筋記入-☑引出線/☑水平線長さ/☑引出角度/☑矢印

2続けて、引出線の開始点を指示します。終了点を指示すると、設定した角度、水平線長さの引出線が描けます。

例:配置基点(左中)

始点、終点を指示すると、梁架構配筋が描けます。



補足

作図例:[梁面]

[梁①]

[梁②]

[梁③]

[梁④]

[梁⑤]

[梁⑥]