スナップの設定

[リボンメニュー]

[補助(A)]メニュー〔スナップ〕パネルの(6)

[コマンド名称]

SNAS

[コマンドコード]

J311

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

1ページ

[プルダウンメニュー]

[補助(P)][スナップ(S)][スナップの設定(S)]

カスタムスナップの組み合わせの設定やトグルスナップの設定、スナップマーカーの表示/非表示・マーカーサイズの設定など、スナップに関する設定を行います。

ダイアログ

LE版では、「作業平面拘束」は表示されません。

①カスタムスナップで使用するスナップモードを☑します。
よく使うスナップモードを設定しておくと、スナップの切り替えが軽減できます。

②設定する項目を☑します。

[作業平面拘束]        

3次元編集で作業平面にスナップします。

LE版では、「作業平面拘束」は表示されません。


[マーカー表示]        

スナップマーカーを表示します。マーカーの色は、カーソルの色と同じになります。

[スナップ名表示]        

スナップマーカーを表示しているときに、現在のスナップモードを文字で表示します。

③スナップマーカーのサイズを設定します。

④設定する項目を☑します。

[スナップ失敗で再入力]

設定しているスナップモードと指示している位置が違う場合、スナップしないで警告音(ビープ音)がなります。

[線上点スナップで円の角度]

【線上点】スナップで設定した角度で円周上にスナップする場合に☑し、その角度を設定します。

[線上点スナップで文字の隅にスナップ]

【線上点】スナップで文字の四隅にスナップします。

[中点スナップで文字の中点にスナップ]

【中点】スナップで文字の境界矩形の中点にスナップします。

[中心スナップで文字の中央にスナップ]

【円中心】スナップで文字の中央にスナップします。

⑤設定する項目を☑します。

[コマンド終了時に指定したスナップに戻る]

コマンド終了時に、指定したスナップモードに戻る場合に☑し、スナップモードを設定します。

[コマンド終了時にX/Y軸拘束を解除する]

コマンド終了時にX/Y軸拘束を解除します。

[任意点/スナップ失敗で座標値を丸める]

任意点やスナップ失敗した時に決定する座標値を丸める場合に☑し、その値を設定します。
指定した値を最小単位として座標値を丸めます。

[交点スナップで誤差を考慮する]

線分と円弧や線分の端部などでは、計算誤差により交点として判定されないことがあります。
☑にすることで、誤差を考慮して交点としてスナップします。


[ハッチング図形の内部にスナップしない]

☑にすると、内部のハッチング線にはスナップしません。

例:ハッチング図形は外形線(例では青色部分)と内部のハッチング線(例では黒色部分)で構成されています。[☑ハッチング図形の内部にスナップしない]にすると、内部の線(例では黒色部分)にはスナップしません。

[寸法線図形の丸止めにスナップしない]

☑にすると、「寸法線図形」の丸止めにスナップしません。

[端点スナップで円の上下左右にスナップする]

☑にすると、円周上の上下左右の位置に端点でスナップします。

⑥トグルスナップの設定を行います。

【トグルスナップ】コマンドは、実行するたびに、トグルスナップの設定順にスナップモードを切り替えるコマンドです。初期設定では、任意点→端点→垂直点→線上点→交点→中点→円中心→接線→端点・交点→二点間中央→二線分交点→カスタム→線分端点の順に切り替わります。

[スナップモード一覧]

左側はスナップモードの一覧が表示されます。

[トグルスナップの設定一覧]

右側はトグルスナップに設定した一覧が表示されます。

[≫]ボタン

左側のスナップモード欄から設定したいスナップモードを選択して、[≫]ボタンをクリックすると、右側のトグルスナップの設定欄へセットされます。

[≪]ボタン

右側のトグルスナップの設定欄から削除したいスナップモードを選択して、[≪]ボタンをクリックすると、右側の欄から削除されます。

[↑]ボタン・[↓]ボタン

右側のトグルスナップの設定欄の順番を変更します。トグルスナップのスナップモードを選択して、[↑]ボタンで上へ移動、[↓]ボタンで下へ移動します。

[クリア]ボタン

[クリア]ボタンをクリックすると、トグルスナップの設定欄からスナップモードをすべて削除します。

[保存]ボタン

[設定名]に名前を入力し、[保存]ボタンをクリックすると、トグルスナップの設定が登録されます。

LE版では、2次元編集のみ登録できます。

[削除]ボタン

リストから削除する名前を選択し、[削除]ボタンをクリックすると削除されます。


操 作

[トグルスナップの設定]

1.右側のトグルスナップの設定を行います。右側のトグルスナップの設定欄から削除したいスナップモードを選択し、[≪]ボタンをクリックすると、設定欄から削除されます。また、左側のスナップモード一覧から設定したいスナップモードを選択し、[≫]ボタンをクリックすると、右側のトグルスナップの設定欄に設定されます。

2.トグルスナップの順番を変更したい場合、スナップモードを選択し、[↑]ボタンをクリックすると上に移動します。[↓]ボタンをクリックすると下に移動します。ここで設定した順番でトグルスナップが切り替えられます。


3.トグルスナップの設定完了後、[OK]ボタンをクリックすると設定されます。

.【トグルスナップ】コマンド をクリックするたびに、設定したスナップモードの順に切り替わります。

【トグルスナップ】コマンド

[トグルスナップの設定の登録]

トグルスナップの設定後、[設定名]のコンボボックスをクリックし、名前を入力します。[保存]ボタンをクリックすると、登録されます。


[登録したリストの呼び出し]

トグルスナップの設定を複数登録した場合は、設定名の[∨]ボタンをクリックすると、保存したリストが表示されます。設定名を選択すると、設定したスナップモードが表示されます。

[登録したリストから削除]

1.        [∨]ボタンをクリックして、リストから削除する設定名を選択します。

2.[削除]ボタンをクリックすると、リストから削除されます。



補足

※【作業平面の設定】、【隠面除去】、【部分隠面除去表示】コマンドは3次元のコマンドのため、LE版ではご利用になれません。