環境設定
[リボンメニュー] | [ファイル(F)]メニュー→[設定(ZG)]→[環境設定(2)] | |
([DRA-CADメニュー]) | [DRA-CADメニュー(F)]→[設定(ZG)]→[環境設定(2)] | |
[コマンド名称] | SETENV | |
[コマンドコード] | J96 | |
[ショートカット] | - | |
[ポップアップメニュー] | 5ページ | |
[プルダウンメニュー] | [ファイル(F)]→[環境設定(K)] |
操作方法や図面に関する設定を行います。
1)検索機能
キーワードから設定したい項目を検索します。
2)分類メニュー
設定項目の分類が表示されます。分類を選択すると、右側に設定項目が表示されます。
[検索]
1.検索ボックスに検索したいキーワード(例:選択)を入力し、キーボードの[Enter]キーを押す、または[検索]ボタンをクリックします。
例:選択+[Enter]キー(選択+[検索]ボタンをクリック)
2.検索ボックス横の▼をクリックすると、キーワードに関連する設定項目がリストに表示されます。
3.リストの設定項目をクリックすると、該当ページに切り替わります。また、直接数値入力や設定できる場合は、設定項目がフォーカスされます。
例:コマンド終了時に標準選択に戻る | 例:選択マーカー | |
■操作-全般
操作に関する一般的な項目がまとめられています。
①[UNDO回数]
UNDOで戻れる回数を設定します。最大127回まで戻れますが、メモリが少ない場合はUNDO回数を少なくするとメモリ使用量を節約できます。
②スナップ
設定する項目を☑します。
[スナップ失敗で再入力]
設定しているスナップモードと指示している位置が違う場合、スナップしないで警告音(ビープ音)がなります。
☐にすると、警告音をならして、違う位置(カーソルのある位置)をスナップします。
★[☑ スナップ失敗でビープ音鳴らさない]の場合は、いずれも警告音(ビープ音)をならしません。
★【スナップの設定】コマンドで設定することもできます。
[シフトキーでスナップ]
[Shift]キーで水平垂直モードの時にスナップします。
☐にすると、スナップは無効になります。
[スナップ失敗でビープ音鳴らさない]
☑にすると、設定しているスナップモードと指示している位置が違った場合でも、警告音(ビープ音)を鳴らしません。
③図形選択
設定する項目を☑します。
[図形検索で厳密に距離を測定]
図形検索時に線分・円弧・文字などと、クリックされたマウス位置の距離を厳密に判定します。
検索される範囲が広くなります。
☐にすると、検索が早くなります。
[絞込・除外選択を継続]
[☐絞込・除外選択を継続]の場合、【絞込選択】または【除外選択】の操作を終了すると、自動的にOFF
(「☐絞込選択」または「☐除外選択」)になります。
[☑絞込・除外選択を継続]の場合、操作終了後もONのまま(「☑絞込選択」または「☑除外選択」)になります。
[選択時にクロスヘアカーソル]
図形選択を行う時にクロスヘアカーソルを使います。
☐にすると、クロスカーソルになります。
[選択失敗でビープ音鳴らさない]
☑にすると、図形の選択を失敗した場合でも、警告音(ビープ音)を鳴らしません。
④設定する項目を☑します。
[シフトキーでの角度]
線分を描く時に始点を指定した後、[Shift]キーを押しながらカーソルを動かしクリックすると、カーソルの位置によって、設定した角度の線分が作図されます。
☐にすると、水平または垂直な線分が作図されます。
[処理失敗でビープ音鳴らさない]
☑にすると、処理を失敗した場合でも、警告音(ビープ音)を鳴らしません。
■操作-操作体系
操作体系に関する項目がまとめられています。
①操作体系
コマンドを実行していない時の動作について、線を描く「線描画」、または図形を選択する「図形選択」のいずれかを指定します。
[線描画]
常に線分を作図できる状態です。線を描くコマンドを実行しなくても、作業ウィンドウで2点クリックするだけで、線分を描けます。
[図形選択]
常に図形を選択できる状態です。図形を選択後、編集などのコマンドを実行します。
②図形選択
プリミティブ(図形や線分など)の選択モードを設定します。
[単一選択]
プリミティブを1回だけ選択します。
[複数選択(右クリックで終了)]
右クリックするまで、プリミティブを何回でも選択できます。
③右クリック
コマンドを実行していない状態で右クリックした時の動作を設定します。
[ポップアップメニュー移動]
ポップアップメニューが表示の場合、ポップアップメニューが移動します。
非表示の場合は、何もしません。
[ポップアップメニュー移動又は編集メニュー表示]
ポップアップメニューが表示の場合、ポップアップメニューが移動します。
ポップアップメニューが非表示の場合は、編集メニューを表示します。
[編集メニュー表示]
常に編集メニューを表示します。
[ポップアップメニュー表示]
ポップアップメニューが非表示の場合、マウスの近くにポップアップメニューが表示されます。コマンドを実行する、またはメニューを選択すると、ポップアップメニューは非表示になります。
[何もしない]
右クリックしても、何もしません。
④削除、レイヤ操作、拡大
「削除」・「レイヤ操作」・「拡大」の操作を設定します。
[右クリックで終了]
「削除」・「レイヤ操作」・「拡大」の操作後、右クリックでコマンドを終了します。
[右クリックで戻る。拡大は即終了]
「削除」では削除後、「レイヤ操作」ではレイヤ指定後、プリミティブのないところをクリックでコマンドを終了します。右クリックすると、直前に選択されたプリミティブを元に戻せます。
「拡大」では、拡大すると同時にコマンドが終了します。
⑤設定する項目を☑します。①の操作体系で「図形選択」を設定した場合に有効です。
[コマンド終了後、選択を保持]
コマンドを終了しても、図形の選択状態を保持します。プリミティブのないところをクリックで解除されます。
☐にすると、コマンド終了後に、選択状態が自動的に解除されます。
[選択図形のドラッグ操作を行う]
図形を選択しドラッグすると、移動または複写することができます。
■操作-コマンド
コマンドの操作に関する項目がまとめられています。
①設定する項目を☑します。
[ダイアログ外クリックでOK]
ダイアログの外で左クリックしても実行できます。ダイアログの外で右クリックしても解除できます。
[ダイアログの上に選択モードバー]
選択を必要とするコマンドでダイアログの指定した位置(上下左右のいずれか)に、選択モードバーを表示します。すばやく選択モードを切り替えられます。※1参照
例:☑ ダイアログの「上」に選択モードバー 、【移動】コマンド
選択モードバーの境界でカーソルをあわせると、上下方向、または左右方向のカーソルが表示されます。
カーソルをドラッグすると、選択モードバーのサイズを変更できます。
例:☑ ダイアログの「左」に選択モードバー
例:横4列、縦5列で表示
[コマンド実行中 次のコマンドを許可]
実行中のコマンドを終了しなくても、次のコマンドを実行できます。
[アイコンを押したら即コマンド実行]
ポップアップメニュー、ツールバーからコマンドを実行する場合に、アイコンが引っ込まずにコマンドを即実行します。※1、※2参照
[ダイアログの非表示実行]
ポップアップメニュー、ツールバーからコマンドを実行する場合に、「非表示操作」で設定したボタンでクリックすると、ダイアログを表示しないで直前に設定した内容でコマンドを実行します。設定したボタンと逆のボタンでクリックすると、ダイアログを表示します。※1参照
非表示操作: 「左クリック」、「右クリック」から選択します。
[右クリックでポップアップ非表示]
右クリックでコマンドを起動した際に、ポップアップメニューを非表示にする場合に☑します。※2参照
※1[☑ダイアログの非表示実行]にすると、同時に[アイコンを押したら即コマンド実行]も☑されます。
※2[☑右クリックでポップアップ非表示]にすると、同時に[アイコンを押したら即コマンド実行]も☑されます。
②コマンド実行中のESCキー
コマンド実行中にマウス操作を行っている時に、[Esc]キーを押す場合の挙動を選択します。
[ひとつ戻る]
コマンドの操作を1つ前に戻します。
[コマンド終了]
コマンドを解除します。
③[コマンド終了時に標準選択に戻る]
【標準選択】以外の選択モードで操作をしている場合に、コマンドが終了すると自動的に【標準選択】に戻ります。
☐にすると、コマンドが終了しても、指定した選択モードのまま戻りません。
■操作-マウス
マウスの操作に関する項目がまとめられています。
①設定項目の数値を入力または指定します。
[検索範囲(ドット)]
「図形にスナップする」または「単一図形で選択する」など、図形を指示(検索)する時のマウス指示点から図形までの検索範囲を画面のドット数で設定します。
[CTRL+クリック回転角]
円、ボックスなどの作図や文字記入、ブロック、移動、複写などで図形を配置する時に、[Ctrl]キーを押しながらクリックすると、設定した角度でプリミティブが回転します。
②設定する項目を選択します。
[ホイールクリック]
Microsoft IntelliMouseのホイールをクリック、またはドラッグした時の挙動を指定します。
コマンド | 説明 |
なし | 何もしません。 |
拡大とパン | クリックすると画面移動し、ドラッグすると指定範囲を拡大表示します。※1参照 |
パンニング | ドラッグすると画面移動します。 |
属性指定 | 図形の上でクリックすると、その図形の属性を参照します。 |
全図形表示 | クリックすると全図形表示します。 |
図面範囲表示 | クリックすると図面範囲表示します。 |
マルチ表示 | クリックすると操作結果を表すタイルが、マウスを中心に表示されます。※2参照 マウスボタンを離した時にハイライトしているタイルの操作が行われます。 タイルをハイライトしない位置でマウスボタンを離すと、クリックした位置に画面移動します。 |
再描画 | クリックすると画面全体を表示しなおします。 |
表示レイヤ | クリックやドラッグで選択した図形のレイヤのみ表示して、それ以外のレイヤを非表示にします。 |
非表示レイヤ | クリックやドラッグで選択した図形のレイヤを非表示にします。 |
表示レイヤ反転 | 画面をクリックやドラッグすると、表示と非表示を反転します。 |
全レイヤ表示 | クリックすると全レイヤ表示します。 |
ロックレイヤ | クリックやドラッグで選択した図形のレイヤロック状態を反転します。 |
ロックレイヤ反転 | クリックすると全レイヤのレイヤロック状態を反転します。 |
全ロックレイヤ解除 | クリックすると全レイヤのレイヤロックを解除します。 |
任意のコマンド | キーボード割付コマンドで設定している場合、そのコマンド名が表示されます。 キーボード割付コマンドで設定していない場合は表示されません。 |
※1「拡大とパン」または「パンニング」を設定した場合は、[Shift]キーを押しながらホイールをクリックまたはドラッグすると、設定した操作が切り替わります。
例えば、「パンニング」を設定した場合は、ホイールをクリックまたはドラッグするとパンニングとなり、[Shift]キーを押しながらホイールをクリックまたはドラッグすると、拡大とパンになります。
※2マルチ表示のタイルは、左上に「ズームダウン」、左下に「前画面」、右上に「全図形表示」、右下に「窓による拡大」のコマンドが割り当てられています。
[ホイール回転]
Microsoft IntelliMouseのホイールを回転した時の挙動を指定します。
コマンド | 説明 |
なし | 何もしません。 |
前画面と次画面 | 手前に回転すると1つ前の画面位置を表示し、奥に回転すると1つ後の画面位置を表示します。 |
ズーム | 手前に回転すると拡大表示し、奥に回転すると縮小表示します。 |
スナップモード | スナップモードを変更します。 |
選択モード | 選択モードを変更します。 |
上下パン | 図面の表示範囲を上下方向に移動します。 |
[左右同時クリック]
マウスの左ボタンと右ボタンを同時にクリックした時の挙動を指定します。
コマンド | 説明 |
なし | 何もしません。 |
拡大とパン | クリックすると画面移動し、ドラッグすると指定範囲を拡大表示します。 [ホイールクリック]の※1参照 |
パンニング | ドラッグすると画面移動します。[ホイールクリック]の※1参照 |
属性指定 | 図形の上でクリックするとその図形の属性を参照します。 |
全図形表示 | クリックすると全図形表示します。 |
図面範囲表示 | クリックすると図面範囲表示します。 |
マルチ表示 | クリックすると操作結果を表すタイルがマウスを中心に表示されます。 マウスボタンを離した時にハイライトしているタイルの操作が行われます。 タイルをハイライトしない位置でマウスボタンを離すとクリックした位置に画面移動します。[ホイールクリック]の※2参照 |
[第4ボタンをクリック]
マウスの第4ボタンをクリックまたはドラッグした時の挙動を指定します。
コマンド | 説明 |
なし | 何もしません。 |
拡大とパン | クリックすると画面移動し、ドラッグすると指定範囲を拡大表示します。 [ホイールクリック]の※1参照 |
パンニング | ドラッグすると画面移動します。[ホイールクリック]の※1参照 |
属性指定 | 図形の上でクリックすると、その図形の属性を参照します。 |
全図形表示 | クリックすると全図形表示します。 |
図面範囲表示 | クリックすると図面範囲表示します。 |
マルチ表示 | クリックすると操作結果を表すタイルが、マウスを中心に表示されます。 タイルをハイライトしない位置でマウスボタンを離すと、クリックした位置に画面移動します。[ホイールクリック]の※2参照 |
再描画 | クリックすると画面全体を表示しなおします。 |
表示レイヤ | クリックやドラッグで選択した図形のレイヤのみ表示して、それ以外のレイヤを非表示にします。 |
非表示レイヤ | クリックやドラッグで選択した図形のレイヤを非表示にします。 |
表示レイヤ反転 | 画面をクリックやドラッグすると、表示と非表示を反転します。 |
全レイヤ表示 | クリックすると全レイヤ表示します。 |
ロックレイヤ | クリックやドラッグで選択した図形のレイヤをロックします。 |
ロックレイヤ反転 | クリックすると全レイヤのレイヤロック状態を反転します。 |
全ロックレイヤ解除 | クリックすると全レイヤのレイヤロックを解除します。 |
元に戻す | クリックすると実行した操作を1つ前の操作状態に戻します。 |
やり直し | (「元に戻す」を実行後)クリックすると1つ先の操作状態にします。 |
前画面 | クリックすると1つ前の画面位置を表示します。 |
次画面 | (「前画面」を実行後)クリックすると1つ先の画面位置に戻します。 |
文字アップ | クリックすると文字列中のマウス位置にある英数字を、1文字アップします。 1→2→3 A→B→C |
文字ダウン | クリックすると文字列中のマウス位置にある英数字を、1文字ダウンします。 3→2→1 C→B→A |
任意のコマンド | キーボード割付コマンドで設定している場合、そのコマンド名が表示されます。 キーボード割付コマンドで設定していない場合は表示されません。 |
[第5ボタンをクリック]
マウスの第5ボタンをクリックまたはドラッグした時の挙動を指定します。
指定できる挙動は[第4ボタンをクリック]と同じですので、[第4ボタンをクリック]を参照してください。
③設定する項目を☑します。
[ホイールの回転を反転]
ホイールを回転した時の前後の挙動を反転させます。
[ホイール回転ズームは画面中心]
[ホイール回転]で[ズーム]を指定した場合に、画面中央を中心に拡大・縮小表示します。
☐にすると、マウスのある場所が中心になります。
[ホイールのダブルクリックで全図形表示]
ホイールをダブルクリックした時に全図形表示させます。
[ホイール回転で文字アップダウン、文字交換]
【文字アップダウン】、【文字交換】コマンドで、指定した文字列をクリック後、[ホイール回転]で変更できます。
☐にすると、[ホイール回転]に割り当てられた機能が働きます。
[右クリックでラバーバンドを切る]
【折れ線】コマンドで連続した線分を描いた場合に、右クリックでラバーバンドを切ります。
☐にすると、[Esc]キーで、ラバーバンドを切ります。
[マウスが動くと座標表示]
カーソル位置の座標値をステータスバーに表示します。コマンド実行中は状況に応じて始点からの相対座標などが表示されます。
■表示-全般
表示に関する一般的な項目がまとめられています。
①描画方法
表示方法を指定します。
[GDI]
Windowsの標準的な描画方法(DRA-CAD10以前の描画方法)で表示します。
[DirectX]
Microsoft DirectXを使用した描画方法で表示します。GDIの描画よりも高速に表示します。
②設定する項目を☑します。
[塗りつぶし表示]
図形が塗りつぶされている場合に、塗りカラーを表示します。ただし、描画速度は遅くなります。
[線をORで描画]
線分や円、円弧などを重ねて描いた場合に、重なった部分を別の色で表示します。
☐の場合は、後から描画された線色で表示されます。
[塗りつぶしをORで描画]
塗りつぶした図形を重ねて描いた場合に、重なった部分を別の色で表示します。
☐の場合は、描画された塗りカラーで表示されます。
[線種を印刷状態で表示]
線種を出力時と同じ状態で画面上に表示(図面縮尺でピッチを計算して表示)します。ただし、描画速度は遅くなります。
[線色を印刷状態で表示]
線色を出力時と同じ状態で画面上に表示(印刷の設定のカラー設定で表示)します。ただし、描画速度は遅くなります。
[線幅を印刷状態で表示]
線幅を出力時と同じ状態で画面上に表示します。☑にすると、線種も出力状態で表示されます。ただし、描画速度は遅くなります。
③設定項目の数値を入力または指定します。
[選択マーカー]
[選択図形にマーカー表示]を☑している場合に、選択図形に表示されるマーカーのサイズを設定します。
[ドラッグ線本数]
[ドラッギング]で移動やコピーなどをする時の描画線本数を設定します。この本数が少ないと操作性はアップしますが、線本数によっては確認したいデータが表示されないこともあります。
[ズーム比率]
ズームアップ・ズームダウン時の拡大率を指定します。ここで設定した実数を乗じた大きさ、または逆数を乗じた大きさにズームされます。
[パンニング比率]
矢印キーでパンニングする場合の移動量を、画面幅を1とする比率の実数で設定します。
[画面のドットピッチ]
【実寸表示】コマンドで使用するモニターのドットピッチを㎜単位で設定します。
Windowsで設定されているモニター解像度(通常96/120/144dpi)と異なる場合に、値を設定します。
「Windowsに従う」または「0」を指定すると、Windowsで設定されている解像度を使用します。
[描画順]
図面の描画順序を指定します。
レイヤの小さいものが上
レイヤ0番が最も上、256番が最も下になります。塗りつぶしと文字や図形を重ねる場合は、上に出したい文字や図形に小さいレイヤ番号を設定します。
レイヤの大きなものが上
レイヤ256番が最も上、0番が最も下になります。塗りつぶしと文字や図形を重ねる場合は、上に出したい文字や図形に大きいレイヤ番号を設定します。
データの並び順
レイヤ番号に関係なく、後から作図や編集した図形や文字・塗りつぶしが上に表示されます。
④設定する項目を☑します。
[図面定義の描画順を使う]
図面に定義された描画順で表示するか、[描画順]で指定した描画順で表示するかを設定します。
[バックグラウンドで描画]
バックグラウンドで表示します。☑にすると、描画途中は見えなくなりますが、図面の表示が速くなる場合があります。
■表示-図形と部品
図形や部品の表示に関する項目がまとめられています。
①設定する項目を☑します。
[選択図形のハイライト表示]
選択されたプリミティブ(図形や線分など)を、「表示」-「色」-[システム色:選択]で指定した色でハイライト表示します。
[選択図形にマーカー表示]
[選択図形のハイライト表示]を☑している場合に、選択された図形にマーカー(制御点)を表示します。「表示」-「全般」-[選択マーカー]でマーカーの表示サイズを設定します。
[ポリライン頂点にマーカー表示]
ポリラインの各頂点にマーカーを表示します。[ポリラインマーカー]でマーカーの表示サイズを設定します。
[自由曲線ガイド表示]
スプライン曲線などの自由曲線に、ポイントを指示した軌道線分を表示します。
[ブロックを矩形で表示]
ブロックを最大最小の矩形だけで表示します。印刷時は定義どおりブロックの実データで印刷されます。
[シンボルを矩形で表示]
シンボルを最大最小の矩形だけで表示します。印刷・レンダリング時は定義どおりシンボルの実データで印刷・表示されます。
[画像を矩形で表示]
画像を最大最小の矩形だけで表示します。印刷時は定義どおり画像の実データで印刷されます。
[画像をきれいに表示]
画像を縮小して表示する場合に補完して表示します。ただし、描画速度は遅くなります。
[回転した画像を表示]
画像を回転して表示する場合に補完して表示します。ただし、描画速度は遅くなります。
☐にすると、最大最小の矩形だけで表示・印刷します。
②設定項目の数値を入力します。
[ポリラインマーカー]
[ポリライン頂点にマーカー表示]を☑している場合に、ポリラインの各頂点に表示されるマーカーのサイズを設定します。
[3D表示の円分割数]
3次元編集モードで円、円弧は投影法により変形されますので、円の分割数を設定し、近似多角形として表示します。
③設定する項目を☑します。
[点を印刷サイズで表示]
点を「印刷」-「全般」-[点サイズ]で設定したサイズで表示します。画面表示を変更するとそれにあわせて大きさが変わります。
■表示-文字
文字の表示に関する項目がまとめられています。
①設定する項目を☑します。
[DRA文字を表示時に線幅有効]
「表示」-「全般」-[線幅を印刷状態で表示]を☑している場合に、DRA-CADフォントの文字を設定された線幅で表示します。
[TrueTypeをDRA文字表示]
TrueTypeフォントの文字をDRA-CADフォントで表示します。TrueTypeフォントをDRA-CADフォントで描画することにより描画速度を速くします。
[3D時に文字を表示]
3次元編集モードで文字列を表示します。文字列が多いデータの場合は、描画に時間がかかります。
※LE版では、「3D時に文字を表示」は表示されません。
[文字の原点を表示]
文字列の原点を円で表示します。
②設定項目の数値を入力します。
[文字原点マーカー]
[文字の原点を表示]を☑している場合に、文字の原点に表示されるマーカーのサイズを設定します。1ドットの場合は点で表示します。
[省略文字高さ]
画面の表示サイズによって、設定したドット以下の高さの文字は、画面上では×で表示されます(フォントの高さを数で設定します)。
■表示-色
色の表示に関する項目がまとめられています。
①システム色
表示色を設定します。カラーボタンをクリックすると色の設定ダイアログが表示され、変更することができます(詳細は【カラー設定】コマンドを参照)。
[背景]
システム定義の背景(作業ウィンドウ)の色を指定します。
☐の場合は、システムの背景色がすべての図面で使用されます。
[選択]
[選択図形のハイライト表示]を☑した場合に、選択された図形の表示色を指定します。
[用紙枠]
システム定義の用紙枠色を指定します。
[文字原点]
文字原点の色を指定します。「表示」-「文字」-[文字の原点を表示]を☑した場合は、文字原点が表示されます。
[グリッド]
グリッドの表示色を指定します。
[ロック]
ロックされたレイヤの色を指定します。
[オーバーレイ]
オーバーレイファイルの図形の色を指定します。
②設定する項目を☑します。
[背景色と同じ線は反転表示]
背景色と同じ色のプリミティブ(図形や線分など)を、反転表示(白または黒)するかどうかを設定します。
[背景色と同じ塗りは反転表示]
背景色と同じ色の塗りつぶしを、反転表示(白または黒)するかどうかを設定します。
[図面定義の背景色を使う]
[図面定義の用紙枠色を使う]
補足
[色:背景]または【カラー設定】コマンドの[背景]で変更できますが、背景色が白の場合は何も表示されなくなります。
また、白以外の背景色の場合は、背景色は変わりませんが、背景色と同じカラーの線などは重なって表示されます。
[選択図形にマーカー表示]、[ポリライン頂点にマーカー表示]、[文字の原点を表示]、[ブロックを矩形で表示]、[シンボルを矩形で表示]、[画像を矩形で表示]、[回転した画像を表示]、[3D時に文字を表示]、[線種を印刷状態で表示]、[線色を印刷状態で表示]、[線幅を印刷状態で表示]、[背景色と同じ線は反転表示]、[背景色と同じ塗りは反転表示]、[背景色]
-描画順は、レイヤ順での描画になります。
GDIでは同一レイヤ内はデータの並び順で描画されていますので、描画順が異なります。
同一レイヤ内では、上から
①点、マーカー、ライト、カメラ
②線分
③文字
④塗図形
⑤画像、OLE図形
また、レイヤ順で描画の場合のパッケージ内部の描画順は、GDIではパッケージ内でさらにレイヤ順で描画していますが、DirectXでは考慮されませんので、パッケージ内部の図形要素はパッケージと同じレイヤ番号と判断し、パッケージ内、外関係なく上記①~⑤の順に描画されます。
-メタファイル、OLE図形の描画は画像化して描画していますので、少々粗い表示になる場合があります。
-線幅は常に1ドットになり、線種は常に出力サイズになります。
-文字は内部的に線分化(拡張ポリライン)に変換して描画されるため、滑らかな表示にはなりません。
■印刷-全般
印刷に関する一般的な項目がまとめられています。
①設定する項目を☑します。
[DRA文字を印刷時に線幅有効]
DRA-CADフォントの文字を設定された線幅で印刷します。
[TrueTypeをDRA文字印刷]
TrueTypeフォントの文字をDRA-CADフォントで印刷します。
[塗りつぶしを印刷]
図形が塗りつぶされている場合に、塗りカラーを印刷します。
☐の場合は、図形が塗りつぶされていても印刷しません。
[線種定義を線分長に合わせる]
印刷時の線分長さが線種定義の長さより短い場合に、線分長に合わせて線種定義を縮小して印刷します。
線種定義とは、【線種設定】コマンドで設定されたピッチのことで、合計したピッチが長さとなります。
[線種の最後を延長して印刷]
点線や破線などは、線種定義の長さによっては線分の終点まで出力されない(空白部分で終わる)場合があります。線分、円、円弧の終点まで最後の描画区間を延長する場合に☑します。
②印刷時の点のサイズやタイプを設定します。
[点サイズ]
印刷時の点のサイズを出力サイズで指定します。
[点タイプ]
印刷時の点の形状を指定します。この形状は表示にも使われます。
③半透明の印刷時の設定
半透明の塗りつぶし図形またはアルファ合成・マスクカラー合成の画像がある図面を印刷する場合に設定します。
[図面全体を画像として印刷]
図面全体を画像にして、プリンターへ出力する場合に☑します。
☐の場合でも、半透明の塗りつぶしまたはアルファ合成・マスクカラー合成の画像の総数が100個以上ある場合は、強制的に図面全体を画像として印刷します。
[BMPサイズ]
印刷時に内部で使用するBMPの一辺のサイズをドット数で指定します。
1024ドット(使用メモリ量は3MB)が初期値となります。通常256ドット(192KB)から2048ドット(12MB)程度の範囲で指定します。
[最大解像度]
印刷時に内部で作成するBMPの解像度をDPIで指定します。
用紙サイズにもよりますが、通常150DPIから300DPIで指定します。「プリンター依存」または「0」を指定するとプリンターの解像度で印刷します。
印刷プレビューで異常に時間がかかったり、エラーになるようであればこの値を「0」以外で小さな値に変更してください。
④[使用したプリンターの設定を記憶する]
使用したプリンターの設定を記憶する場合に☑します。DRA-CADで最後に使用したプリンターの設定(用紙サイズや向き)が、印刷の設定で使用されます。
☐の場合は、DRA-CADの起動時に通常使うプリンターの設定が、印刷の設定(用紙サイズや向き)で使用されます。
■図面-全般
図面に関する一般的な項目がまとめられています。
①図面枠ファイル名
起動時に図面枠として読み込みたいファイル(DraWinファイル)を設定します。
[参照]ボタン
開くダイアログを表示し、保存されているファイルを指定することができます(詳細は【開く】コマンドを参照)。
[削除]ボタン
表示されているファイルを図面枠のリストから削除します。
セキュリティが設定されているMPSファイルは選択できません。
また、図面枠ファイルのサンプルは、「保存」-「全般」の[DRA-CADが使用するファイルの場所]の
「¥WIZARD¥Frame」フォルダーにあります。
②初期設定
新規図面作成時の図面の縮尺と用紙を設定します。
[縮尺]
図面の縮尺を設定します。
[サイズ]
用紙枠のサイズを設定します。[用紙]を選ぶと自動的に変わります。
[用紙]
図面の用紙を選択します。
[方向]
用紙の方向を指定します。
③読み込みに関する設定項目を☑します。
[起動時に図面なし]
起動時に新規図面を作成(表示)しません。
[読込時、リンクオブジェクトを検査]
DRA-CAD以外のデータを図面にリンク貼り付けした場合に、リンク元のデータを検査します。元のデータが変更されている場合は、図面を読み込み時にリンク貼り付けしたデータも変更されます。
[図面を切替ても同じ書き込み属性]
書き込み属性は図面ごとに保持していますが、☑をすると、図面を切り替えても書き込み属性
(レイヤ、カラー、線種、線幅、グループ、材質、塗りカラー)を変更しません。新規作成や図面読み込み時も、直前のアクティブな図面の書き込み属性が有効になります。
[起動時に前回終了時の図面を開く]
☑の場合、DRA-CADを起動すると、前回終了時に開いていたファイルを自動的に開きます。
終了時に保存していないファイルは開きません。
開くファイルが無く、[☐起動時に図面なし]の場合は、新規図面が開かれます。
[最近使ったファイルの数]
「最近使ったファイルの数」に表示される数を設定します。
※LE版では、クイックアクセスツールバーの「2次元/3次元切替」アイコンは表示されません。
リボンメニュー:[ファイル]メニュー | プルダウンメニュー:[ファイル]メニュー | |
④オーバーレイ分解時のレイヤ
オーバーレイを分解する場合のレイヤの処理を設定します。
下記のコマンドで使用されます。
JWW書き出し、DWG/DXF書き出し、ビューポート分解、レイアウト分解
補足
■図面-ウィンドウ
図面を表示するウィンドウに関する項目がまとめられています。
①作業ウィンドウに関する設定項目を☑します。
[タイトルバーにフルパス表示]
タイトルバーに現在開いているファイルのドライブ、フォルダーなどを表示します。
[タイトルバーにウィンドウサイズ]
タイトルバーにウィンドウのサイズを表示します。
[サイズ変更でも表示範囲一定]
ウィンドウのサイズを変更しても表示されている図面の表示範囲を変更しません。
[スクロールバーを表示する]
作業ウィンドウにスクロールバーを表示します。
[タブでウィンドウを切り替える]
作業ウィンドウにタブを表示します。
②[タブの位置]
[☑タブでウィンドウを切り替える]の場合は、タブの位置(上、下)を設定します。
③設定する項目を☑します。
[フローティングウィンドウにメニュー配置]
☑をすると、フローティングウィンドウの上部にプルダウンメニューが表示されます。既にあるフローティングウィンドウの状態は変更されません。
[フローティングウィンドウは複製して作成]
☑をすると、ウィンドウをフローティングする時に、メインウィンドウに図面を残したまま作成します。
[最大表示で新規図面作成]
新規図面作成や図面読み込み時に図面ウィンドウを最大表示で開きます。
[タブでレイアウトを切り替える]
☑をすると、作業ウィンドウにレイアウトタブを表示し、元図面とレイアウトの表示を切り替えることができます。
■保存-全般
保存に関する一般的な項目がまとめられています。
①DRA-CADが使用するファイルの場所
DRA-CADで使用するパーツデータやテンプレートなどの、各種データファイルの格納先フォルダーを指定します。
例>C:¥Users¥(ユーザー名)¥Documents¥archi pivot¥dracad2025
[フォルダ]
[参照]ボタンで指定したフォルダー名が表示されます。
[開く]ボタン
設定フォルダーをエクスプローラーで開き、保存されているファイルを指定して開くことができます。
[参照]ボタン
フォルダーの参照ダイアログを表示し、参照したいファイルのドライブ、フォルダーを指定することができます。設定後、[OK]ボタンをクリックすると、以下の確認のダイアログを表示し、指定したフォルダーへ、DRA-CADで使用するファイルをコピーします。
②作業中のデータ保護
予期せぬプログラムの終了時に作業中のデータを自動的に保存する場所を指定します。
[フォルダ]
自動保存する場所のフォルダー名が表示されます。
[開く]ボタン
設定フォルダーをエクスプローラーで開き、自動保存されたファイルを指定して開くことができます。
[参照]ボタン
フォルダーの参照ダイアログを表示し、参照したいファイルのドライブ、フォルダーを指定することができます。
③保存時のバージョン
DRA-CAD形式で保存する時のDRA-CADファイルのバージョンを選択します。
特定バージョンでファイルを保存したい場合に指定します。
「指定しない」を選択した場合、新規図面は最新バージョンで保存され、
既存図面は旧バージョンだった時に最新バージョンで保存するかの確認メッセージが表示されます。
④開いたファイルのバージョンで保存する
開いたDRA-CADファイルのバージョンのままで保存したい場合に☑します。
③の[保存時のバージョン]の設定より、こちらが優先されます。
⑤名前をつけて保存時のファイル種類
図面ファイルを保存する時のファイルの種類を選択します。
名前をつけて保存する際に、ここで指定したファイルの種類が自動的に選択されるようになります。
「指定しない」を選択した場合、既存図面は開いたときのファイル種類が選択され、
新規図面は⑥の[保存時に優先的に使用するファイル種類]で指定したものが選択されます。
⑥保存時に優先的に使用するファイル種類
図面ファイルを保存する際にファイルの種類が定まっていないときに優先的に使用するファイルの種類を選択します。
⑤の[名前をつけて保存時のファイルの種類]が指定されている場合はそちらが優先されます。
補足
[データを復元して再起動]
ファイルを復元してプログラムを再起動します。
[終了]
ファイルを破棄してプログラムを終了します。
ただし、エラーの内容(例えばオプションコマンドのコマンド内部エラーなど)によっては、データ保護が行えない場合もあります。また、復元時において、OLEオブジェクトは復元されません。
■保存-バックアップ
①保存時にバックアップする
保存時のバックアップファイルに関する項目を設定します。上書き保存する際、上書き保存する前のファイルを別ファイルとして保存する場合に、[保存時にバックアップする]に☑し、指定した場所に保存します。
[フォルダー]
保存するバックアップファイルのフォルダーを指定します。フォルダーを指定しない場合は、元のファイルと同じ場所に保存されます。
[開く]ボタン
設定フォルダーをエクスプローラーで開き、バックアップされたファイルを指定して開くことができます。
[参照]ボタン
フォルダーの参照ダイアログを表示し、参照したいファイルのドライブ、フォルダーを指定することができます。
[付加名]
既存のファイル名の先頭にバックアップファイルであることを示す文字列を指定します。
[個数]
保存するバックアップファイルの個数を設定します。
■保存-自動保存
自動保存に関する項目がまとめられています。
①時間がきたら自動保存
[時間がきたら自動保存]を☑した場合に、自動保存の個数と間隔を設定します。
設定した時間ごとに、編集中のファイルを保存する場合に☑します。
既存のファイル名の先頭に自動保存ファイルであることを示す「~」と最後に「T001」と順に番号をつけて保存します。
[個数]
自動保存する個数を設定します。
[間隔]
[時間がきたら自動保存]を☑した場合に、自動保存の間隔を分単位で設定します。
②コマンド実行前に自動保存
次のコマンドを実行する前に、編集中のファイルを保存する場合に☑します。
既存のファイル名の先頭に自動保存ファイルであることを示す「~」と最後に「C001」と順に番号をつけて保存します。
[個数]
自動保存する個数を設定します。
③フォルダ
自動保存する場所を指定します。フォルダーを指定しない場合は、元のファイルと同じ場所に保存されます。
例>C:¥Users¥(ユーザー名)¥Documents¥archi pivot¥dracad 2025¥AutoSAVE
[開く]ボタン
設定フォルダーをエクスプローラーで開き、自動保存されたファイルを指定して開くことができます。
[参照]ボタン
フォルダーの参照ダイアログを表示し、参照したいファイルのドライブ、フォルダーを指定することができます。
■その他-全般
その他の一般的な項目がまとめられています。
①設定する項目を☑します。
[印刷時の設定でメタファイル作成]
クリップボードに印刷時の線色、線種、線幅でメタファイルを作成します。☐の場合は、画面の表示状態で作成します。
[すべて黒でメタファイル作成]
クリップボードに印刷時の線種、線幅、線色をすべて黒でメタファイルを作成します。☐の場合は、画面の表示状態で作成します。
[ダイアログで線種を定義通り表示]
ステータスバーやダイアログの線種を、定義通りに表示します。☐の場合は、画像で表示します。
[☑ダイアログで線種を定義通り表示]
[☐ダイアログで線種を定義通り表示]
[起動時に最新版の確認を行う]
起動時に最新版の確認を行い、最新バージョンがあった場合に通知します。
[[F1]でダイアログヘルプ]
ダイアログボックスが表示されている時に、[F1]キーを押すとリファレンスマニュアルを表示します。
[[Shift]/[Ctrl]と前画面で次画面]
[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながら【前画面】コマンドをクリックすると、1つ先の画面を表示します。
[円、楕円でダイアログに戻る]
【円】、【楕円】、【楕円弧】コマンド終了時にメニューダイアログ(下記のダイアログ)に戻ります。
【円】 | 【楕円】 | 【楕円弧】 |
[表示色変更で印刷色も変更]
表示色を変更すると連動して印刷色も変更します。
②環境の読み書き
「書き込む環境の設定」ダイアログで設定した項目を登録または読み込みます。
設定を登録しておくと、複数のDRA-CADを同じ環境で使用したい場合やプログラムの再インストール後、バージョンアップ後などに、登録したファイルを読み込むことで、同じ環境で使用することができます。
ただし、属性リストは異なるバージョン間では読み書きできない場合があります。
[書き出し]ボタン
名前をつけて保存ダイアログが表示されますので、[保存]ボタンをクリックすると、書き込む環境の設定ダイアログが表示されます。
保存したい項目に☑し、[書き込み]ボタンをクリックすると、「DRAWIN.INI」として保存します。
[読み込み]ボタン
開くダイアログが表示されますので、保存した「DRAWIN.INI」ファイルを指定すると、登録されている設定を読み込みます。
③図面から値取得で数値を丸める
コマンドのダイアログ内の値を設定する際に、図面から取得した値を調整する場合に☑し、丸める方法を指定します。
[全体の桁数]
小数点以下桁数を含む全桁数が指定した桁数になるように、値を四捨五入します。
[小数点以下桁数]
小数点以下桁数が指定した桁数になるように、値を四捨五入します。
■その他-文字
文字に関するその他の項目がまとめられています。
①文字スタイルを図面ごとに保持
文字スタイルを図面ごとに保持する場合に☑します。それぞれの図面ごとに個別の文字スタイルリスト(最大31種類)が保存されます(詳細は【文字スタイル登録】コマンド参照)。
☐の場合は、すべての図面(システム共通)で1つの文字スタイルリスト(最大127種類)を共有します。
ただし、どちらの場合も図面に保存されるのは31種類までです(システム共通の場合には図面に記入されている文字スタイルのみ保存されます)。
②同名スタイル読込時のオプション
[文字スタイルを図面ごとに保持]が☑されている場合、文字スタイルが保存されているファイルを読み込む時に、システム共通の文字スタイルと同じ名前で設定された、異なる文字スタイルがある場合の処理方法を指定します。
[随時、問い合わせる]
ファイルを読み込む時に以下のダイアログを表示し、スタイル名を変更できます。
[重複しない名前を自動で割当]
ファイルを読み込む時にスタイル名を、「スタイル名~1」と順に番号をつけて変更します。
[同じ名前をそのまま使う]
現在、設定されているスタイル名をそのまま使い、上書きされます。
[ダイアログを表示]
ファイルを読み込む時に以下のダイアログを表示し、処理方法を選択する場合に☑します。
③設定する項目を☑します。
[文字修正で寸法の数値編集可能]
【寸法線】、【通り心】コマンドの寸法文字を修正する場合に、数値編集ダイアログが表示され、数値として編集することができます。☐の場合は、文字列として編集します。
[IME自動切り替え]
数値入力の箇所ではIME(日本語入力システム)をオフに、文字入力の箇所では自動的にIME(日本語入力システム)をオンにします。
[ダイアログ消去でIME自動オフ]
ダイアログが閉じた時に自動的にIME(日本語入力システム)をオフにします。
④最近使ったフォントの表示数
フォントを指定するドロップダウンコンボで、最近使用したフォントを上部に表示する数を設定します。
■その他-外観
外観に関する項目がまとめられています。
①テーマ
使用するテーマを設定します。「ダーク」、「ライト」、「システム設定を使用する」から選択します。
次回起動時から有効になります。
ダークモード | : | 暗色をベースとした外観 |
ライトモード | : | DRA-CAD22までお使いの方は、DRA-CAD22までの[外観をWindows10エクスプローラ風にする]にチェックしたときの外観 |
システム設定を使用する | : | Windowsの設定に合わせて、ダークまたはライトになります。 |
ダークモード | ライトモード |
★初期値は、ダークモードです。マニュアルでは、ライトモードで説明しています。
②メニュー
使用するメニューを設定します。「プルダウンメニュー」か「リボンメニュー」を選択します。
次回起動時から有効になります。
[リボンメニュー]
※LE版では、クイックアクセスツールバーの「2次元/3次元切替」アイコンは表示されません。
[プルダウンメニュー]
③クラシックアイコンを使用する
「クラシックアイコンを使用する」にチェックを入れると、DRA-CAD8以前のアイコン画像を表示します。
★①のテーマがライトモードの時のみ「クラシックアイコンを使用する」を設定できます。
★DRA-CAD22までをご利用いただいていた方は、【ツールバーの設定】と【リボンメニューの設定】コマンドにあった、[クラシックアイコンを使用する]と[アイコンの絵柄をカラフルに]にチェックを入れたときと同じアイコンになります。ツールバーとリボン共通の設定になります。
ライトモード ☐クラシックアイコンを使用する | ライトモード ☑クラシックアイコンを使用する |
④ツールバーアイコンの大きさ
ツールバーのアイコンの大きさを設定します。「小」、「中」、「大」から選択します。
■その他-図面
図面に関するその他の項目がまとめられています。
①設定する項目を☑します。
[クリップボードにコピーで基点指示]
【切り取り】、【コピー】コマンドでプリミティブ選択後に基点を指示します。☐の場合は、自動的にプリミティブの左上が基点になります。
[ハイパーリンクでダイアログ表示]
【ハイパーリンク】コマンドを実行すると、ハイパーリンクリスト管理ダイアログを表示します。
☐の場合は、【ハイパーリンク】コマンドを実行し、作業ウィンドウで[Ctrl]キーを押しながら右クリックすると、メニューが表示されます。ハイパーリンクリスト管理を指定するとダイアログを表示します。
[寸法線図面方向優先で作図]
図面を傾けて作図するような場合に、寸法文字の方向を図面の方向に合わせます。☐の場合は、カーソルの方向に合わせます。
[☑寸法線図面方向優先で作図] | [☐寸法線図面方向優先で作図] |
[旧引出線コマンドを使う]
【引出線】コマンドに[旧 引出線]ボタンを表示します。[旧 引出線]ボタンをクリックすると、【旧引出線】コマンドに切り替わります。【旧引出線】コマンドでは、引出線を普通の線分や文字データで作図します。
[旧通り心コマンドを使う]
【通り心】コマンドに[旧 通り心]ボタンを表示します。[旧 通り心]ボタンをクリックすると、【旧 通り心】コマンドに切り替わります。【旧通り芯】コマンドでは、通り芯を普通の線分や数値文字データで作図します。
[旧寸法線コマンドを使う]
【寸法線】コマンドに[旧寸法線]ボタンを表示します。[旧寸法線]ボタンをクリックすると、【旧寸法線】コマンドに切り替わります。【旧寸法線】コマンドでは、寸法線を普通の線分や数値文字データで作図します。
②外部参照ファイルの更新
【シンボル挿入】、【画像挿入】、【オーバーレイ管理】コマンドで、外部参照ファイルが図面に配置されている場合、元データ変更後の表示方法を指定します。
[更新しない]
図面を開いている間は表示を更新しません。
[時間で更新]
更新間隔で指定された時間ごとに表示を更新します。
[再描画のたびに更新]
再描画のたびに表示を更新します。
[更新間隔]
[時間で更新]を選択した場合に、更新の間隔を分単位で設定します。
③線上点で円の角度指定
【線上点】スナップで設定した角度で、円周上にスナップする場合に☑し、その角度を設定します。
例:15°
④スプラインの初期分割数
DWG/DXF/SFC/P21ファイルの読み込み時のスプライン、ベジェ曲線の区間分割数を設定します。