すべて上書き保存

現在開いている図面をすべて上書き保存します。

■説 明

コマンドを実行すると、現在開いている図面の図形要素や属性などが変更されるような処理を行ったファイルに対して、同じ場所、同じファイル名ですべて上書き保存します。

• ファイルを開いて図面を確認する、印刷するだけなど、変更を行わなかったファイルに関しては、保存を行いません。明示的に確実に保存したい場合は、【上書き保存】コマンドを実行してください。

新規作成した図面で一度も保存していない場合は、【名前をつけて保存】コマンドと同じダイアログが表示されます。旧バージョンのデータを読み込み後、上書き保存する場合は設定したバージョンで保存されます。
設定は、【環境設定】コマンド－「保存」「全般」－[保存時のバージョン]で行います。

ただし、[保存時のバージョン]で｢指定しない｣を選択した場合は、書き込むバージョンを確認するメッセージダイアログが表示されます。

旧バージョンでは扱えない図形要素が作図されていた場合、[はい]ボタンをクリックすると、旧バージョンで扱える形にデータを変更し、メッセージダイアログに書かれているバージョンの形式で保存されます。

• 旧バージョンのDRA-CADで編集できるようになりますが、データ変更された図形要素は戻りません。

[いいえ]ボタンをクリックすると、図形要素はそのまま保存され、既存のファイル形式で保存されます。

• 旧バージョンのDRA-CADで開いた時に、一部の図形要素が表示されない、または表示されても編集できない場合があります。