採光計算

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[コマンド名称]

SAIKOU

[コマンドコード]

J570

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19ページ LE版では12ぺージ

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[建築(K)][採光計算(U)]

居室の採光面積の計算を行い、計算表を作成します。

建築基準法などの改正内容(平成12年6月1日施行)に基づいた採光計算を行います。居室単位に法規上採光面積が足りているかどうかを判定します。

建築基準法第28、建築基準法施行令第19条、20条、告示 昭55建告第1800号に準じた計算を行います。

入力された値に応じて自動的に計算が行われます。結果は、表の結果欄に表示されます。

採光有効面積≧必要採光面積の場合:当該居室は必要な採光面積を満たしています。

採光有効面積<必要採光面積の場合:当該居室は必要な採光面積を満たしていません。

ダイアログ

①用途地域を選択します(詳細は【建ぺい率・容積率の計算】コマンド参照)。


②ツールバー

コマンドの機能がアイコンに割り付けられています(詳細は「グリッドシート形式ダイアログボックスについて」を参照)。

[図面参照]ボタンで図面より参照できる内容は以下のとおりです。

[室名]

:図面中の文字列

[床面積]

:図面中の閉じたポリラインの面積もしくは文字列を自動的に数値化

[建具名]

:図面中の文字列

[W/H]

:図面中より指示した2点間の距離

[数量]

:図面中の文字列

[水平/垂直距離]

:図面中より指示した2点間の距離

③小数以下桁数を設定します。計算結果では、小数点以下の表示桁数で設定した値の桁より下桁を切り捨てて表示します。

④グリッドシート

計算を行う居室の開口部の情報を入力します(詳細は「グリッドシート形式ダイアログボックスについて」を参照)。

[室名][床面積][建具名]

当該居室の室名、床面積、建具名を入力します。

[割合]

居室の種類により決定します。

[W][H][数量]

開口部の幅、高さ、数量を入力します。

[縁側]

開口部の外側に幅90cm以上の縁側(ぬれ縁を除く)などがある場合に有無を選択します。

[天窓]

開口部が天窓の場合に有無を選択します。

[道路]

開口部が道路に面している場合に有無を選択します。

[水平距離]

開口部の面する隣地境界線または同一敷地内の他の建築物もしくは当該建築物の他の部分の対向部までの水平距離を入力します。

[垂直距離]

開口部の直上にある建築物の各部分からの距離を入力します。

自動的に計算を行い、表内に結果が表示されます。
割合、採光補正係数、有効採光面積、有効採光面積合計、判定の不等号、必要採光面積の各欄が入力状況に応じて計算されます。

一つの部屋に複数の開口部がある場合は、室名と同じにして続けて入力します。

室名が同じ連続した行は、同一の部屋として計算します。


⑤表示されている表の内容を現在の書き込み属性で図面に作図します。配置原点は左上になります。

⑥文字サイズ設定ダイアログを表示し、文字のサイズを設定します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。

操 作

例:表の作図

1.文字サイズなどを設定し、[表作図]ボタンをクリックします。

2.作図位置を指示すると、表を配置します。


補足