QRコード挿入

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[コマンド名称]

QRCODE

[コマンドコード]

J883

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[複合/外部図形()][QRコード挿入(7)]

URLやメールアドレス、テキストを格納した「QRコード」を作成し図面に貼り付けます。

ダイアログ

①変換したい「文字・記号・数字」を入力します。

必ず作成したQRコードを読み取り、入力した文字と同じかどうか確認してください。

②変換されたQRコードをプレビューします。右上にQRコードのサイズ(ドット数)と解像度(dpi)を表示します。

③文字コード

入力した文字の文字コードを選択します。

半角の英数字・カナ・記号や全角の漢字・英数字・カナ・かな・記号など「JIS X 0208」基準の文字や
「Shift-JIS」の文字を使用する場合は、文字コードに[Shift-JIS]を設定します。

機種依存文字(例:①、 ℡ 、 ㍻)や旧字(例:﨑)  、ユニコード文字(例:〠)などの文字が含まれる場合は、文字コードに[UTF-8]を設定します。[Shift-JIS]を設定した場合は、文字化けしますので注意が必要です。


例:① ℡ ㍻ 﨑 〠

QRコードのサイズとカラーを設定します。

[1セルのドット数]        

1セルのドット数を指定します。

[余白のドット数]        

余白のドット数を指定します。通常は、余白は4セル分以上にします。

[訂正レベル]        

「誤り訂正能力(※注参照)」のレベルを指定します。レベルは以下の4種類から選択できます。

・L(7%)

冗長性7%の誤り訂正レベル

・M(15%)

冗長性15%の誤り訂正レベル

・Q(25%)

冗長性25%の誤り訂正レベル

・H(30%)

冗長性30%の誤り訂正レベル

※注1

QRコードはコードが汚れていたり破損していても、コード自身でデータを復元する「誤り訂正能力」を持っています。このレベルを上げれば、誤り訂正能力は向上しますが、データが増えるため、コードのサイズは大きくなります。どのレベルを選択するかは、ご使用になる環境、コードサイズ等で総合的に考慮して判断してください。一般的にはM(15%)で十分ですが、工場などの汚れやすい環境ではQやHを選択した方が良い場合もあります。


図面データに貼り付ける時のサイズ(幅および高さ)を指定します。

[出力サイズ指定]

        [☑出力サイズ指定]にすると、出力時のサイズで指定します。

[☑出力サイズ指定]

[☐出力サイズ指定]

⑥文字列とQRコードの画像をクリップボードにコピーします。

⑦QRコードを画像ファイルに書き出します。

画像のファイル形式は、以下の4種類から選択できます。

[QRコード読み取り]

図面に貼られたQRコードの画像から、文字情報を取得します。

[QRコード貼り付け]

り付けサイズ大きさでQRコードの画像を図面に貼り付けます。

[QRコード読み取り]ボタンをクリックし、図面に貼られた画像を選択すると、ダイアログの「文字・記号・数字」欄に文字情報を取得します。


操 作

「文字・記号・数字」欄に「URL」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」など、文字・記号・数字などのテキスト情報を入力します。変換されたQRコードが自動でプレビューされます。

例:WebサイトのURLを入力

2.[QRコード貼り付け]ボタンをクリックすると、カーソルにQRコードの画像の外形が表示されます。配置すると、QRコード画像が作図されます。


3.配置したQRコードをモバイル端末のカメラで読み取ることで、関連情報を画面に表示します。

Webサイトや住所、電話番号、メールアドレスなどの関連する情報を、QRコードで図面内に配置しておくことで、スマートフォンやiPhoneなどで読み取ってすぐに確認できます。