レイヤパレット
[リボンメニュー] | [パレット]メニュー→[レイヤパレット(L)] | |
[コマンド名称] | PLTLAYER | |
[コマンドコード] | J750 | |
[ショートカット] | - | |
[ポップアップメニュー] | - | |
[プルダウンメニュー] | [ウィンドウ(W)]→[レイヤパレット(L)] |
レイヤパレットで表示/非表示を切り替えます。
①つまみ
つまみをドラッグして、レイヤを移動します。[Ctrl]キーを押しながらドラッグすると、レイヤを複写します。
※1参照
②選択チェック
複数の変更を行う場合に、選択チェックしたレイヤが対象となります。
選択チェックのドラッグによる複数選択も可能です。
[複数変更]
☑を入れた複数のレイヤの「表示」、「ロック」、「退避」、「印刷」、「描画属性」の設定を変更します。
[複数レイヤの移動]
☑を入れたレイヤの「つまみ」をドラッグすると、複数レイヤが移動します。※1参照
[複数レイヤのデータ移動]
☑を入れたレイヤの「プレビュー」をドラッグすると、複数レイヤのデータが移動します。※1参照
※1:操作モードにより移動結果が変わります(詳細は、⑪設定ボタンを参照)。
[選択方法]
「選択チェック」をクリックすると、☑が入り選択され、水色で表示されます。続けて他のレイヤの「選択チェック」をクリックすると複数選択できます。
「選択チェック」をドラッグして複数選択します。
[選択] | [複数選択] | |||
[解除方法]
選択したレイヤを解除する場合は、解除する「選択チェック」をクリック、または「選択チェック」をドラッグします。
全て解除する場合は、一括設定の「選択チェック」で右クリックして、[全てOFF]をクリックします(詳細は、⑨一括設定を参照)。
[選択解除] | [全て解除](全てOFF) |
③レイヤ番号
レイヤ番号を表示します。
ダブルクリックすると、アクティブレイヤに設定されます。アクティブレイヤに設定されると、レイヤ番号が黄色で表示されます。
④プレビュー
現在の状態をプレビュー表示します。データのないレイヤは、白とグレーのチェッカーで表示されます。
ダブルクリックするとアクティブレイヤに設定されます。アクティブレイヤに設定されると、レイヤ番号が黄色で表示されます。
⑤「表示/非表示」,「ロック/アンロック」,「退避する/退避しない」,「印刷する/印刷しない」の状態を表示する
表示 | ロック | 退避する | 印刷する | ||||
非表示 | アンロック | 退避しない | 印刷しない |
下記の操作で変更できます。
[表示]:クリックすると、表示/非表示状態を変更します。
[ロック]:クリックすると、ロック/アンロック状態を変更します。
[退避]:クリックすると、退避する/退避しない状態を変更します。
[印刷]:クリックすると、印刷する/印刷しない状態を変更します。
「選択チェック」で複数選択している場合は、一括で同じ設定に変更できます。
「選択チェック」を使わずにドラッグ操作による一括変更も可能です。
ON(表示/ロック/退避する/印刷する) | OFF(非表示/アンロック/退避しない/印刷しない) | |
●複数変更
例:レイヤ1からレイヤ3をOFF(非表示)にする。
【方法1】
レイヤ1からレイヤ3の「選択チェック」を選択し、アイコン(「表示」,「ロック」,「退避」,「印刷」)をクリックする。
【方法2】
非表示にするアイコン(「表示」,「ロック」,「退避」,「印刷」)をドラッグする。
最初にマウスダウンしたレイヤの状態にドラッグしたレイヤがすべて変更されます。
この例では最初にマウスダウンしたレイヤ001番はONからOFFに変更されますので、ドラッグしたところがすべてOFFに変更されます。
●現在の状態を反転する
例:レイヤ1からレイヤ3の現在の状態を反転する
レイヤ1:現在ONならば→OFF,レイヤ2:現在OFFならば→ON,レイヤ3:現在ONならば→OFF
【方法1】
レイヤ1からレイヤ3の「選択チェック」を選択し、[Shift]キーを押しながら、アイコン(「表示」,「ロック」,「退避」,「印刷」)をクリックする。現在の状態を反転します。
【方法2】
[Shift]キーを押しながら、アイコン(「表示」,「ロック」,「退避」,「印刷」)をドラッグする。現在の状態を反転します。
⑥属性を「レイヤ依存」に設定した場合に使用する
描画属性(カラー、線幅、線種)を表示します。ダブルクリックで変更できます。
[カラー]:カラーをダブルクリックすると、カラーダイアログが表示されます。
[線幅]:線幅をダブルクリックすると、線幅リストが表示されます。
[線種]:線種をダブルクリックすると、線種リストが表示されます。
選択チェックで複数選択している場合は、一括で同じ設定に変更できます。
例:レイヤパレットでレイヤ1番のカラーを「赤」に設定し、レイヤ1番で作図する
①レイヤパレットを表示し、カラーをダブルクリックする | ②カラーダイアログが表示される 例:「赤」をクリックする | |
③カラーに「赤」が設定される | ④レイヤ1で四角形を作図すると、カラーが「赤」で表示される (レイヤ:1番、カラー:レイヤ依存) | |
☆レイヤパレットの設定で「使用されているレイヤのみ表示」に☑を入れている場合、作図していないレイヤは表示されません。
[☑ 使用されているレイヤのみ表示] | 使用されているレイヤのみ表示される 作図していないレイヤ(例:レイヤ1)は表示されない | |
作図していないレイヤのレイヤ依存の属性を設定するには、「使用されているレイヤのみ表示」の☑を外してください。
[☐ 使用されているレイヤのみ表示] | すべてのレイヤが表示される | |
⑦レイヤ名
レイヤ名を設定します。ダブルクリックで編集できます。
⑧★マーク
アクティブな元図面では空レイヤですが、レイアウトではデータがある場合に、元図面に★マークが表示されます。アクティブなレイアウトでは空レイヤですが、元図面や他のレイアウトではデータがある場合に、アクティブなレイアウトに★マークが表示されます。
[元図面がアクティブの場合]
元図面がアクティブの時に、元図面では005番は使っていない空レイヤですが、レイアウトでは使っているので、★マークが表示されます。
[レイアウトがアクティブの場合]
レイアウトがアクティブの時に、レイアウトでは、001、002、003、006番は使っていない空レイヤですが、元図面では使っているので、★マークが表示されます。
⑨一括設定
選択チェック | ☑ | 表示 | ロック | 退避する | 印刷する |
「選択チェックする/選択チェックしない」,「表示/非表示」,「ロック/アンロック」,「退避する/退避しない」,「印刷する/印刷しない」を一括で設定します。
例:全レイヤOFF | ||
1)選択チェック
「選択チェック」をクリックすると、すべて選択チェックする/すべて選択チェックしないを反転します。
2)表示/ロック/退避/印刷
「表示」,「ロック」,「退避」,「印刷」のアイコンをそれぞれクリックすると、すべてON/すべてOFFを反転します。
●一括設定のアイコンの表示について
000~256番のすべてのレイヤがON(例:表示)のとき、一括設定のアイコンの表示はONになります。
000~256番のレイヤで1つでもOFF(例:非表示)があるとき、一括設定のアイコンの表示はOFFになります。
一括設定のアイコンがONの場合、クリックするとすべてのレイヤがOFFになります。
OFFの場合、クリックするとすべてのレイヤがONになります。
●右クリックメニュー
一括設定の「選択チェック」,「表示」,「ロック」,「退避」,「印刷」の各アイコンを右クリックすると、以下のメニューが表示されます。全てに対して、ON/OFF/反転などの設定が一括で行えます。
選択チェック☑ | 表示 | ロック | 退避 | 印刷 |
⑩更新ボタン
プレビューの更新を行います。
設定ダイアログの「自動でプレビューを再生成する」がOFFのとき、プレビューを作り直す必要がありそうな場合に、更新ボタンの右上に黄色の四角が表示されます。更新ボタンをクリックすると、更新されます(設定ダイアログの詳細は、⑪設定ボタンを参照してください)。
⑪設定ボタン
設定ボタンをクリックすると、設定ダイアログが表示されます。
●操作モード
ドラッグ操作で移動や複写する際の設定を行います(■操作を参照してください)。
[データ移動モード]:「つまみ」または「プレビュー」をドラッグすると、データを移動します。
[レイヤ挿入モード]:「つまみ」をドラッグすると、レイヤごと移動します。
「プレビュー」をドラッグすると、データを移動します。
●表示順
レイヤの表示順を指定します。
レイヤ番号順(昇順)、レイヤ番号順(降順)、レイヤ名順の3種類から選択できます。
☆レイヤ番号000番の表示順は変わりません。
注)レイヤ名順を指定した場合は、レイヤ移動などのレイヤ操作ができません。
●レイヤ番号
[空レイヤを詰める]:空レイヤ(データがない、かつレイヤ名がない)を詰めて、番号を振り直します。
昇順に番号を詰めます。
[レイヤ番号を振り直す(昇順)]:レイヤ番号を昇順(昇順001,002,003…256)に振り直します。
[レイヤ番号を振り直す(降順)]:レイヤ番号を降順(降順256,255,254…001)に振り直します。
●チェックされているレイヤに対する処理
レイヤパレットであらかじめチェックされているレイヤに対して、以下の処理を行います。
[他の図面とマージ]:現在の図面にない図形だけ、他の図面のデータを取り込みます。
[他の図面とスイッチ]:現在の図面と他の図面のデータを入れ替えます。
「設定ダイアログ」と「右クリックのメニュー」で対象のレイヤが変わります。
右クリックメニュー:1つのレイヤに、指定した複数のレイヤを取り込む、または入れ替えます。
設定ダイアログ:チェックされている同じレイヤ番号同士、1対1で取り込む、または入れ替えます。
下記に違いをまとめて説明します。
右クリックメニュー
「A.MPS」の3番レイヤを「B.MPS」の2番・3番とマージ(取り込む)、スイッチ(入れ替える)
設定ダイアログ
「A.MPS」の2番・3番と「B.MPS」の2番・3番をマージ(取り込む)、スイッチ(入れ替える)
補足
設定ダイアログ スイッチの例
1)レイヤパレットで取り込むレイヤをチェックします。
2)設定ボタンをクリックし、設定ダイアログから「他の図面とスイッチ」の[実行]ボタンをクリックすると、開くダイアログが表示されます。
3)取り込む先のファイルを選択すると、レイヤパレットでチェックされた同じレイヤ番号のデータを入れ替えます。
●表示項目
レイヤパレットに表示する項目を設定します。
[選択用チェックボックス]:選択用チェックボックスを表示する/しないを指定します。
[☑選択用チェックボックス] | [☐選択用チェックボックス] | |||
[☐選択用チェックボックス]のときの選択方法
「レイヤ番号」,「プレビュー」,「レイヤ名」のいずれかをクリックすると、選択され水色で表示されます。1つ選択後、[Ctrl]キーを押しながら「レイヤ番号」,「プレビュー」,「レイヤ名」のいずれかをクリックすると、複数選択できます。また、1つ選択後、[Shift]キーを押しながら「レイヤ番号」,「プレビュー」,「レイヤ名」のいずれかをクリックすると、1つ目から離れている番号までを連続して複数選択できます。
[選択] | [複数選択] | |||
[プレビュー]:プレビューを表示する/しないを指定します。
プレビュー表示の場合
[小] | [中] | [大] | ||
[通常レイアウト] | [コンパクトレイアウト] | |||
プレビュー非表示の場合
[描画属性(カラー、線幅、線種)]:描画属性(カラー、線幅、線種)を表示する/しないを指定します。
[☑描画属性(カラー、線幅、線種)] | [☐描画属性(カラー、線幅、線種)] | |
●自動でプレビューを再生成する
データが変更された場合に、自動でレイヤパレットのプレビューを生成し直すかどうかを指定します。
「☐自動でプレビューを再生成する」の設定で、プレビューを作り直す必要がありそうな場合には、
更新ボタンの右上に黄色の四角が表示されます。更新ボタンをクリックすると、更新されます。
⑫操作モードの表示
現在設定している操作モード(データ移動モードまたはレイヤ挿入モード)が表示されます。
操作モードをクリックすると、設定ダイアログが表示され、操作モードが変更できます(詳細は、「⑪設定ボタン」を参照)。また、レイヤを右クリックして表示されたメニューからも、操作モードが変更できます(詳細は、「●右クリックメニューの表示」を参照)。
⑬絞込ボタン
絞込ボタンをクリックすると、絞込ダイアログが表示されます。
下記で絞り込む条件を設定すると、その条件のレイヤのみ表示します。
[クリア]:絞込設定をクリア(絞込なし)にします。
[表示][非表示]:「表示」または「非表示」のレイヤで絞り込みます。
[ロック][アンロック]:「ロック」または「アンロック」のレイヤで絞り込みます。
[退避する][退避しない]:「退避する」または「退避しない」のレイヤで絞り込みます。
[印刷する][印刷しない]:「印刷する」または「印刷しない」のレイヤで絞り込みます。
例:[非表示のレイヤのみ表示]
●使用されているレイヤのみ表示
チェックすると、使用されているレイヤのみ表示します。
[[☑使用されているレイヤのみ表示] | [☐使用されているレイヤのみ表示] |
⑭プレビュー範囲の表示を切り替えるボタン
①全図形範囲(図面内の全図形範囲) | ②レイヤ内の全図形範囲 | ③図面範囲(図面枠内の範囲) |
[全図形範囲]:すべての図形が表示されるサイズで、指定したレイヤを表示
[レイヤ内全図形範囲]:指定したレイヤ内の図形を全体表示
[図面範囲]:図面範囲内の指定したレイヤを表示
レイヤパレット内では以下の操作が行えます。
●右クリックメニューの表示
パレット内で右クリックすると、メニューが表示されます。
[データのコピー]:データをコピーします。元のレイヤのデータは残ります。
[データの切り取り]:データを切り取ります。元のレイヤからはデータがなくなります。
[データの貼り付け]:[データのコピー]または[データの切り取り]の後に操作ができます。コピーまたは切り取りしたデータを、指定したレイヤに貼り付けます。
[データの削除]:データを削除します。
[レイヤ名をクリア]:選択されているレイヤのレイヤ名を削除します。
[レイヤ情報のクリップボードコピー]
:選択されているレイヤの情報をクリップボードにコピーします。メモ帳などに現在のレイヤ状況を貼り付けて利用できます。
[レイヤ情報のクリップボード貼り付け]
:[レイヤ情報のクリップボードコピー]の後に操作ができます。コピー後、[レイヤ情報のクリップボード貼り付け]を実行すると、クリッボードにコピーしたレイヤ情報(表示/ロック/退避/印刷/カラー/線幅/線種/レイヤ名)を貼り付けます。
レイヤ情報のコピーと貼り付け
複数のレイヤ情報のコピーと貼り付け
1つのレイヤ情報を複数のレイヤに貼り付け
[前に空レイヤを移動]
:右クリックしたレイヤより1つ前に空レイヤを設定します。右クリックしたレイヤより下にある空レイヤを探して移動します。
[データ移動モード]・[レイヤ挿入モード]
:ボタンが入っているモードに設定されています。[データ移動モード]または[レイヤ挿入モード]を
クリックすると、切り替えられます。
[他の図面とマージ]
:レイヤパレットで右クリックした1つのレイヤに対して、現在の図面にない図形だけ、他の図面のレイヤからデータを取り込みます。
[他の図面とスイッチ]
:レイヤパレットで右クリックした1つのレイヤに対して、他の図面のレイヤからデータを入れ替えます。
「設定ダイアログ」からも同様の操作が行えます。「設定ダイアログ」からの場合、対象レイヤが変わります。右クリックメニューからの違いも説明していますので、詳細は、「⑪設定ボタン」を参照ください。
右クリックメニュー マージの例
1)レイヤパレットで右クリックして、メニューから[他の図面とマージ]を選択します。
2)開くダイアログが表示されますので、図面ファイルを選択します。
3)プレビューダイアログが表示されます。取り込みたいレイヤを「表示」に設定します(複数表示できます)。[OK]ボタンをクリックすると、プレビューダイアログで「表示されていたレイヤの図形」を、1)で右クリックしたレイヤ番号に取り込みます。
Bファイルの2番レイヤに、Aファイルの2番、3番、4番レイヤの図形を取り込む
補足
※1 注意
マージは、同じ座標にある図形は取り込みません。
図面全体を移動したりして位置がずれている場合は、すべての図形が取り込まれます。
[属性リストから]
:現在使用している属性リストから、リスト名称と属性情報を取得してレイヤに設定します。
以下のダイアログが表示されます。ここではインポートする方法を指定します。
[属性リストの番号から]
:属性リストに設定されているレイヤ番号がそのままレイヤ番号になります。
[属性リストのレイヤ番号を考慮]
:属性リストで同じレイヤ番号を使用しているリストが複数ある場合に、小さいリスト番号が優先されます。
[絞込解除]
:絞り込みダイアログで設定されている絞込を解除します。
[使用されているレイヤのみ表示]
:☑を入れると、使用されているレイヤのみ表示します。
●スクロール機能
レイヤパレット内でキーボードから矢印キー([↓]キーまたは[↑]キー)を押すと、1行ずつ下に、または上にスクロールします。
[PageDown]キーを押すと、次のページにスクロール、[PageUp]キーを押すと、前のページにスクロールします。
[Home]キーを押すと、先頭ページに移動、[End]キーを押すと、末尾ページに移動します。
●アクティブレイヤの設定
プレビュー表示の場合 レイヤ番号、またはプレビューをダブルクリックします。
プレビュー非表示の場合
レイヤ番号、または使用中チェックが入る欄をダブルクリックします。
ダブルクリックしてアクティブレイヤに設定されると、レイヤパレットではレイヤ番号が黄色で表示されます(プレビューの表示/非表示の設定については「⑪設定ボタン」を参照)。
[☑プレビュー] | [☐プレビュー] |
●レイヤ情報ダイアログの表示
レイヤパレット内でマウスのホイール(中ボタン)をクリックすると、レイヤ情報ダイアログが表示されます。
①現在表示中のレイヤ番号を表示します。
②表示中レイヤの前または後のレイヤを表示します。
③レイヤ名が編集できます。
④以下の変更が行えます。
「印刷する/印刷しない」,「ロック/アンロック」,「退避する/退避しない」,「表示/非表示」
⑤プレビュー内では、以下の操作が行えます。
ドラッグ:拡大
クリック:パンニン
右クリック:プレビューと同じ表示範囲
⑥すべてのレイヤを表示する場合は☑します。
⑦プロパティダイアログを表示します。
●レイヤの移動と複写
レイヤの移動と複写する方法には、[データ移動モード]と[レイヤ挿入モード]があります。現在設定している操作モードはパレット上部に表示されます。
[データ移動モード]
「つまみ」または「プレビュー」をドラッグすると、データを移動します。
[レイヤ挿入モード]
「つまみ」をドラッグすると、レイヤごと移動します。
「プレビュー」をドラッグすると、データを移動します。
レイヤのデータの移動や複写は、現在編集中の図面、またはレイアウトのデータに対して行われます。
アクティブでない元図面やレイアウトのデータは変更されません。また、ブロック内部の図形も変更しません。
レイヤ単位での移動(または複写)になりますので、元図面とすべてのレイアウトのデータが移動(または複写)します。
[データ移動モード]
例:空レイヤにデータ移動
001番の「つまみ」または「プレビュー」をドラッグします。移動先の空レイヤ004番で離すと、001番のデータが004番に移動します。001番のデータは空になります。
例:データがあるレイヤにデータ移動
001番の「つまみ」または「プレビュー」をドラッグします。移動先の002番で離すと、001番のデータが002番に移動し、1つにまとまります。001番のデータは空になります。
例:空レイヤにデータ複写
001番の「つまみ」または「プレビュー」を[Ctrl]キーを押しながらドラッグします。複写先の空レイヤ004番で離すと、001番のデータが004番に複写されます。
[レイヤ挿入モード]
例:つまみドラッグでレイヤごと移動
001番の「つまみ」をドラッグします。移動先の003番と004番の間で離すと、001番がレイヤごと003番に移動します。
例:つまみドラッグでレイヤごと複写
001番の「つまみ」を[Ctrl]キーを押しながらドラッグします。複写先の004番の前で離すと、001番がレイヤごと004番に複写されます。
例:プレビュードラッグで空レイヤにデータ移動
001番の「プレビュー」をドラッグします。移動先の空レイヤ004番で離すと、001番のデータが004番に移動します。001番のデータは空になります。
例:プレビュードラッグでデータがあるレイヤにデータ移動
001番の「プレビュー」をドラッグします。移動先の002番で離すと001番のデータが002番に移動し、1つにまとまります。001番のデータは空になります。
例:プレビュードラッグで空レイヤにデータ複写
001番の「プレビュー」を[Ctrl]キーを押しながらドラッグします。複写先の空レイヤ004番で離すと、001番のデータが004番に複写されます。
いずれのモードも選択チェックと組み合わせて、複数のレイヤの移動や複写が同様の操作で行えます。
例:[データ移動モード]空レイヤに複数のレイヤをデータ移動
いずれのモードもプレビューが非表示の時も、データ移動が可能です。プレビュー非表示の時は、使用中(✓)かどうかを表示する欄をドラッグすることで移動します。
複数のレイヤを移動する場合も同様に移動されます。
[データ移動モード]
:空レイヤへは移動になり、使っているレイヤへは合成になります。
[レイヤ挿入モード]
:「つまみ」ドラッグでは、移動になります。
「プレビュー」ドラッグでは空レイヤへは移動、使っているレイヤへは合成になります。
例:[データ移動モード] 004番につまみドラッグ
001番は004番(空レイヤ)へ移動、002番は005番と合成になります。
例:[レイヤ挿入モード] 004番の前につまみドラッグ
001番は002番、002番は003番、003番は001番に移動になります。
補足
例:「レイヤの小さいものが上」 | 違うレイヤを重ねた場合 | 同じレイヤの場合 | ||
ただし、「表示」-「全般」-「描画方法」で[DirectX]を設定した場合、同一レイヤ内は上から、以下の順番で表示されます。
①点、マーカー、ライト、カメラ
②線分
③文字
④塗図形
⑤画像、OLE図形