ポリライン
[リボンメニュー] | [作図(D)]メニュー→[ポリライン(Z5)]→[ポリライン(1)] |
[コマンド名称] | PLINE |
[コマンドコード] | J230 |
[ショートカット] | - |
[ポップアップメニュー] | 10ページ |
[プルダウンメニュー] | [作図(D)]→[ポリライン(P)] |
ポリライン(連続した線分、円弧)を作図します。
■説 明
コマンドを実行すると、作図モードになっていますので、クリックするだけで、図面上に連続した線分、円弧のポリラインを作図することができます(『ユーザーズマニュアル』の「第2章 DRA-CADの概要」の「2.4.5 ポリライン」を参照)。
[開いたポリライン] | [閉じたポリライン] | [円弧(接円弧)のポリライン] |

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ポイントを指示後、右クリックすると以下の編集メニューが表示されます。
ここでは、指示点をキャンセル、円弧の作図、閉じた形状の作成、および作図を終了することができます。

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[継続] | メニューを閉じて作図を続けます。 | [円弧(接円弧)] | 円弧を続けて作図します。 | [円弧(3点)] | 円弧の終点と通過点を指示して続けて作図します。 | [線分] | 円弧の作図から線分の作図に変更します。 | [一つ戻る] | 指示した点を1 つキャンセルし、1 つ前の点に戻ります。 | [やり直し] | 指示した点をすべてキャンセルし、1 点目から指示をやり直します。 | [図形を閉じる] | 最初と最後に指示した点をつなぎ、閉じたポリラインを作図して終了します。 | [作図終了] | 最後に指示した点で開いたポリラインを作図して終了します。 |
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■操 作
1.始点を指示するとラバーバンドが表示されます。2点目以降を指示します。
2.右クリックし、編集メニューを表示します。[図形を閉じる]または[作図終了]を指定すると、ポリラインが描けます。
補足
- 塗りカラーが設定されている場合、閉じたポリラインは現在の塗りカラーで塗りつぶされて作図されます。
- 線分を【ポリライン化】コマンドでポリラインに変換、ポリラインを【ポリライン線分化】または【分解】コマンドで線分に戻すことができます。
また、ポリラインの形状は【ポリライン編集】コマンドで編集することができます。 - ポリラインは1本の連続した線分/円弧なので、【単一選択】でプリミティブとして選択することができます。
- ポリラインを形成する線分を個別に編集することはできません。
また、始点と終点を一致させて閉じることにより、図形の中の塗りつぶしや、【距離測定】コマンドで[面積]を測定する場合に、閉じたポリラインは「プリミティブ指示」で測定できます。 - 【図形のプロパティ】コマンドまたは【プロパティパレット】でポリラインの分割数や閉じているかどうかなどを変更することができます。
- 【環境設定】コマンドの「操作」-「コマンド」-「コマンド実行中のESCキー」で、[ひとつ戻る]を設定している場合にポイントを指示後、[Esc]キーを押すと、編集メニューが表示されます。
- 【環境設定】コマンドの「表示」-「図形と部品」-[☑ポリライン頂点にマーカー表示]にする、または【表示設定】コマンドで「マーカー表示」-[ポリライン頂点]をONにすると、ポリラインの各頂点に[ポリラインマーカー]で設定されているサイズでマーカーを表示します。
- 作業ウィンドウ上で右クリックすると表示される編集メニューからコマンドを実行することもできます(『ユーザーズマニュアル』の「第2章DRA-CADの概要」の「2.5.3ダイレクト編集■右クリックメニュー」を参照)。