串刺し編集
[リボンメニュー] | [図面(S)]メニュー→[串刺編集(6)] | |
[コマンド名称] | OVEDIT | |
[コマンドコード] | J513 | |
[ショートカット] | - | |
[ポップアップメニュー] | 4ページ | |
[プルダウンメニュー] | [複合/外部図形(O)]→[串刺し編集(Q)] |
複数の図面を重ね合わせて編集します。
指定されたファイルがすべて開かれ、[串刺し編集]とタイトルのついた新規図面に重ね合わされた図面が作成されます。図形の編集を行い、上書き保存を行うと、それぞれ元の図面に変更が反映され、個別の図面として保存されます(『ユーザーズマニュアル』の「第2章DRA-CADの概要」の「2.6.3 複数ファイルの操作 串刺し編集」を参照)。
①串刺し編集リスト
串刺し編集ファイルが一覧表示されます(15枚まで)。ここから設定する串刺し編集ファイルを選択します。
②一覧表示から選択した串刺し編集ファイルに関する設定項目を☑します。
[表示]
串刺し編集ファイルの表示/非表示の指定を行います。
[編集]
串刺し編集ファイルの編集可/不可の指定を行います。
[基点]
串刺し編集ファイルの移動量を座標入力します。
ボタンをクリックすると、図面上で移動量を取得することができます。
[自動位置合わせ]ボタン
串刺し編集リストの一番上ファイルと、重ね合わせる図面の位置合わせを自動的に調整します。図面データを分析して得られた通り芯の位置情報を元に位置合わせを行います。
③串刺し編集を行う対象となるファイルを指定します。
[追加]ボタン
ファイルを開くダイアログを表示し、編集するファイルを選択します(詳細は【開く】コマンドを参照)。串刺し編集リストに追加されます。
[削除]ボタン
選択したファイルを串刺し編集リストから削除します。
[開いているファイルを全て追加]ボタン
現在開いているファイルをすべて串刺し編集ファイルとして追加します。
[オーバーレイファイルを全て追加]ボタン
現在作業している図面に【オーバーレイ管理】コマンドで設定されているオーバーレイファイルをすべて串刺し編集ファイルとして追加します。
④串刺し編集ファイルに作図した場合に、反映するファイル(すべてまたはチェックした1つのファイル)を指定します。
⑤串刺し編集ファイルを編集後、元の図面に変更を反映する時期(コマンド終了時または操作ごと)を指定します。
⑥串刺し編集リストに関する操作を指示します。
[リストの保存]ボタン
名前を付けて保存ダイアログを表示し、現在設定している串刺し編集リストをテキストファイルとして保存します(詳細は【名前をつけて保存】コマンド参照)。
[リストの読込]ボタン
ファイルを開くダイアログを表示し、保存してある串刺し編集リストのテキストファイルを読込み、現在の串刺し編集リストと置き換えます(詳細は【開く】コマンドを参照)。
[個別指定]
1.[追加]ボタンをクリックすると、開くダイアログが表示されます。
2.編集するファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックすると、選択したファイルが串刺し編集リストに表示されます。
3.串刺し編集リストから追加したファイルを選択し、設定します。
4.[OK]ボタンをクリックすると、指定されたファイルがすべて読み込まれます。
新規図面のタイトルが[串刺し編集中…]と表示され、重ね合わされた図面が表示されます。
補足