軸組線図(N値計算)の作成

【N値計算】コマンドの計算結果が描かれた平面図から、指定された通り心の軸組線図を作成します。

指定された通り心(線分)上にある【柱(N値/直下)の作図】コマンドで作図された柱と、【壁(N値/壁量/直下)の作図】コマンドで作図された壁、【N値計算】コマンドで描かれた接合金物の記号文字列と柱番号の文字列を検索し、軸組線図を作成します。

本コマンドではN値計算は行いません。N値計算の結果文字列を文字編集した場合は、変更された内容で作成されます。N値計算の結果を、軸組線図の視点で確認できます。

■操 作

１．軸組線図を作成したい通りの、通り心となる線分を左クリックして指示します。

２．軸組線図がドラッグされ、配置位置を指示します。

• Y軸方向の通り心を指示した場合は、右へ90度回転した軸組線図が表示されます。

３．軸組線図の高さを指示します。

• ２で指示した配置位置に近い位置の場合は、高さ3,000mmで作成されます。
• 数値で高さを指定したい場合は、キーボードで数値入力も行えます。

補足

• 軸組線図に描かれる柱番号と接合金物記号の文字列は、柱の中心から一番近い文字列が選ばれます。950mm以上離れた文字列は対象外です。また、柱番号は【】で囲われた文字列、接合金物は()で囲われた文字列でなくてはなりません。
• 通し柱の接合金物を表す文字列は、柱の中央よりやや右上に一つ配置されます。１階の場合は柱脚、２階の場合は柱頭へ【移動】コマンドなどで移動させてください。