引出線

[リボンメニュー]

[作図(D)]メニュー→[引出線(Z8)][引出線(1)]

[コマンド名称]

LEADER

[コマンドコード]

J65

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

7ページ

[プルダウンメニュー]

[作図(D)][引出線(H)]

引出線を作図します。

引出線を描く場合、カーソルの水平方向を基準として描きます。引き出す方向により下図のようになります。

引出線の記入位置の指定や、矢印・文字・文字囲みを記入することもできます。

引出線図形データで作図します(『ユーザーズマニュアル』の「第2章DRA-CADの概要」の「2.4.7定義図形引出線図形」を参照)。


ダイアログ

〔サイズ〕タブ

①文字を記入する場合に☑し、記入する文字列を入力します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。

[図面文字列]ボタン        

図面から記入する文字列を取得することができます。

[図面サイズ]ボタン

図面上の文字を指定して、その属性やサイズなどを取得します。

[文字サイズ]ボタン        

文字サイズ設定ダイアログを表示し、記入する文字列のサイズを設定します。

[テキストファイル]ボタン        

ファイルを開くダイアログを表示し、選択したテキストファイルの文字データすべてを記入する文字列として取得できます。

[テンプレート]ボタン        

文字テンプレートダイアログを表示し、テンプレートファイルから記入する文字列を取得できます。

[テンプレート追加選択]        

複数のテンプレート文字列を続けて選択する場合に☑します。
☐の場合は、入力されている文字列が新しく選択した文字列と置き換わります。

[スタイル名]        

文字スタイルを選択します(詳細は【文字スタイル登録】コマンドを参照)。


②引出線から文字を離して記入する場合に☑し、その距離を設定します。

[線の上]の場合

[線の横]の場合

③文字を記入する位置を指定します。

[線の上]        

引出線の上に文字が記入され、文字の縦方向の原点は下に設定されます。

[線の横]        

引出線の端部の横に文字が記入され、文字の原点は通常左に設定されます。

[横原点]        

文字原点の横方向の位置を[自動/左/中央/右]から選択することができます。

[縦原点]        

[線の横]に作図する場合に、縦方向の文字原点位置を[上/中/下]から選択することができます。

[線の上]

[線の横]


④設定する項目を☑します。

[引出角度]        

引出線の角度を設定します。☐の場合は、図面から角度を指定します。

[☑引出角度]

[☐引出角度]

[水平線長さ]        

引出線の水平線分の長さを設定します。☐の場合は、図面から長さを指定します。

[回転角度]        

引出線全体を回転して作図する場合に☑し、その角度を設定します。

[☑水平線長さ]

[☐水平線長さ]

[回転角度]

⑤端部に矢印を付ける場合に☑し、その種類とサイズなどを指定します(詳細は【寸法線】コマンド参照)。

[サイズ1]        

矢印の向きに対して垂直方向のサイズまたは円(○)の直径を設定します。

[サイズ2]        

矢印の向きに対して水平方向のサイズを設定します。


⑥文字を囲む図形を指定します。

[縦横比]

[楕円]を指定した場合に、X方向を1としてY方向に掛ける倍率を設定します(詳細は【線分円】コマンド参照)。

[矩形]

[楕円]

[なし]

[文字との空き]        

[矩形]、[楕円]を指定した場合に、文字囲みと文字の間に空きを設定します。

[図面から]ボタン        

文字囲み形状を図面から参照します。

[矩形]

[楕円]

⑦出力時のサイズで指定します(現在作業中の図面縮尺に従います)。
☐の場合は、出力時のサイズに図面縮尺の逆数倍掛けた値(例:出力サイズ3㎜、図面縮尺1/100 3×100=300㎜)で指定します。

⑧旧引出線ダイアログを表示します(詳細は[旧引出線]参照)。


〔属性〕タブ

①線分、文字の属性(レイヤ・色・線種・線幅)を指定して作図する場合に☑し、その番号を設定します。☐の場合は、現在の書き込み属性で作図します。

②グループ番号を変更して作図する場合に☑し、その番号を設定します。

③次回コマンド起動時またはダイアログの再表示時に〔サイズ〕タブを表示します。☐の場合は、前回ダイアログを閉じた時のタブが表示されます。


旧引出線で作図する場合

[旧引出線]ボタンをクリックすると、旧引出線ダイアログを表示します。

ダイアログ

〔サイズ〕タブ

①文字を記入する場合に☑し、記入する文字列を入力します(詳細は[引出線]を参照)。

②引出線から文字を離して記入する場合に☑し、その距離を設定します(詳細は[引出線]を参照)。

③文字を記入する位置を指定します(詳細は[引出線]を参照)。

④設定する項目を☑します(詳細は[引出線]参照)。

⑤端部に矢印を付ける場合に☑し、その種類とサイズを指定します(詳細は【矢印】コマンド参照)。

[サイズ]        

矢印線(<)の奥行き、または円(○)の直径を設定します。

[角度]        

矢印線(<)の角度を設定します。

⑥出力時のサイズで指定します(詳細は[引出線]参照)。

⑦引出線ダイアログを表示します(詳細は[引出線]参照)。

〔属性〕タブ

詳細は[引出線]を参照してください。

操 作

[☑引出角度]/[☑水平線長さ]

開始点を指示します。終了点を指示すると、設定した角度、水平線長さの引出線が描けます。


[☐引出角度]/[☐水平線長さ]

1.開始点を指示し、角度を指示します

2.終了点を指示すると、図面から指定した角度・水平線長さの引出線が描けます。


補足

(例:スピンボタンの設定が“30”の場合には、30°ごとに角度が変わります。)