建ぺい率・容積率の計算

[リボンメニュー]

[法規(R)]メニュー→[建蔽率容積率(1)]

[コマンド名称]

KENPEIRITU

[コマンドコード]

J566

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

19ページ LE版では12ぺージ

[プルダウンメニュー]

[建築(K)][建蔽率・容積率の計算(Z)]

建築基準法などに基づく建ぺい率限度・容積率限度および建築面積限度、延べ床面積限度を計算し、計算式を記入します。

建ぺい率は、敷地に対する建築面積の割合で、建ぺい率=建築面積/敷地面積で求めます。
また、容積率は、敷地に対する建物の延べ床面積の割合で、容積率=延べ床面積/敷地面積で求めます。

ダイアログ

①敷地全体に関係する諸条件を入力します。

[用途地域]        

用途地域名を選択します。
用途地域とは、建築物の用途をその敷地が属する地域に基づいて制限しているもので13種類あります。

[敷地面積]        

敷地の面積(㎡)を入力します。

[原則建ぺい率]        

用途地域固有の建ぺい率の上限を選択します。[用途地域]で設定した用途地域により上限が異なります。


[原則容積率]        

用途地域固有の容積率の上限を選択入力します。[用途地域]で設定した用途地域により上限が異なります。

②敷地の前面道路の幅(m)を入力します。

③建ぺい率の特例・緩和条件を☑します。☐の場合は、[敷地面積]×[原則建ぺい率]で求めます。

[角地]        

敷地が特定行政庁の定める角地にある場合、[原則建ぺい率]+10%で求めます。

[防火地域内の耐火建築物]

(準防火地域内の耐火建築物、準耐火建築物を含む)
都市計画で定められる防火地域で耐火建築物の場合、[原則建ぺい率]+10%で求めます。

④容積率の特例・緩和条件を☑します。☐の場合は、[敷地面積]×[原則容積率]で求めます。

[特定行政指定区域内]        

特定行政指定区域内に敷地がある場合、敷地面積×前面道路幅(W)×0.4(住居系以外の場合は0.6)で求めます。

[道路幅6m以上12m未満の全面道路が特定道路より70m以内]

前面道路幅が6m以上12m未満で敷地までの距離が70m以内の場合、下記の式で求めます。

緩和される道路幅(Wa)=(12-Wr)×(70-L)÷70

計算する前面道路幅(W)=Wa+Wr

敷地面積×前面道路幅(W)×0.4(住居系以外の場合は0.6)

[敷地から特定道路までの距離]        

敷地から特定道路までの距離を入力します。

⑤小数以下桁数を設定します。計算結果では、小数点以下の表示桁数で設定した値の桁より下桁を切り捨てて表示します。

⑥[計算]ボタンをクリックすると、設定した条件で計算した結果を表示します。

⑦計算式を図面に現在の書き込み属性で配置します。配置原点は左上になります。

⑧文字サイズ設定ダイアログを表示し、数値の文字サイズを設定します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。

操 作

1.小数以下桁数などを設定し、[計算式記入]ボタンをクリックします。

2.作図位置を指示すると、計算式を配置します。


補足