柱と壁の直下率計算

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[法規(R)]メニュー→[壁(N値/壁量/直下)(ZB)]→[柱と壁の直下率計算(3)

[コマンド名称]

JUNDER

[コマンドコード]

J845

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19ページ LE版では12ぺージ

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[構造(S)]→[柱と壁の直下率計算(3)

柱や壁のデータを集計し、木造建物の2階にある柱や壁の直下率を求めます。

【柱(N値/直下)の作図】、【壁(N値/壁量/直下)の作図】コマンドで作図された柱や壁データを集計します。

計算結果は図面に加筆され、計算結果が作表されます。

ダイアログ

①1m以内の間崩れは、上下階の柱が一致するとして計算する場合に設定します。一部の柱のみ間崩れを考慮したい場合は、☐にして、上下階が一致する柱とそれに接続される壁を間崩れしない位置に移動させて計算を行ってください。

②計算を行います。各階の範囲と2階建ての場合は上下階の位置あわせを行う点を指示すると計算が始まります。計算されると、各階の柱の近傍に接合金物記号が作図されます。また計算根拠の表を任意の場所にドラッグして配置できます。


③文字サイズ設定ダイアログを表示し、数値の文字サイズを設定します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。


補足

下階に柱がある場合は、1階の柱番号が明記されます。

下階に壁がない場合、その範囲が2階の壁に明記されます。壁が塗りつぶしで作図されている場合は、下階に壁がない範囲は塗りがない状態になります。壁が塗りつぶされていない場合は、下階に壁がない範囲は黒色で塗りつぶされた状態になります。下階に壁がない範囲が柱の際にある場合、柱によって隠れて図面上見えない場合があります。



操 作

例:2階建ての計算

1.【柱と壁の直下率計算】コマンドのダイアログで各種計算条件を設定し、[計算実行]ボタンをクリックします。作図した1階部分のデータをすべて選択します。

2.2階部分のデータをすべて選択します。

3.上下階の位置あわせのために、1階で2階と同じ位置にある通し柱の中心などを指示します。

4.2階で1階と同じ位置にある地点を指示します。


5.図面に柱番号が記入されます。
2階の柱で下階に柱がある場合は、1階の柱番号が明記されます。
2階の壁で、下階に壁がない箇所は、塗りがない形で表現されます。
また計算式の表をドラッグしながら図面に配置できます。