床面積(N値/壁量)の作図

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[法規(R)]メニュー→[床(N値/壁量)(Z0)][(N値/壁量)(1)]

[コマンド名称]

HEKIYUKA

[コマンドコード]

J572

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19ページ LE版では12ぺージ

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[構造(S)][床面積(N値/壁量)の作図(Y)]

N値計算と地震力に対する壁量を計算するための床面積などの範囲を作図します。

N値計算と地震力に対する壁量を計算するための各階の床面積などの範囲を作図します。各面積は、閉じたポリラインのパッケージデータとして作成されます。

壁量の計算には、4分割ラインの作図や上階セットバック、上階バルコニー、小屋裏物置の入力をします(N値の計算には不要です)。

ダイアログ


①作図する床面積の種類を選択します。

[計算用床面積]        

確認申請用の床面積ではなく、上階がオーバーハングしているような場合に、その部分も含めた「壁量計算に必要な床面積の範囲」を作図します。

[上階セットバック]        

建物の側端部分の上階がセットバックしているような場合に、側端部分の中で上階がない部分の範囲を作図します。側端部分のセットバックしている部分とそうでない部分とでは計算用の階数が異なります。

[上階バルコニー]        

上階にバルコニーなどがあり、その面積を側端部分の面積に算入したい場合に、その範囲を作図します。

[小屋裏物置]        

その階の床面積の1/8を超える面積の小屋裏物置がある場合に、各小屋裏物置の平均内法高さを設定して、その範囲を作図します。

[上階セットバック]

[上階バルコニー]

[小屋裏物置]

②面積の範囲の作図方法を選択します。

[矩形]        

対角に2点を指定して矩形状に面積の範囲を作図します。

[多角形]        

始点終点を任意に指定して面積の範囲を作図します。

[矩形]

[多角形]


[多角形]を指定した場合、ポイントを指示後、右クリックすると、以下の編集メニューが表示されます。ここでは、指示点をキャンセル、および作図を終了することができます。

[継続]        

メニューを閉じて作図を続けます。

[一つ戻る]        

指示した点を1つキャンセルし、1つ前の点に戻ります。

[終了]        

最初と最後に指示した点をつなぎ作図を終了します。

③計算用床面積をXY方向にそれぞれ4等分する側端部のラインを作図します。4分割ラインデータは、パッケージデータとして作成されます。

[壁量計算用床面積を指示]        

作図した「計算用床面積」のデータを指示すると、範囲を自動的に計算して4等分します。

[3点指定で作図]        

XY方向別に、基準点(2点)と作図位置(1点)の3点指定して4等分します。

[計算用床面積を指示]

[3点指定で作図]


④作図した床面積データを編集します(詳細は【移動】、【複写】、【ポリライン編集】コマンド参照)。

[移動]ボタン        

作図した1つのデータを移動します。

[コピー]ボタン        

作図した1つのデータをコピーします。

[頂点移動]ボタン        

作図した1つのデータの頂点を移動します。

[頂点挿入]ボタン        

作図した1つのデータに頂点を挿入します。

[線分移動]ボタン        

作図した1つのデータの線分を移動します。

[削除]ボタン        

作図した1つのデータを削除します。

⑤作図した1つのデータを指示すると、確認のダイアログを表示し、種類を確認することができます。


操 作

作図方法:[矩形]

1点目を指示するとラバーバンド上に矩形が表示されます。1点目の対角上に2点目を指示すると、床面積の範囲が描けます。

作図方法:[多角形]

1.始点を指示するとラバーバンドが表示されます。2点目以降を指示します。

2.右クリックし、編集メニューを表示します。[終了]を指定すると、床面積の範囲が描けます。



補足