壁(N値/壁量/直下)の作図
[リボンメニュー] | [法規(R)]メニュー→[床(N値/壁量)(Z0)]→[壁(N値/壁量/直下)(2)] | |
[コマンド名称] | HEKIKABE | |
[コマンドコード] | J573 | |
[ショートカット] | - | |
[ポップアップメニュー] | 19ページ ※LE版では12ぺージ | |
[プルダウンメニュー] | [構造(S)]→[壁(N値/壁量/直下)の作図(-)] |
在来木造建築物の耐力壁を作図します。
面材と筋かいの種類を選択し、在来木造建築物の各階の耐力壁を作図します。各壁データは、閉じたポリラインのパッケージデータとして現在の書き込み属性で作成されます。
①作図する壁の種類を選択します。
[耐力壁]
耐力壁を作図する場合に選択します。
[準耐力壁]
準耐力壁を作図する場合に選択します。
★準耐力壁を考慮した壁量計算は、2025年4月に施行される予定です。
②作図する面材の種類を選択します。
[大臣認定]
0.5から5.0までの範囲内において国土交通大臣が定める数値を選択します。
[その他]
面材の種類と倍率をキーボードから直接入力またはリストから選択することができます。
[リスト編集]ボタンをクリックするとWindowsの「メモ帳」などのテキストエディターが起動し、リストに表示される項目を編集することができます。
③作図する筋かいの種類を選択します。
[たすき]
筋かいをたすきに入れた場合に☑します。
★壁倍率は2倍として計算します(最大5.0)。
★2024年4月に施行される壁量計算では、耐力壁は面材と筋かいの組み合わせで最大7.0まで計算可能です。
【木造壁量計算】コマンドで「新しい壁量等の基準(案)に対応した早見表(案)」を選択した場合に、2024年4月に施行される壁量計算がされます。
④設定ダイアログが表示されます。ここでは、作図する壁データについて設定します。
[壁厚]
作図する壁データの厚さを設定します。
[倍率文字]
作図する壁データの壁倍率の表示の有無を設定します。
[塗りつぶし]
作図する壁データの塗りつぶしの有無を設定します。
[倍率文字] | [塗りつぶし] | |||
[文字サイズ]
文字サイズ設定ダイアログを表示し、倍率文字のサイズを設定します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。
⑤作図した作図した1つのデータの面材と筋かいの種類を変更します。
⑥作図した1つのデータを指示すると、確認のダイアログを表示し、種類を確認することができます。
[作図]
1.面材の種類などを設定し、[作図]ボタンをクリックします。
2.始点を指示し、終点を指示すると、耐力壁が描けます。
筋かいがある場合は、筋かいの向きを指定します。
耐力壁: 筋かいが壁の左側の柱頭に取り付く場合 | 耐力壁: 筋かいが壁の右側の柱頭に取り付く場合 | |
準耐力壁 | ||
[一括編集 例:☑カラー:002]
1.カラーを設定し、[一括変更]ボタンをクリックします。
2.変更する壁データを選択すると、設定した壁データに変わります
3.[☑編集する壁の種類を指示]の場合は、選択した範囲からさらに変更する壁を指示すると、選択した範囲内の指示された種類の壁データが設定した壁データに変わります。
補足