壁(N値/壁量/直下)の作図

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[コマンド名称]

HEKIKABE

[コマンドコード]

J573

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[構造(S)][壁(N値/壁量/直下)の作図(-)]

在来木造建築物の耐力壁を作図します。

面材と筋かいの種類を選択し、在来木造建築物の各階の耐力壁を作図します。各壁データは、閉じたポリラインのパッケージデータとして現在の書き込み属性で作成されます。

ダイアログ

①作図する壁の種類を選択します。

[耐力壁]

耐力壁を作図する場合に選択します。

[準耐力壁]

準耐力壁を作図する場合に選択します。

  ★準耐力壁を考慮した壁量計算は、2025年4月に施行される予定です。

作図する面材の種類を選択します。

[大臣認定]        

0.5から5.0までの範囲内において国土交通大臣が定める数値を選択します。

[その他]        

面材の種類と倍率をキーボードから直接入力またはリストから選択することができます。
[リスト編集]ボタンをクリックするとWindowsの「メモ帳」などのテキストエディターが起動し、リストに表示される項目を編集することができます。

作図する筋かいの種類を選択します。

[たすき]        

筋かいをたすきに入れた場合に☑します。

率は2倍として計算します(最大5.0)。

★2024年4月に施行される壁量計算では、耐力壁は面材と筋かいの組み合わせで最大7.0まで計算可能です。
【木造壁量計算】コマンドで「新しい壁量等の基準(案)に対応した早見表(案)」を選択した場合に、2024年4月に施行される壁量計算がされます。

設定ダイアログが表示されます。ここでは、作図する壁データについて設定します。

[壁厚]        

作図する壁データの厚さを設定します。

[倍率文字]        

作図する壁データの壁倍率の表示の有無を設定します。

[塗りつぶし]        

作図する壁データの塗りつぶしの有無を設定します。

[倍率文字]        

[塗りつぶし]

[文字サイズ]        

文字サイズ設定ダイアログを表示し、倍率文字のサイズを設定します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。

作図した作図した1つのデータの面材と筋かいの種類を変更します。

作図した1つのデータを指示すると、確認のダイアログを表示し、種類を確認することができます。


操 作

[作図]

1.面材の種類などを設定し、[作図]ボタンをクリックします。

2.始点を指示し、終点を指示すると、耐力壁が描けます。

筋かいがある場合は、筋かいの向きを指定します。

耐力壁:

筋かいが壁の左側の柱頭に取り付く場合

耐力壁:

筋かいが壁の右側の柱頭に取り付く場合

準耐力壁


[一括編集 例:☑カラー:002]

1.カラーを設定し、[一括変更]ボタンをクリックします。

2.変更する壁データを選択すると、設定した壁データに変わります

3.[☑編集する壁の種類を指示]の場合は、選択した範囲からさらに変更する壁を指示すると、選択した範囲内の指示された種類の壁データが設定した壁データに変わります。


補足