平均地盤面算定
[リボンメニュー] | [法規(R)]メニュー→[平均地盤面算定(8)] | |
[コマンド名称] | GLAV | |
[コマンドコード] | J827 | |
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建物形状(ポリラインまたは拡張ポリライン)とポリラインの各頂点の近傍に配置した地盤の高さを表す文字列から、平均地盤面を算定します。
①平面図を作成する場合に☑します。
[属性]
属性(レイヤ・カラー・線種・線幅)を指定する場合に☑し、番号を設定します。
☐の場合は、現在の書き込み属性で作図します。
②展開図を作成する場合に☑します。
[属性]
属性(レイヤ・カラー・線種・線幅)を指定する場合に☑し、番号を設定します。
☐の場合は、現在の書き込み属性で作図します。
③算定表を作成する場合に☑します。
[属性]
属性(レイヤ・カラー・線種・線幅)を指定する場合に☑し、番号を設定します。
☐の場合は、現在の書き込み属性で作図します。
④作成される展開図の高さ方向の倍率を設定します。高さ方向が僅少で線が重なり見づらい場合に、倍率で調整することができます。
[高さ方向倍率1(倍)] | [高さ方向倍率5(倍)] |
⑤作成される展開図の水平方向の倍率を設定します。横に長すぎて用紙に収まらない場合に、倍率で調整することができます。
[水平方向倍率1(倍)] | [水平方向倍率0.5(倍)] |
⑥計算される図面で設計GLが高さ0でない場合に図面上の高さを入力します。途中で設計GLが変更になった場合に図面を変更することなく、平均地盤面の高さの再算定が可能です。
[設計GL=0(mm)] | [設計GL=100(mm)] |
⑦平面図・展開図・算定表をそれぞれパッケージ化する場合に☑します。パッケージ化された算定表は、【表作図/編集】コマンドで読み込むことができます。
⑧文字サイズや算定表の数値の丸め方法を指定します。
[文字設定]
平面図・展開図・算定表を作成する時の文字の設定を行います(詳細は【文字記入】コマンド参照)。
[丸め方法]
丸め方法を指定します。指定できる値は、「長さ・高さ」「辺長」「面積」「平均地盤面の高さ」となります。
[建物が1つの場合]
1.建物の形状を【ポリライン】コマンドで入力します。
建物の形状を入力する際のポイント
①建物は閉じたポリライン、または拡張ポリラインで作図します。
以下の条件で描いた建物形状は選択対象外となり選択できません。
②建物形状のポリラインの始点が平面図・展開図・算定表の1番となります。
③建物形状のポリラインの始点から左回り(反時計回り)で番号が決定します。
ポリラインの作図方向にかかわらず、必ず始点から左回り(反時計回り)図では[1]→[2]→…[10]の順で平面図・展開図・算定表の番号が決まります。
④算定表の順番を調整したい場合は、ポリライン編集コマンドの[始点変更]でポリラインの始点の位置を変更してください。
⑤一直線上で高さが異なる場合(上図[6]、[9]参照)は、その位置にポリラインの頂点が必要です。
2.建物形状の各頂点の近傍に地盤の高さを表す文字列を【文字記入】コマンドで入力します。
地盤の高さを表す文字列を入力する際のポイント
各頂点から文字列の原点までの距離が1000mm以内に文字列を配置します。
①地盤高さを表す文字の検索条件
上記の条件で文字列が見つからない場合は、計算式に0mとして算定されます。
②地盤の高さを表す文字列は半角、単位はmmで入力します。
全角文字で入力された文字列は無視され、計算式に0mとして算定されます。
③1つの点に2つの高さを設定する場合
1つの点に2つの高さを設定する場合は、「250,500」のように半角文字のカンマ区切りで入力します。
展開図は必ず左回りで作成されるため、「前の高さ」は前(左)の展開図形の高さ、「後ろの高さ」は後ろ(右)の展開図形の高さとなります。
3.【平均地盤面算定】コマンドを実行し、建物を選択します。
4.[☑平面図の作成]の場合は、平均地盤面が算定され、平面図が作成されます。任意の位置に配置します
5.続けて、[☑展開図の作成]の場合は、展開図が作成されます。任意の位置に配置します。
6.続けて、[☑算定表の作成]の場合は、算定表が作成されます。任意の位置に配置します。
[建物形状と地盤の高さを表す文字列から平面図・展開図・算定表を作成]
[建物が複数ある場合]
1.建物の形状を【ポリライン】コマンドで入力し、建物形状の各頂点の近傍に地盤の高さを表す文字列を【文字記入】コマンドで入力します(詳細は、[建物が1つの場合]を参照)
2.【平均地盤面算定】コマンドを実行し、建物を選択します。
3.[☑平面図の作成]の場合は、平面図が作成されます。任意の位置に配置します。
4.続けて、[☑展開図の作成]の場合は、展開図が作成されます。任意の位置に配置します。
5.続けて、[☑算定表の作成]の場合は、算定表が作成されます。任意の位置に配置します。
複数の建物を選択した場合は、複数の建物の平均地盤面高さの算定を行います。