本コマンドは、「電気君」(著作権:有限会社設備共同プラン)を基に開発しています。

 渡り配線作図(電気設備)

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[作図(D)]メニュー[電気設備図(ZM)][渡り配線(5)]

[コマンド名称]

EMWIRTRANS

[コマンドコード]

J864

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23ページ LE版では17ぺージ

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[設備(B)][渡り配線作図(電気設備)(N)]

渡り配線を作図します。

ダイアログ

①配線の角を円弧で面取りする半径を設定します。


②配置している円(円弧)をサーチして作図する場合に☑します。
円(円弧)の近くをクリックすると円を認識します(スナップモードは関係ありません)。方向確認の表示は、円
(円弧)の中心から配線の作図イメージが表示されますが、実行後は指定した円(円弧)の円周上からカットして作図されます。
☐の場合は、通常のスナップモードが有効になります。

[円周サーチ]:

指示点は円の近く

[方向確認]

[作図]

③「水平・垂直」、「点に平行」のいずれかを指定して作図します。

[水平・垂直]:渡り配線を水平または垂直に作図します。

[点に平行]:指示された始点、終点に平行に作図します。

[水平・垂直]

[点に平行]

④任意の位置の場合は、カーソルの位置で配線が作図されます。配線の離れの長さを指定する場合は、数値を入力します。

[渡り線離れ:任意] カーソルの位置

[渡り線離れ:長さを入力] 円サーチした場合

円サーチしない場合

⑤2点をつなぐ配線の角度が90度以外の場合に☑し、角度を入力します。

配線位置の2点と方向を指示後、ステータスバーに角度を確認するメッセージが表示され、Y/N付のマウスが表示されます。始点と終点それぞれで右クリックするごとに入力した角度にガイドラインが変化し、確認しながら配線できます。左クリックで確定されます。

[パターン確認角度:15°]

[右クリックすると次の角度で表示]

⑥出力サイズで指定する場合に☑します。[☑出力サイズ指定]にすると、コーナー半径、渡り線離れが出力サイズに変わります。(現在作業中の図面縮尺に従います)。☐にすると、出力時のサイズに図面縮尺の逆数倍掛けた値(例:出力サイズ3㎜、図面縮尺1/100 3×100=300㎜)で指定します。

⑦配線をポリラインにする場合に、☑します。

⑧配線の属性(レイヤ、カラー、線種、グループ)をそれぞれ設定します。
各属性に☑を入れると、指定した属性で作図します(
レイヤ、カラー、線種、グループ以外は現在属性)。

☐にすると、現在属性で作図します。


操 作

例:コーナー半径:240/☑円サーチ/水平・垂直/渡り線離れ:700/☐パターン確認角度

1.1点目を指示するとラバーバンドが表示されます。2点目を指示すると、ガイドラインが表示されます。カーソルを動かすと配線方向が確認できます。

2.左クリックで方向を確定すると作図します。

例:コーナー半径:240/☑円サーチ/水平・垂直/渡り線離れ:700/☑パターン確認角度:15

1.1点目を指示するとラバーバンドが表示されます。2点目を指示すると、ガイドラインが表示されます。カーソルを動かすと配線方向が確認できます。左クリックで方向を確定します。


2.始点と終点の角度を設定します。Y/N付のマウスカーソルが表示されます。右クリックすると始点の角度が変わり、入力した角度にガイドラインが変化します。右クリックするごとにガイドラインが指定した角度で変化します。左クリックで確定します

3.終点の角度も右クリックで角度が変わりますので、ガイドラインを見ながら設定します。左クリックで確定します。