図面管理

[リボンメニュー]

[表示(V)]メニュー→[図面管理(I)]

[コマンド名称]

DRAMNG

[コマンドコード]

J882

[ショートカット]

[ポップアップメニュー]

[プルダウンメニュー]

[表示(V)][図面管理(Z)]

指定した図面の履歴を表示します。
名前や場所を変えて保存したファイルを表示します。ただし
DRA-CADで開いたことがない図面は、履歴に表示されません。
また、履歴の中で指定した2つの図面を比較し、その差異を調べることができます。差異を確認した上で、一方にしかない図形を、もう一方の図面へマージ(シンボル図形で挿入)することができます。履歴管理は、
DRA-CADのファイル(MPUWMPS、MPZ、MPX)でのみ行えます。

ダイアログ


①パス
図面管理で調べたいファイルのある
フォルダーを設定します。
[参照]ボタンをクリックして
フォルダーを指定するか、パスのリストにあるファイルを指定します。

②ファイル
指定した
フォルダーにあるファイルを一覧表示します。

③選択ファイルの履歴
②で履歴を調べたいファイルを選択すると、③に選択したファイルの履歴が表示されます。

④左欄へセット
比較するファイルを③で選択し、[左欄へセット]ボタンをクリックすると、左側の⑤パスと⑥プレビューに表示されます。

⑤パス
④でセットしたファイルのパスが表示されます。

⑥プレビュー
④でセットしたファイルのプレビューが表示されます。

⑦右欄へセット
比較するファイルを③で選択し、[右欄へセット]ボタンをクリックすると、右側の⑧パスと⑨プレビューに表示されます。

⑧パス
⑦でセットしたファイルのパスが表示されます。

⑨プレビュー
⑦でセットしたファイルのプレビューが表示されます。

⑩比較実行
[比較実行]ボタンをクリックすると、④と⑦でセットした2つのファイルの比較結果が中央の⑪プレビューに表示されます。

⑪プレビュー
⑩で実行した比較結果がプレビューに表示されます。
左側にしかない図形は、青色で表示されます。
右側にしかない図形は、赤色で表示されます。
両方共通の図形は、グレーで表示されます。

⑫赤色で示している図形をマージ
比較した2つの図面間で、それぞれの図面にない図形をマージ(シンボル図形で挿入)できます。
⑨の図面にのみある赤色の図形を、⑥の図面へマージします。

⑬青色で示している図形をマージ
比較した2つの図面間で、それぞれの図面にない図形をマージ(シンボル図形で挿入)できます。
⑥の図面にのみある青色の図形を、⑨の図面へマージします。

⑭閉じる
コマンドを終了します。


操 作

[参照]ボタンをクリックして、図面管理で調べたいファイルのあるフォルダーとファイルを指定して、[開く]ボタンをクリックします。またはリストにあるファイルを指定します。

2指定したパスが表示され、指定したフォルダーにあるファイルが一覧表示されます。選択したファイルの履歴が表示されます。


[世代]列は、ファイルの属性を表示します。

自分:ファイル欄で選択したファイル
同属:保存日時もしくは保存場所の違うファイル
親:元になったファイル(名前を付けて保存により別のファイルとなった時の元ファイル)
子:別の図面になったファイル(名前を付けて保存により別のファイルとなったファイル)

3.選択ファイルの履歴欄からファイルを選択すると、プレビューに表示されます。

4.[比較実行]ボタンをクリックすると、比較結果が中央のプレビューに表示されます。

5.比較した2つの図面間で、それぞれの図面にない図形をマージできます。
赤色で示している図形を左の図面にマージする場合は、[赤色で示している図形をマージ]ボタンをクリックします。

(青色で示している図形を右の図面にマージする場合は、[青色で示している図形をマージ]ボタンをクリックします。)

6.[閉じる]ボタンをクリックすると、図面管理ダイアログが閉じて、左側の図面に赤色で示している図形が、シンボル図形として配置されます。


補足

例>C:Users(ユーザー名)Documentsarchi pivot¥dracad 2025¥ANALYSIS

「OpenFile.log」ファイルを削除すると、DRA-CADで開いた履歴がなくなりますので、【図面管理】コマンドの履歴一覧も表示されなくなります。
削除後にDRA-CADファイルを開くことで、新しく「OpenFile.log」が作成されます。