通り心

[リボンメニュー]

[作図(D)]メニュー→[寸法線(Z7)][通り心(2)]

[コマンド名称]

DIMMESH

[コマンドコード]

J183

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7ページ

[プルダウンメニュー]

[作図(D)][通り心(M)]

通り心、寸法線、通り名称を作図します。

寸法線図形データで寸法線を作図します(『ユーザーズマニュアル』の「第2章DRA-CADの概要」の「2.4.7定義図形寸法線図形」を参照)。

ダイアログ

〔サイズ〕タブ

①XY方向の通り心をそれぞれ設定します。

[スパン]

作図距離を設定します。スパンの数値をカンマ(,)で区切って入力することにより、異なる距離の線を個数分だけ繰り返して作図します。


[個数]        

繰り返す個数を設定します。

例:スパンX:1000,2000,3000/個数1

②寸法線止めの円の直径を設定します。

③寸法線から数値を離す距離を設定します。

④設定する項目を☑します。

[寸法線間隔]        

第1寸法線と第2寸法線の距離を設定します。☐の場合は、自動的に決まります。

[通り符号倍率]        

数字のサイズに対する通り符号の文字サイズの比率を設定します。

[丸止塗りつぶし]        

寸法線止めの円を塗りつぶします。

[丸止白塗り]        

寸法線止めの円を白で塗りつぶします。

[出力サイズ指定]        

出力時のサイズで指定します(現在作業中の図面縮尺に従います)。
☐の場合は、出力時のサイズに図面縮尺の逆数倍掛けた値(例:出力サイズ3㎜、図面縮尺1/100
 3×100=300㎜)で指定します。

[寸法連動なし]

[☑寸法連動なし]の場合に、【ストレッチ】や【ピンセット】コマンドなどで寸法線図形を変形しても寸法値が変更されません(詳細は【寸法線】コマンドを参照)。


[寸法文字位置自由]

[☑寸法文字位置自由]にして、【ストレッチ】コマンドの[寸法文字位置を考慮]、または【ピンセット】コマンドの[寸法線に合わせて移動]が☐の場合に、寸法線図形を変形しても寸法文字の位置が移動されません(詳細は【寸法線】コマンドを参照)。

[通りの三角記号]

通り符号を記入する場合に、三角記号を作図します。

[符号は全角]        

通り符号を記入する場合に、符号を全角文字で作図します。☐の場合は、半角文字になります。

[☐通りの三角記号/符号は全角]

[☑通りの三角記号]        

[☑符号は全角]

⑤寸法線、通り符号を記入する位置を☑します。

⑥X方向の通り符号を指定します(Y方向は自動的に決まります)。

[X1,X2・・・]

[A,B,C・・・]

[1,2,3・・・]

⑦文字サイズ設定ダイアログを表示し、寸法文字のサイズを設定します(詳細は【文字記入】コマンド参照)。

⑧図面上の文字を指定して、その属性やサイズなどを取得します。

⑨旧通り心ダイアログを表示します(詳細は[旧通り心]参照)。


〔属性〕タブ

①設定する項目を☑します。

[カンマ]        

寸法値にカンマを付けます。

[丸め]        

一番下の位を「0」または「5」に丸めます。

[表示なし]        

小数点以下桁の末尾の「0」を表示しません。

②寸法値の表示を設定します。

[小数点以下桁数]        

小数以下桁数を設定します。

[単位]        

寸法値の単位を指定します(㎜/㎝/m/㎞)。

③寸法線、通り、符号の属性(レイヤ・色・線幅)を指定して作図する場合に☑し、その番号を設定します。☐の場合は、現在の書き込み属性で作図します。

④寸法値の属性(色・線幅)を指定する場合に☑し、その番号を設定します。☐の場合は、寸法線と同じ属性が設定されます。

⑤次回コマンド起動時またはダイアログの再表示時に〔サイズ〕タブを表示します。☐の場合は、前回ダイアログを閉じた時のタブが表示されます。


旧通り心で作図する場合

[旧通り心]ボタンをクリックすると、旧通り心ダイアログを表示します。

ダイアログ

〔サイズ〕タブ

①XY方向の通り心をそれぞれ設定します(詳細は[通り心]を参照)。

②寸法線止めの円の直径を設定します(詳細は[通り心]を参照)。

③寸法線から数値を離す距離を設定します(詳細は[通り心]を参照)。

④設定する項目を☑します(詳細は[通り心]を参照)。

⑤寸法線、通り符号を記入する位置を☑します(詳細は[通り心]を参照)。

⑥X方向の通り符号を指定します(詳細は[通り心]を参照)。

⑦通り心ダイアログを表示します(詳細は[通り心]を参照)。


〔属性〕タブ

①設定する項目を☑します(詳細は[通り心]を参照)。

②寸法値の表示を設定します(詳細は[通り心]を参照)。

③寸法線、丸止記号、寸法値の属性(レイヤ・色・線幅)を指定して作図する場合に☑し、その番号を設定します。☐の場合は、現在の書き込み属性で作図します。

④次回コマンド起動時またはダイアログの再表示時に〔サイズ〕タブを表示します。☐の場合は、前回ダイアログを閉じた時のタブが表示されます。

操 作

カーソルに設定された通り心が表示されます。作図する位置を指示すると、通り心が描けます。



補足