旧寸法線の属性変更

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[編集[E)]メニュー→[旧寸法線属性[M)]

[コマンド名称]

DCHANGE

[コマンドコード]

J199

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4ページ

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[修正[M)][旧寸法線属性変更[W)]

【寸法線】コマンドの「旧寸法線」、【通り心】コマンドの「旧通り心」で作図した寸法の属性を変更または、線分と数値(文字)を別々に書いた寸法線に寸法属性を設定します。

ダイアログ

①寸法属性の設定方法を指定します。

[手動設定]        

寸法の線分と数値(文字)を1組ずつ指定し、寸法属性を設定します。

[自動設定]        

寸法の線分または数値(文字)を指定すると、それに最も近い線分または数値(文字)を検索し、寸法属性を設定します。

[変更]        

すでに寸法属性を設定している数値(文字)を指定して、数字の浮き、形態、単位などを変更します。範囲を指定して、一度に変更することもできます。

[解除]        

寸法属性を解除する線分または数値(文字)を指定して、通常の線分と数値(文字)に戻します。範囲を指定して、一度に寸法属性を解除することもできます。

[新寸法線へ変換]        

寸法属性が設定された線分または数値(文字)を指定して、新寸法線に変換します。範囲を指定して、一度に新寸法線に変換することもできます。

寸法属性を設定する際に、数字を線分の位置に合わせて配置し直す場合に☑し、その距離を設定します。

[出力サイズ指定]        

出力時のサイズで指定します(現在作業中の図面縮尺に従います)。
☐の場合は、出力時のサイズに図面縮尺の逆数倍掛けた値(例:出力サイズ3㎜、図面縮尺1/100 3×100=300㎜)で指定します。

③寸法値の表示を設定します。

[カンマ]        

寸法値にカンマを付けます。

[丸め]        

一番下の位を「0」または「5」に丸めます。

[表示なし]        

小数点以下桁の末尾の「0」を表示しません。

[小数点以下桁数]        

小数点以下桁数を設定します。

[単位]        

寸法値の単位を指定します(㎜/㎝/m/㎞)。

④寸法属性を持つ線分や数値をすべて表示します。

⑤寸法の線分または数値を指示し、それと組になる寸法数値または線分を表示します。

操 作

例:手動設定/☑カンマを付ける

寸法属性を設定する文字と線分を指示すると、確認のマウスが表示されます。左ボタン(YES)を押すと、寸法属性が設定されます。



補足

【寸法線】【通り心】コマンドと寸法属性の関係

【寸法線】コマンドの「旧寸法線」、【通り心】コマンドの「旧通り心」を使用して寸法線を作図した場合、寸法線と寸法文字は寸法属性が与えられ、線と文字が関連づけられます。
これにより、寸法線を【ストレッチ】コマンドなどで編集した場合、寸法文字も自動的に内容や位置が変更できるようになります。

●寸法属性なし

●寸法属性あり

数値のみ変更した場合

数値と位置を変更した場合

位置はそのままで、数値のみ変更する。        

数値を変更し、配置し直す。