図面比較
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[コマンド名称] | COMPARSION | |
[コマンドコード] | J762 | |
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2つの図面の図形要素を比較します。
2つの図面を比較し、違いのある部分、または同じ部分を強調して表示します。また違う部分だけを別の図面として作成することができます。
①比較する2つのファイルを指定します。
[参照]ボタン
ファイルの指定ダイアログを表示し、比較するファイルを指定することができます(詳細は【開く】コマンドを参照)。
②重ね合わせ位置
[作図原点を基準に]
比較する2つのファイルの作図原点が一致するように、重ねあわせて表示する場合に☑します。
[自動位置合わせ]
比較する2つのファイルの位置合わせを、自動的に調整する場合に☑します。図面データを分析して得られた通り芯の位置情報を元に、位置合わせを行います。
[変更部分を矩形で囲む]
違いのある部分をまとめて矩形で囲みます。違いのある部分がわかりやすくなりますが、比較に時間がかかる場合があります。
③比較した結果の表示オプションを指定します。
[表示]
片方にのみ存在する図形、または両方に存在する図形を表示する場合に☑します。
[指定色]
片方にのみ存在する図形、または両方に存在する図形を同じ色で表示する場合に☑し、表示色を指定します。
④比較した結果を新規に保存します。
別名で保存ダイアログが表示され、対象となる図形要素が保存されます(詳細は【名前をつけて保存】コマンドを参照)。
⑤比較対象外の属性を☑します。比較する属性を指定することで、比較条件を絞り込むことができます。
⑥誤差範囲を設定する場合に[☑有効]にし、誤差範囲(㎜)を設定します。誤差範囲を設定することで、チェックが緩やかになります。
⑦比較した結果を表示します。
[比較]ボタンをクリックすると、比較結果の表示ダイアログと比較した結果が、指定した表示オプションで新規図面に表示されます。
❶比較した結果を画面上で拡大して表示します。
[☑変更部分を矩形で囲む]の場合
[前領域]、[次領域]ボタンをクリックすると、囲んだ矩形領域を次々と表示します。
[前要素]、[次要素]ボタンをクリックすると、現在選択されている領域で要素を順番に拡大し、強調表示します。
[☐変更部分を矩形で囲む]の場合
前領域]、[次領域]ボタンは無効になります。
[前要素]、[次要素]ボタンをクリックすると、要素を順番に拡大し、強調表示します。
❷比較した結果が表示されます。
❸チェックした図形のみ、作業ウィンドウに表示されます。
例
☑「図面1にのみ存在する図形を表示」 | ||
☑「図面1にのみ存在する図形を表示」 | ☑「図面2にのみ存在する図形を表示」 | |
❹比較結果の表示ダイアログが非表示になります。
❺図面比較ダイアログに戻ります。
⑧比較した結果を更新して表示します。
比較結果の表示ダイアログを終了すると、図面比較のダイアログに戻ります。
図面比較ダイアログで③の比較した結果の表示オプションを変更する場合に、「表示色」や「表示」の☑を切り替えて、[更新ボタン]をクリックすると、比較した結果を更新して表示します。