円(半径固定)  

設定した半径の円を連続して作図、または２つの図形に接し、設定した半径を持つ円、円周上の２点を指示して設定した半径の円を作図します。

■ダイアログ

①作図する円の半径を設定します。

• [Ctrl]キーを押しながらボタンをクリックすると、図面上の円の半径を参照することができます。

②配置する時の基準点を指定します。

③カーソルから原点を離して作図する場合に☑し、その距離を設定します。

例：原点(中央中)Ｙ＝500と設定した場合

④設定する項目を☑します。

[通過点指定]        

円周上の２点を指示して設定した半径の円を作図します。

[2図形に接する円]        

２つの図形に接し、設定した半径を持つ円を作図します。

■操 作

例：原点(中央中)

カーソルに設定された半径の円が表示されます。作図する位置を指示すると、設定された半径の円が描けます。

• [Ctrl]キーを押しながらクリックすると、【環境設定】コマンドの「操作」－「マウス」－[CTRL＋クリック回転角]で設定した角度だけ回転します。中央中以外の原点またはオフセットを設定した場合などに操作します。

[☑通過点指定]

１．円の１点目、２点目を指示します。

２．ラバーバンド上に設定された半径の円が表示されます。方向を指定すると、設定された半径の２点を通る円が描けます。

[☑2図形に接する円]

１．接する２つの図形を指定します。

２．ラバーバンド上に設定された半径の接円が表示されます。方向を指定すると、設定された半径の２つの図形に接する円が描けます。

補足

• 塗りカラーが設定されている場合は、現在の塗りカラーで塗りつぶされて作図されます。
• 【円中心】、【接線】スナップで円の中心や円に接する点へスナップまたは、【接線】コマンドで円に接する線分を作図することができます。
• 【単一選択】でプリミティブとして選択することができます。
• 【図形のプロパティ】コマンドまたは【プロパティパレット】で円の半径などを変更することができます。
• 3次元編集モードでは円は投影法により変形されますので、【環境設定】コマンドの「表示」－「図形と部品」－[3D表示の円分割数]で円の分割数を設定し、近似多角形として表示します。

※LE版では、3次元機能はご利用になれません。