「ITを活用し未来へつながる建築」
おかげさまで建築ピボットは、2024年6月1日をもって創業20周年を迎えました。 多くのユーザー様からいただいたご支援やご指導のおかげで、今日を迎えることができました。 ご愛顧いただいたみなさまに深く感謝いたします。これから先も、新しい時代の設計環境を提供できるよう、 DRA-CADをはじめとしたツールを進化させていきたいと思います。
近年、AIやIoT、ロボットなどデジタル技術の進歩も目を瞠るものがあります。 建築ピボットは、建築とデジタル技術に係る業務を積極的に進め、 建築に関係するお客様の問題解決を支援する優れた製品やサービスを提供することを目指してまいりました。 様々なツールやハードウェアが登場し、HUBとしての役割を担う設計ツールが、それらをつなぎ、新たな活用方法を生みだします。 建築においても、作品としての価値や役割は、時として設計意図からではなく、建築に集う人々によって生み出されることがあります。 本企画では、建築の設計に携わる方々や関係する方々にお集まりいただき、建築に関わるITの活用方法をシェアすることで、 「ITを活用し未来へつながる建築」のためのヒントを得る機会としていただきたいと考えています。 是非お力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。
講演内容
デジタルツール、コミュニケーションツール、クラウドサービス、AI、デジタルデバイス等、様々なツールとサービスの登場と進歩により時代 は⼤きく変貌しています。オールインワンなものからニッチなものまで、その多様性は我々エンドユーザーに対して、発⾒と新しいワークフローを⽣み出しました。その反⾯、数多くあるツールやサービスの中から、 可能性を発⾒する視野の広さ、理解する能⼒、選択する判断⼒が求められる時代でもあります。 建築設計はとても複雑であり、膨⼤な検討課題を⼀つ⼀つ解決しながら全体をコントロールしなくてはいけません。 それらを効率よく、柔軟にドライブさせていく上で、どのようなツールを使い、どのようなシステムを構築するか⽇々考えています。 ワークフローを円滑にしつつ、デザインの可能性を切り開き、これまでにない新しいアウトプットに到達する。今回は、設計者の視点やアプローチから、 ⽇々の設計プロセスの御紹介ができればと思います。 ...もっとみる
設計部⻑
1985年 熊本県生まれ
2007年 崇城⼤学⼯学部建築学科 卒業
2009 年 崇城⼤学⼤学院建設システム開発⼯学専攻(修⼠課程)卒業
同年 藤本壮介建築設計事務所 ⼊社
現在に⾄る
この度、DRA-CADが次世代CAD「dracad 2025」として生まれ変わりました。 基幹部分の改良により、大容量データの読み書き時間が短縮され、図面表示が高速化されました。 そのほか、多くの外国語の取り扱いが可能なユニコード対応や、新しい外観のダークモード、 2025年の法改正に向けた法規系コマンドの改良など注目の機能をご紹介します。 ...もっとみる
開発リーダー
~BIMの活用とSAVE-建築との連携~」
本講演では、省エネ適合判定を外注から内製化へと移行した経緯とその効果について解説します。BIMの活用による設計・施工プロセスの効率 化や、迅速な変更対応の実現など、内製化により得られたメリットを紹介しながら、 その過程で直面した課題についても触れます。 さらに、グループ会社の社屋ビル新築工事を事例に、SAVE-建築を用いた具体的なBIMとの連携手法や適合判定申請における実務的な工夫、 データ入力やBELS評価申請における標準入力とモデル入力の違い、ZEB ready取得までのプロセスを詳述します。 ...もっとみる
建築事業本部 設計部 意匠担当
部長
高校・大学で建築を学び、卒業後仙台に戻り数々の設計事務所・建設会社で設計と監理業務に携わる。 木造住宅から、S 造・RC 造の様々な物件を経験し、東日本大 震災後の災害公営住宅木造43棟の設計・監理業務にJV の元、完成引き渡しまで携わる。 その後、2015年株木建設株式会社設計部に中途入社。 様々な物件をこなす中、設計業務をCADからBIMに移行することに重点を置き、 現在では計画・基 本設計・申請業務(省エネ適判含む)・実施設計の社内内製化を進めている。
建築事業本部 設計部 省エネ担当
大学では電気工学科に所属し、卒業後は機械設備設計関係の会社に勤める。 2015年に株木建設株式会社に中途入社し、トンネルボーリングマシンの設計業務開発に携わる。 その後建築設計部に移動し、BIM による建築3Dデータ作成などに従事。2022年から省エネ適判業務の選任になる。
意匠設計と構造設計の両方を手掛ける中で、「DRA-CAD」と「Twinmotion」や構造計算ソフトを連携して活用する事例を紹介します。
代表取締役
群馬千鳥推進協議会 理事長
約20年に渡り構造事務所に在籍、在籍時に大手ゼネコンに長期出向、アミューズメントパーク、海外プラント、空港、などの構造にも携わる。 2008年に独立、一級建築士事務所SEA Design代表就任、2010年 TABLOID の初期構造検討に参加、完成まで構造コンサルという形で携わる。 2012年に再独立 Beach side Studio株式会社一級建築士事務所立上げ、代表就任。 構造の仕事を背骨にして様々な仕事に、手を出したいと建設業も同時に開業。
意匠設計でのソフトウェアの活用事例と、避難安全検証法を用いた設計事例を紹介します。
講演終了後、ユーザー同士の交流を深めるためのネットワーキングパーティを開催いたします。 ユーザー同士の情報交換の場として是非ご活用ください。 軽食もご用意しております。リラックスしながら楽しいひとときをお過ごしください。 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
展示ブースでは実際にピボット製品に触れていただけるよう、各製品のデモ機を展示します。 ピボット製品に関するご質問やご相談など、実際に操作していただけるチャンスです。 この機会をお見逃しなく!
開催概要
- 開催日時
- 2024年11月21日(木)
13:00~17:00(講演会)、 17:15~19:00(ネットワーキングパーティー) - 開催場所
- 自由学園明日館(講堂、ホール、食堂)
東京都豊島区西池袋2-31-3(地図) 池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分、目白駅より徒歩7分 - 主催
- 株式会社建築ピボット
- テーマ
- ITを活用し未来へつながる建築
- 対象
- 建築設計者、技術者、官公庁、研究者、大学、専門学校、学生
- 募集定員
- 110名
- 参加費
- 無料 (事前申込制)
- 申込方法
- 9月下旬よりホームページで申込受付を開始予定
建築ピボット20周年のページ