建築ピボット−ニュースリリース− 2017/2/23

平成28年省エネルギー基準対応
建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア

「SAVE-建築 Ver.4」を新発売

このたび、株式会社建築ピボット(本社:東京都文京区 代表取締役社長:千葉貴史)は、 平成28年省エネルギー基準に対応した、省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築 Ver.4」を新発売することとなりましたので、下記の通りお知らせ申し上げます。

「SAVE-建築 Ver.4」は建築物(非住宅)について建築物省エネルギー法で定められた届出に必要な省エネルギー計算書の作成を支援します。 建物の外皮の性能(PAL*)と一次エネルギー消費量を計算し、所管行政庁に提出する計算書を作成できます。


SAVE-建築 Ver.4

「SAVE-建築 Ver.4」の画面


「SAVE-建築 Ver.4」の概要

    「SAVE-建築 Ver.4」は、建物モデルの入力によりPAL*と一次エネルギー消費量を計算します。 ペリメーターゾーンの分割、面積算定は自動で行いますので、設計変更にも柔軟に対応でき、届出のための省エネルギー計算書作成を大幅に省力化できます。 届出書類として、PAL*計算書、一次エネルギー消費量計算書を作成できます。 設備の計算では、空調、機械換気、照明、給湯、昇降機、だけでなく、太陽光発電、コジェネレーションなどの効率化設備の計算にも対応しており、CO2排出量、電気料金も算出します。 BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)にも対応しています。
    また、建物モデルを入力しながら、計算結果をリアルタイムで確認できるので、建物のデザイン検討と省エネルギー計算が同時に行えます。 複数案を比較する機能も充実しており、設計案の比較検討や改修前後の省エネ性能比較などに活用できます。 建物モデル入力から計算、書類作成までをワンストップで行うことができ、届出書類作成だけでなく、設計初期からの省エネルギー検討など、設計のあらゆる段階で利用できます。

平成28年省エネルギー基準と今回のバージョンアップについて

    平成27年7月、新たに「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネルギー法)」が制定されました。 平成28年4月には誘導措置が施行され、平成29年4月には規制措置が施行されます。 平成32年(2020年)には、戸建て住宅を含む全ての新築の建物について省エネルギー基準適合が義務化され、省エネルギーは耐震や防耐火と同様に建築確認に必須の項目となります。 まず、平成29年4月、2,000u以上の非住宅建築物から義務化が始まります。
    従来の「省エネルギー法」に基づき行われていた省エネルギー措置の届出制度は平成29年4月より「建築物省エネルギー法」の適合義務、届出等の制度に移行されます。 それに伴い、平成28年省エネルギー基準が新設されました。平成29年3月までは、現行の平成25年基準での届出が可能ですが、その後は新基準に完全に移行します。 国立研究開発法人 建築研究所のホームページで公開されている、WEBプログラムも平成28年省エネルギー基準に合わせて改訂されました。 今回のバージョンアップでは、平成28年省エネルギー基準への対応を行いました。

「SAVE-建築 Ver.4」の特長

    ■平成28年省エネルギー基準に対応  〜計算書作成だけでなく設計検討にも活用〜

      国立研究開発法人 建築研究所のホームページで公開されている、WEBプログラムの計算プログラムAPI(Application Programming Interface)を使用したPAL*と一次エネルギー消費量の計算に対応しました。 また、材料、設備機器のデータベースを変更し、平成28年省エネルギー基準に対応しました。材料や設備仕様はライブラリに追加登録・編集できます。
      建物のPAL*と一次エネルギー消費量を計算し、所管行政庁へ提出する計算書の作成を支援します。また、CO2排出量や光熱費も計算し、省エネルギー性能を確認しながらの設計検討が可能です。
      ・外皮性能(PAL*)
        建物の外皮の性能(PAL*)を計算します。ペリメーターゾーン面積表やその根拠となる図面、外皮の材料を確認するための平面図を出力することができます。

      ・一次エネルギー消費量
        国立研究開発法人 建築研究所のホームページで公開されている「一次エネルギー消費量算定用WEBプログラム(建築物用)」と同様の計算書を出力できます。簡易出力と詳細出力の両方を出力できます。

      ・BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)対応
        BELSはオフィスビルなどの省エネルギー性能を評価・表示する制度です。補助金や公共建築の条件としても利用されています。

      ・計算内容
        外皮 外皮各部位の面積計算、 外皮各部位の熱貫流率、
        外皮各部位の日射侵入率、 日除けによるη値の補正、
        ペリメーターゾーンの面積、 PAL*基準値、 PAL*設計値
        一次エネルギー消費量・BEI (Building Energy Index) 空調/換気/照明/給湯/昇降機/効率化設備
        エネルギー使用量・光熱費・CO2排出量 電力/重油/灯油/LPG/都市ガス/DHC


      ・省エネルギー性能をシミュレーション
        建物モデル、設備機器を入力しながらリアルタイムにペリメータ−ゾーンが自動判定され、PAL*、一次エネルギー消費量を計算します。 意匠設計者は外壁材料やガラス性能の比較検討に、設備設計者は機器のスペックの検討に役立ちます。

      ・複数案の比較検討
        2つのプランを比較した「プラン別比較表」を作成できます。設計段階での複数案の比較検討のほか、改修前後の比較や、運用コストの算出資料として施主へのプレゼンテーション資料としても活用できます。

      ・複合用途に対応
        複数の用途が混在していても部屋の用途を入力していくだけで、必要な省エネルギー計画書を出力できます。複合用途でこれまで発生していた書類整理の手間が大幅に省力化できます。

      ・図面出力
        CADファイルを出力できます。外皮面積や床面積の算定根拠図として利用できます。そのまま印刷して届出書類や説明資料として利用できます。

      ・WEBプログラムに入力するデータを作成
        SAVE-建築に入力した建物モデルや設備機器の情報から、WEBプログラムのPAL*計算用入力シートと一次エネルギー消費量計算用入力シートを生成します。 すべての項目に自動的に入力されますので、記入ミスや転記ミス、基礎の長さや各部位の面積の拾い漏れを防ぐことができます。




    ■シンプルかつ直感的な操作性  〜簡単な入力・わかりやすい表示・データ連携〜

      ・簡単なモデリングとCAD図面のトレース
        建物モデルの入力により、PAL*、一次エネルギー消費量の計算を行います。直観的で簡単な操作で建物モデルを入力できます。 「中庭」、「斜辺」、「隅切」、「複合通り芯」などの形状も簡単に入力でき、DRA-CAD、AutoCAD、Jw_cadなどのCAD図面をトレース図として読み込んで入力することもできます。

      ・要素をわかりやすく可視化
        建物モデルの入力画面には、平面図と3Dモデルが常に表示されます。平面図は、開口や日除け装置の形状を色分けして表示します。 3Dモデルは自由に視点を変えることができ、外皮の熱性能や室の空調区分、建物用途を色分け表示できます。

      ・BIMデータから部屋・開口の読み取り
        BIMの標準フォーマットであるIFC形式から部屋形状と開口データをインポートでき、大幅な作業軽減が図れます。部屋形状が壁の内法形状で表現されている場合、壁芯形状に変換してインポートできます。

      ・空調ゾーン
        入力されている部屋に重ねて、空調ゾーンを入力します。空調ゾーンに空調機を登録することで、空調計算対象室における一次エネルギー消費量計算が可能になります。

      ・建物モデルと設備のリンク
        1つの建物モデルで、意匠設計情報と設備機器の情報を一元管理します。建物モデル(部屋)と設備機器がリンクしていますので、データの不整合が生じることはありません。

      ・ペリメーターゾーン表示
        ペリメータ−ゾーンは部屋入力から自動判定します。北・北西・西・南西・南・南東・東・北東の8方位とH1・H2に分割して即座に画面表示され、同時に面積も確認できます。 また、ゾーン面積表に連動したゾーン求積図も出力可能です。

      ・一括置換機能
        外壁、屋根、床は材料の種類と厚さを組み合わせた材料層として登録できます。同じ名前の材料層を一度で変更できる一括置換機能により、外皮材の検討シミュレーションができます。


準拠している基準等

    【 WEB 】

    建築物のエネルギー消費性能に関する技術情報
    (国立研究開発法人 建築研究所(協力:国土交通省国土技術政策総合研究所))

    【 書籍 】

    国土交通省国土技術政策総合研究所、 国立研究開発法人 建築研究所 監修

      「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説 T 非住宅建築物」
      「エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)Ver.2 入力マニュアル」


    一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構

      「改訂 拡張デグリーデー表」

    ※上記図書に準じた計算に必要なデータは、本ソフトウェアに含まれていますが、図面からの各入力項目の拾い方、届出書の作成方法などにつきましては上記図書をご参照下さい。


ライセンス認証方式の移行について

    「SAVE-建築」では、スタンドアロン版のライセンス認証方式としてハードプロテクト(以下、HASP)を用いた認証方式を採用しております。 HASPのメーカーの方針により、スタンドアロン版のHASPを認識するために必要なWindowsドライバの一部機能がサポート終了となり、その期日が近づいております。 そのため、メーカーサポート終了後はHASPの安定した動作が保証できなくなることが危惧されます。
    そこで、弊社ではこのような不安を取り除くこととお客様の利便性の向上のため、 「SAVE-建築 Ver4」よりスタンドアロン版のライセンス認証方式をインターネット経由でライセンス認証用キーを取得する「ネット認証」と呼ぶ方式に移行いたします。


出荷時期と購入方法


価格と割引キャンペーン

    ●キャンペーン名称
      SAVE-建築 Ver.4 新発売キャンペーン

    ●キャンペーン期間
      2017年3月8日〜2017年6月30日

    ●キャンペーン内容
      キャンペーン割引 : 通常価格の10%割引 および、会員優待(新規購入に限り、通常価格の20%割引)

     SAVE-建築 Ver.4 キャンペーン価格
    (2017/6/30まで)
    通常価格
    (2017/7/1以降)
     新規購入 270,000円+税 300,000円+税
     バージョンアップ  SAVE-建築 Ver.3.1以前より
    (SAVE-建築会員)
    無償バージョンアップ
     PAL計算 Ver.2以前より 108,000円+税 120,000円+税
    新規購入(会員優待)
    「省エネルギー計算プログラム利用者の会」会員
    および、「DRA-CADアソシエイト」会員
    240,000円+税 300,000円+税

    ※上記に加えて「省エネルギー計算プログラム利用者の会」の年会費が必要です。
    ※「省エネルギー計算プログラム利用者の会」会員(SAVE-建築会員)は無償でバージョンアップできます。
    ※年会費はキャンペーン割引対象外です。

会員制度

    省エネルギー計算ソフトウェア「SAVEシリーズ」を利用するためには、「省エネルギー計算プログラム利用者の会」への入会が必要です。 日本の省エネルギー施策は、基準の見直し、強化が繰り返し行われてきました。2020年には基準適合が義務化されようとしています。 利用者は、会員制度によって常に最新のソフトウェアを利用でき、軽微な改訂の時には新たな費用を負担せずに対応ソフトウェアを入手することができます。 また、サポートや省エネルギー設計に関する情報などを受けることができます。

      ●年会費
        SAVE-建築 Ver.4
        1ライセンス  50,000円+税、  2ライセンス以降  30,000円+税

        ※上記のライセンス数は「SAVE-建築」、「SAVE-住宅」とで、それぞれ別々のカウントとなります。

省エネルギー計算ソフトウェアSAVEシリーズについて

    エネルギー資源の有効利用を図り、国民経済の負担を緩和する、また、地球温暖化対策の一層の推進のために、省エネルギー対策の強化を図ることが求められています。
    省エネルギー計算「SAVEシリーズ」は、建築物省エネルギー法で規定される建築物・住宅に係る届出義務、さらには省エネルギー設計に関わる様々な設計支援を行うソフトウェアです。

      ●SAVEシリーズのラインナップ
        「SAVE-建築」 (建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア)
        「SAVE-住宅」 (マンションや戸建住宅の省エネルギー計算ソフトウェア)

      ●「SAVE」の由来
        「SAVE」の由来は「SAVE Energy」です。




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