建築ピボット−ニュースリリース− 2013/4/22

省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築」「SAVE-PAL」
改正省エネルギー基準への対応を開始

一次エネルギー消費量算定Webプログラム(建築物用)の
入力シート作成支援機能を提供

このたび、株式会社建築ピボット(本社:東京都文京区 代表取締役社長:千葉貴史)は、建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア 「SAVE-建築」及び「SAVE-PAL」について、 改正省エネルギー基準に対応した新機能を提供開始いたしますので、下記の通りお知らせ申し上げます。
今回の新機能は、平成25年4月1日より施行された改正省エネルギー基準に対応したもので、 独立行政法人建築研究所がインターネット上で提供している 「一次エネルギー消費量算定Webプログラム」(建築物用)の入力作業を支援します。


省エネルギー基準改正の概要

    省エネ基準の見直しが行われ、建築物(非住宅)は、平成25年4月1日より、住宅は平成25年10月1日より新しい基準が施行されます。
    新しい基準は、建物の一次エネルギー消費量を指標とした基準と、外皮の熱損失に係る基準の2本立てになります。 設備のエネルギー基準であるCECが廃止され、これまで設備機器種類ごとに5つに分かれていた基準が、建物全体としての一次エネルギー消費量に統一されます。 建築物(非住宅)の外皮基準のPAL(年間熱負荷係数)は存続し、住宅の外皮基準であるQ値(熱損失係数)、μ値(夏期日射取得係数)は、改正後はU値(平均熱貫流率)、η値(平均日射熱取得率)に置き換わります。

省エネ基準改正概要

省エネルギー基準改正の概要


一次エネルギー消費量算定Webプログラム

    昨年12月に施行された都市の低炭素化の促進に関する法律(略称:エコまち法)において一次エネルギー消費量基準の10%削減を目標とした低炭素建築認定制度が発足しました。
    これに合わせて一次エネルギー消費量算定Webプログラムが、 独立行政法人建築研究所のホームページで公開されました。




    このうち、建築物(非住宅)のWebプログラムは、まず入力シート(Microsoft Excelファイル)に必要項目を入力して表を作成し、 次にその表のCSVファイルを作成して、ブラウザ上でアップロードして計算をさせる仕組みとなっています。

    入力シート(Microsoft Excelファイル)には下記の18枚の表(シート)があります。

      ・様式 0.    基本情報入力シート ・様式 1.    (共通条件) 室仕様入力シート

      ・様式 2-1. (空調) 空調ゾーン入力シート

      ・様式 2-2. (空調) 外壁構成入力シート

      ・様式 2-3. (空調) 窓仕様入力シート

      ・様式 2-4. (空調) 外皮仕様入力シート

      ・様式 2-5. (空調) 熱源入力シート

      ・様式 2-6. (空調)二次ポンプ入力シート

      ・様式 2-7. (空調)空調機入力シート

      ・様式 3-1. (換気)換気対象室入力シート

      ・様式 3-2. (換気)給排気送風機入力シート

      ・様式 3-3. (換気)換気代替空調機入力シート

      ・様式 4.    (照明)照明入力シート

      ・様式 5-1. (給湯)給湯対象室入力シート

      ・様式 5-2. (給湯)給湯機器入力シート

      ・様式 6.    (昇降機)昇降機入力シート

      ・様式 7-1. (効率化)太陽光発電システム入力シート

      ・様式 7-2. (効率化)コ-ジェネレーションシステム入力シート

「SAVE-建築」「SAVE-PAL」の新機能:Webプログラムの入力シート作成

    「SAVE-建築」、「SAVE-PAL」で入力された建物モデルから、 室仕様と空調に関わる項目を抽出し、一次エネルギー消費量算定Webプログラム(建築物用)の入力シートの所定の欄に自動で入力し、 表の作成を支援します。
    建物モデルから判別可能な項目は全て自動で入力します。建物モデルから判別できない項目も、一部の項目には、リストを付けて選択入力を可能にしているなど、 入力作業の省力化に配慮したシート(Microsoft Excelファイル)を作成します。
    作成したシートからCSVファイルを作成し、一次エネルギー消費量算定Webプログラム(建築物用)にアップロードして計算することができます。

入力シート作成機能

入力シート作成機能のイメージ


■機能/特長
    ・面積拾いの自動化

      建物モデルから、室面積、外壁・窓面積を抽出し、入力シートに自動で入力します。

    ・材料の連携

      建物モデルから、外壁材、ガラス材の構成、熱貫流率、日射侵入率を入力シートに自動で入力します。

    ・入力シートの入力支援機能

      一部の項目では、リストを付けて選択入力を可能にしています。室用途の選択リストでは、建物用途を参照して、リストの選択肢を自動で絞り込んで表示します。
      計算対象となる室仕様を各シートへ転記します。

提供開始時期と提供方法

    ●提供開始時期
      2013年4月26日予定

    ●提供方法
      「SAVE-建築」、「SAVE-PAL」の標準機能として提供いたします。

      また、現在「SAVE-建築」、「SAVE-PAL」をご利用の方で、省エネルギー計算プログラム利用者の会の会員の方は、年会費以外の費用負担なしで、今回の新機能をご利用いただけます。
    ●価格
     SAVE-建築 Ver.2    新規購入 300,000円+税
     SAVE-PAL  新規購入 200,000円+税


    ●年会費
     SAVE-建築 Ver.2    1ライセンス 年会費 50,000円+税
    2ライセンス以降 年会費 30,000円+税
     SAVE-PAL 1ライセンス 年会費 30,000円+税
    2ライセンス以降 年会費 20,000円+税


「SAVEシリーズ」の改正省エネルギー基準への対応

    弊社では今後も「SAVEシリーズ」の改正省エネルギー基準への対応を進めてまいります。

「SAVE-建築 Ver.2」、「SAVE-PAL」の概要

  • 省エネルギー措置の届出で提出が必要な「省エネルギー計画書」の作成を支援します。

  • 建築物(非住宅)について、外皮(屋根、壁、窓)の熱的性能と設備(空調、換気、照明、給湯、昇降機)の評価について省エネルギー法に基づいた計算を行います。

  • 評価方法は、性能基準と仕様基準の両方に対応しています。

  • 計算対象の全用途に対応し、複合用途の計算も可能です。

  • PAL計算では、意匠的な検討と省エネルギー計算が同時におこなえるので、「省エネルギー計画書」作成だけでなく、省エネルギーシミュレーション、設計検討にも活用できます。

  • 「SAVE-PAL」は、外皮の性能基準(PAL計算)に機能を絞った製品です。

    • (※PAL:Perimeter Annual Load、年間熱負荷係数)


準拠している基準等

    「建築物の省エネルギー基準と計算の手引 新築・増改築の性能基準(PAL/CEC)」

    「建築物の省エネルギー基準と計算の手引 新築・増改築の仕様基準(ポイント法)」

    「建築物の省エネルギー基準と計算の手引 新築・増改築の仕様基準(簡易なポイント法)」

      (上記全て 財団法人 建築環境・省エネルギー機構 発行、平成21年省エネルギー基準対応)

    「改訂 拡張デグリーデー表」

    「一次エネルギー消費量算定プログラム解説(建築物編)」(平成24年12月公開)

      国土技術政策総合研究所、独立行政法人建築研究所 編集・発行


    ※上記図書に準じた計算に必要なデータは本ソフトウェアに含まれていますが、図面からの各入力項目の拾い方、届出書の作成方法等につきましては上記図書をご参照下さい。


省エネルギー計算ソフトウェアSAVEシリーズについて

    エネルギー資源の有効利用を図り、国民経済の負担を緩和する、また、地球温暖化対策の一層の推進のために、省エネルギー対策の強化を図ることが求められています。
    省エネルギー計算「SAVEシリーズ」は、省エネルギー法で規定される建築物・住宅に係る届出義務、さらには省エネルギー設計に関わる様々な設計支援を行うソフトウェアです。

      ●SAVEシリーズのラインナップ

        「SAVE-建築」 (建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア)

        「SAVE-PAL」 (建築物(非住宅)の外皮性能基準、PAL計算ソフトウェア)

        「SAVE-住宅」 (マンションや戸建住宅の省エネルギー計算ソフトウェア)

        「SAVE-Q値μ値」 (マンションや戸建住宅の外皮性能基準、Q値、μ値計算ソフトウェア)

      ●「SAVE」の由来
        「SAVE」の由来は「SAVE Energy」です。


    ■「SAVEシリーズ」の詳細については弊社ホームページをご参照ください。

    http://www.pivot.co.jp/product/program/save/index.html


会員制度

    省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築」、「SAVE-PAL」、「SAVE-住宅」、「SAVE-Q値μ値」を利用するためには、「省エネルギー計算プログラム利用者の会」への入会が必要です。
    2020年にまでに、すべての新築住宅・建築物について省エネ基準への適合が義務化されようとしています。 温室効果ガス削減にとどまらず、東日本大震災後は、電力供給の低下もあり、建物の省エネルギー性能はますます重要になってきています。 利用者は、会員制度によって常に最新のソフトウェアを利用でき、軽微な改訂の時には、新たな費用を負担せずに対応ソフトウェアを入手することができます。 また、サポートや省エネルギー設計に関する情報などを受けることができます。


建築ピボット

SAVEシリーズ

SAVE-建築/SAVE-PAL

平成25年改正省エネルギー基準におけるSAVEシリーズの対応

閉じる