建築ピボット−ニュースリリース− 2011/12/22

省エネルギー計算ソフトウェア

「SAVE-建築 Ver.2」、「SAVE-PAL」を新発売

このたび、株式会社建築ピボット(本社:東京都文京区 代表取締役社長:千葉貴史)は、省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築 Ver.2」及び「SAVE-PAL」を新発売することとなりましたので、下記の通りお知らせ申し上げます。

「SAVE-建築 Ver.2」は建築物(非住宅)について、省エネルギー法で定められた省エネルギー措置の届出で提出が必要な省エネルギー計画書の作成を支援するソフトウェアです。
「外壁・窓を通しての熱損失の防止」、「設備機器の効率的利用」を評価し、作成した省エネルギー計画書は、所管行政庁への提出資料として利用することが可能です。
評価方法は、外皮、設備とも、性能基準と仕様基準の両方に対応しています。
また、「SAVE-建築 Ver.2」の機能の内、外皮の性能基準(PAL計算)に機能を絞った新製品「SAVE-PAL」も新発売いたします。


SAVE-建築Ver.2

「SAVE-建築 Ver.2」および「SAVE-PAL」の画面(PAL計算の画面)


「SAVE-建築 Ver.2」、「SAVE-PAL」の概要

  • 省エネルギー措置の届出で提出が必要な「省エネルギー計画書」の作成を支援します。
  • 建築物(非住宅)について、外皮(屋根、壁、窓)の熱的性能と設備(空調、換気、照明、給湯、昇降機)の評価について省エネルギー法に基づいた計算を行います。
  • 評価方法は、性能基準と仕様基準の両方に対応しています。
  • 計算対象の全用途に対応し、複合用途の計算も可能です。
  • PAL計算では、意匠的な検討と省エネルギー計算が同時におこなえるので、「省エネルギー計画書」作成だけでなく、省エネルギーシミュレーション、設計検討にも活用できます。
  • 「SAVE-PAL」は、外皮の性能基準(PAL計算)に機能を絞った製品です。
    • (※PAL:Perimeter Annual Load、年間熱負荷係数)

背景

    2010年4月の改正省エネルギー法完全施行により、省エネルギー措置の届出の対象範囲が大幅に拡大されました(改正前:2,000u以上、改正後:300u以上)。
    これにより届出に関わる設計者が増加し、その業務の負担も増加しています。
    「SAVE-建築」は届出書類作成の省力化と省エネルギーシミュレーションにより設計者の環境配慮設計を支援します。
    なお、マンションや戸建住宅の省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-住宅」、「SAVE-Q値μ値」も現在発売中です。

「SAVE-建築 Ver.2」、「SAVE-PAL」の機能

【建築】:SAVE-建築の機能、【PAL】:SAVE-PALの機能
■省エネルギー計画書作成を支援
    省エネルギー法で定められた省エネルギー措置の届出で提出が必要な省エネルギー計画書の作成を支援します。
    計算結果はそのまま所管行政庁へ提出可能な計算書としてMicrosoft Excelデータで出力されます。届出書類作成作業を大幅に省力化できます。

      ◆作成される計算書(Microsoft Excelのファイルとして作成)
        ●外皮(性能基準:PAL)【建築】【PAL】

          ・建物概要・建築計画 ・インテリアゾーン面積表
          ・基準階プラン ・立面図(各方位)
          ・平面図+ぺリメーターゾーン図 ・外皮面積表
          ・平面図+外皮性能 ・PAL計算表(1)熱貫流率、日射侵入率
          ・平面図+開口性能 ・PAL計算表(2)日除けによるη値の補正
          ・ゾーン求積図 ・PAL計算表(3)PAL計算表
          ・ぺリメーターゾーン面積表

        ●外皮(仕様基準:ポイント法・簡易ポイント法)【建築】

          ・外壁、窓等を通しての熱損出の防止

        ●設備(性能基準:CEC)【建築】

          ・CEC/AC(空調)
            ・年間仮想空気調和負荷計算表
            ・相当平衡温度差計算表
            ・定格入力値の一次エネルギー換算計算
            ・年間空調一次エネルギー消費量及びCEC計算表

          ・CEC/V(換気)
            ・給気・排気送風量、動力計算表
            ・換算動力・風量計算表
            ・CEC/V計算表年間仮想空気調和負荷計算表

          ・CEC/L(照明)
            ・CEC/L計算表

          ・CEC/HW(給湯)
            ・仮想給湯負荷の計算
            ・先止まり配管損出の計算
            ・給湯配管・熱交換機一次側配管、貯湯槽熱損出係数、間欠運転に伴う損出の計算
            ・一次エネルギー換算及びCEC/HW計算表

          ・CEC/EV(昇降機)
            ・1周時間計算表
            ・CEC/EV計算表

        ●設備(仕様基準:ポイント法・簡易ポイント法)【建築】

          ・空調設備に係るエネルギーの効率的利用 (ポイント法・簡易ポイント法)
          ・換気設備に係るエネルギーの効率的利用 (ポイント法)
          ・照明設備に係るエネルギーの効率的利用 (ポイント法・簡易ポイント法)
          ・給湯設備に係るエネルギーの効率的利用 (ポイント法・簡易ポイント法)
          ・昇降機設備に係るエネルギーの効率的利用 (ポイント法)

■省エネルギー性能のシミュレーションで設計検討を支援
    届出に必要な省エネルギー計画書の作成を支援するだけでなく、設計検討に活用できるシミュレーション機能があります。設計のあらゆる段階で利用できます。

      ◆外皮の熱的性能を建物モデルで検証 【建築】【PAL】

        外皮の熱的性能指標を表すPALを建物モデルの入力により計算します。
        入力しながら計算結果がリアルタイムで表示されるので、意匠的な検討と省エネルギー計算が同時にできます。
        求積や面積集計も自動で行いますので、設計変更にも柔軟に対応できます。
        建物モデルの入力には、DRA-CAD、AutoCAD、Jw_cadなどのCAD図面を読み込んで下図として利用できます。

      ◆カーテンウォールの入力でファサードのデザインと省エネルギー性能を同時に検討 【新機能】【建築】【PAL】

        カーテンウォール入力、同一階の外壁の上下で異なる材料の割り付けに対応しました。
        ファサードのデザイン検討と省エネルギー性能の検討を同時進行で行えます。

      ◆複数プランの断熱性能の比較検討が可能 【新機能】【建築】【PAL】

        複数の設計案の比較検討を行えます。断熱材を変えた場合、開口部の大きさやガラスの種類を変えた場合、庇の形状を変更した場合などの比較検討が容易に行えます。

      ◆単層PAL計算機能により、基準階の検討段階でPAL値の算出が可能 【新機能】【建築】【PAL】

        基準階で構成された建物は、基準階(1フロア)のスペックを検討することで全体のPAL値の見当をつけることが可能です。
        設計初期の検討段階などで有効に利用できます。

      ◆PALに影響する要素をわかりやすく可視化 【建築】【PAL】

        数値入力ではなく、建物モデルの入力によりPALを計算します。平面図と3Dモデルが常に表示されます。平面図は部屋の空調/非空調や日除け装置の形状を色分けして表示します。
        ぺリメーターゾーンを方位別に分割し、面積も表示できます。3Dモデルは自由に視点を変えることができ、外壁の熱貫流率、日射侵入率で色分け表示もできます。

      ◆IFCファイルのインポート機能 【新機能】【建築】【PAL】

        他社BIMソフトで作成したIFCファイルから部屋形状をインポートできます。

      ◆設備の評価はCECとポイント法に対応 【建築】【PAL】

        設備の評価はCEC/AC(空調)、CEC/V(換気)、CEC/L(照明)、CEC/HW(給湯)、CEC/EV(昇降機)とポイント法(空調、換気、照明、給湯、昇降機)、簡易ポイント法(空調、照明、給湯)に対応しています。
        CEC、ポイント法、簡易ポイント法は切り替えが可能です。入力手順を示す入力ステップに従いながら設備機器の仕様を入力できます。計算値はリアルタイムで表示され、値を確認しながら作業できます。

      ◆CEC/ACのパッケージ方式機器の熱源の種類を追加 【新機能】【建築】


「SAVE-PAL」

    「SAVE-建築 Ver.2」の機能の内、外皮の性能基準(PAL計算)に機能を絞り込んだ製品が「SAVE-PAL」です。省エネルギー計画書の内、PALに関連する計算書を作成できます。
    また、上記の「SAVE-建築 Ver.2」の省エネルギーシミュレーション、設計検討機能は、仕様基準による外皮の評価と設備の評価を除き、全て搭載しています。

準拠している基準等

    「建築物の省エネルギー基準と計算の手引 新築・増改築の性能基準(PAL/CEC)」
    「建築物の省エネルギー基準と計算の手引 新築・増改築の仕様基準(ポイント法)」
    「建築物の省エネルギー基準と計算の手引 新築・増改築の仕様基準(簡易なポイント法)」

      (上記全て 財団法人 建築環境・省エネルギー機構 発行、平成21年省エネルギー基準対応)

    「改訂 拡張デグリーデー表」

      ※上記図書に準じた計算に必要なデータは本ソフトウェアに含まれていますが、図面からの各入力項目の拾い方、届出書の作成方法等につきましては上記図書をご参照下さい。

出荷時期と購入方法

    ●出荷時期
      ・SAVE-建築 Ver.2  :2012年1月 下旬 出荷予定
      ・SAVE-PAL  :2012年2月 中旬 出荷予定
    ●価格
      ・SAVE-建築 Ver.2
        新規購入  : 300,000円+税
        SAVE-建築 Ver.1からバージョンアップ  : 無償
        PAL計算 Ver.1・2からバージョンアップ  : 100,000円+税

      ・SAVE-PAL
        新規購入  : 200,000円+税
        PAL計算 Ver.1・2からバージョンアップ  :  70,000円+税

      ※「SAVE-建築 Ver.2」、「SAVE-PAL」とも、別途、年会費が必要

    ●購入方法
      オンライン販売(http://online.kozo.co.jp/)および全国の当社製品取扱い会社を通じて、ご購入いただけます。

会員制度

    省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築」、「SAVE-PAL」、「SAVE-住宅」、「SAVE-Q値μ値」を利用するためには、「省エネルギー計算プログラム利用者の会」への入会が必要です。
    日本の省エネルギー施策の今後を考えると、法律、基準などの見直しが行われる可能性が考えられます。
    温室効果ガス削減にとどまらず、東日本大震災後は、電力供給の低下もあり、建物の省エネルギー性能はますます重要になってきています。
    利用者は、会員制度によって常に最新のソフトウェアを利用でき、軽微な改訂の時には、新たな費用を負担せずに対応ソフトウェアを入手することができます。
    また、サポートや省エネルギー設計に関する情報などを受けることができます。

    ●年会費
      ・SAVE-建築  1ライセンス  50,000円+税
       2ライセンス以降  30,000円+税
      ・SAVE-PAL  1ライセンス  30,000円+税
       2ライセンス以降  20,000円+税
        ※上記のライセンス数は「SAVE-建築」、「SAVE-PAL」、「SAVE-住宅」、「SAVE-Q値μ値」とで、それぞれ別々のカウントとなります。

新発売割引キャンペーン

    ●キャンペーン期間 :2012年1月5日〜2012年5月31日

    ●キャンペーン割引価格

      ・SAVE-建築 Ver.2
        新規購入  定価の10%OFF

         270,000円+税

        SAVE-建築 Ver.1からバージョンアップ  無償
        PAL計算 Ver.1・2からバージョンアップ  定価の10%OFF

         90,000円+税

        ※別途、年会費が必要です。年会費はキャンペーン割引対象外です。

      ・SAVE-PAL
        新規購入  定価の10%OFF

         180,000円+税

        PAL計算 Ver.1・2からバージョンアップ  定価の10%OFF

         63,000円+税

        ※別途、年会費が必要です。年会費はキャンペーン割引対象外です。

省エネルギー計算ソフトウェアSAVEシリーズについて

    エネルギー資源の有効利用を図り、国民経済の負担を緩和する、また、地球温暖化対策の一層の推進のために、省エネルギー対策の強化を図ることが求められています。
    省エネルギー計算「SAVEシリーズ」は、省エネルギー法で規定される建築物・住宅に係る届出義務、さらには省エネルギー設計に関わる様々な設計支援を行うソフトウェアです。

    ●SAVEシリーズのラインナップ
      「SAVE-建築」 (建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア)
      「SAVE-PAL」 (建築物(非住宅)の外皮性能基準、PAL計算ソフトウェア)
      「SAVE-住宅」 (マンションや戸建住宅の省エネルギー計算ソフトウェア)
      「SAVE-Q値μ値」 (マンションや戸建住宅の外皮性能基準、Q値、μ値計算ソフトウェア)

    ●「SAVE」の由来
      「SAVE」の由来は「SAVE Energy」です。

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