建築ピボット−ニュースリリース− 2011/11/1

省エネルギー計算ソフトウェア

「SAVE-住宅 Ver.2」、「SAVE-Q値μ値」を新発売

このたび、株式会社建築ピボット(本社:東京都文京区 代表取締役社長:千葉貴史)は、省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-住宅 Ver.2」及び「SAVE-Q値μ値」を新発売することとなりましたので、下記の通りお知らせ申し上げます。

「SAVE-住宅 Ver.2」はマンションなどの集合住宅や戸建住宅について、省エネルギー法で定められた省エネルギー措置の届出で提出が必要な省エネルギー計画書の作成を支援するソフトウェアです。
「外壁・窓を通しての熱損失の防止」、「設備機器の効率的利用」を評価し、作成した省エネルギー計画書は、所管行政庁への提出資料として利用することが可能です。
評価方法は、外皮、設備とも、性能基準と仕様基準の両方に対応しています。
また、「SAVE-住宅 Ver.2」の機能の内、住宅の外皮の性能基準(Q値、μ値計算)に機能を絞った新製品「SAVE-Q値μ値」も新発売いたします。


SAVE-住宅Ver.2

「SAVE-住宅 Ver.2」および「SAVE-Q値μ値」の画面(Q値、μ値計算の画面)


「SAVE-住宅 Ver.2」、「SAVE-Q値μ値」の概要

  • 省エネルギー措置の届出で提出が必要な「省エネルギー計画書」の作成を支援します。
  • 外皮(屋根、壁、窓)の熱的性能と共同住宅の共用部の設備(換気、照明、昇降機)の評価について省エネルギー法に基づいた計算を行います。
  • 評価方法は、性能基準と仕様基準の両方に対応しています。
  • 「省エネルギー計画書」作成だけでなく、設計検討にも活用できます。
  • 「SAVE-Q値μ値」は、外皮の性能基準(Q値、μ値計算)に機能を絞った製品です。
  • (※Q値:熱損失係数、μ値:夏期日射取得係数)

背景

    2010年4月の改正省エネルギー法完全施行により、省エネルギー措置の届出の対象範囲が大幅に拡大されました(改正前:2,000u以上、改正後:300u以上)。
    これにより届出に関わる設計者が増加し、その業務の負担も増加しています。
    「SAVE-住宅」は届出書類作成の省力化と省エネルギーシミュレーションにより設計者の環境配慮設計を支援します。
    なお、住宅以外の建築物の省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE -建築」も現在発売中です。

「SAVE-住宅 Ver.2」、「SAVE-Q値μ値」の機能

■省エネルギー計画書作成を支援
    省エネルギー法で定められた省エネルギー措置の届出で提出が必要な省エネルギー計画書の作成を支援します。
    計算結果はそのまま所管行政庁へ提出可能な計算書として住戸別にMicrosoft Excelデータで出力されます。届出書類作成作業を大幅に省力化できます。

      ◆作成される計算書(Microsoft Excelのファイルとして作成)
        ●外皮(性能基準:Q値、μ値)

          【建物全体】
            ・計算結果一覧表
          【住戸単位】
            ・表紙・目次 ・屋根等の面積、土間床の周長、気積
            ・断熱仕様一覧 ・床面積・最上階天井・屋根面積・気積表
            ・壁体の実質熱貫流率 ・外壁・窓の面積
            ・開口部登録データチェックシート ・熱損失係数、日射取得係数
            ・窓の熱貫流率及び日射侵入率 ・入力データチェックシート

        ●外皮(仕様基準)【新機能】【SAVE-住宅 Ver.2のみの機能】

            ・表紙 ・躯体断熱取合部一覧
            ・躯体・開口部の断熱仕様の概要 ・外壁の熱橋係数
            ・躯体の断熱性能 ・開口部の計算結果
            ・熱橋構造部 ・窓の熱貫流率及び日射侵入率
            ・開口部の断熱性能・日射遮蔽性能 ・開口部登録データチェックシート
            ・RC/SRC造の場合は、Q値μ値、仕様基準とも、熱橋部の断熱構成の形状や一覧が作成されます。

        ●設備(性能基準:CEC)※マンションなど共同住宅の共用部の設備が対象【SAVE-住宅 Ver.2のみの機能】

          ・CEC/V(換気)
            ・給気・排気送風量、動力計算表
            ・換算動力・風量計算表
            ・CEC/V計算表年間仮想空気調和負荷計算表

          ・CEC/L(照明)
            ・CEC/L計算表

          ・CEC/EV(昇降機)
            ・1周時間計算表
            ・CEC/EV計算表

        ●設備(仕様基準:ポイント法)※マンションなど共同住宅の共用部の設備が対象【SAVE-住宅 Ver.2のみの機能】

          ・換気設備に係るエネルギーの効率的利用
          ・昇降機設備に係るエネルギーの効率的利用

      ◆Q値、μ値の計算結果は『省エネルギー措置の届出』だけでなく、
      『住宅性能表示基準』の「温熱環境」や『長期優良住宅制度』の「省エネルギー等級」にも利用できます。
■省エネルギー性能のシミュレーションで設計検討を支援
    届出に必要な省エネルギー計画書の作成を支援するだけでなく、設計検討に活用できるシミュレーション機能があります。設計のあらゆる段階で利用できます。

      ◆外皮の熱的性能を建物モデルで検証

        外皮の熱的性能指標を表すQ値、μ値を建物モデルの入力により計算します。
        入力しながら計算結果がリアルタイムで表示されるので、意匠的な検討と省エネルギー計算が同時にできます。
        求積や面積集計も自動で行いますので、設計変更にも柔軟に対応できます。

      ◆複数プランの断熱性能の比較検討が可能

        複数の設計案の比較検討を行えます。同じ住戸で断熱材を変えた場合の比較や、共同住宅の中で住戸の位置が異なる場合の比較検討などが行えます。

      ◆部材の適切な省エネルギー性能をシミュレーション

        Q値、μ値の計算では住戸の各部材に適切な断熱材の厚さおよび建具の性能をシミュレーションし、求める事ができます。

      ◆熱橋や土間床の検討

        RC/SRCの柱、梁、バルコニー、パラペット、内壁など、躯体を構成する部材の入力で熱橋を自動判別します。
        熱橋部分は建物モデルに色分け表示され断熱補強すべき部分が一目で把握できます。
        土間床の計算もモデルを配置するだけで容易に行えます。

      ◆鉄骨造、木造の平均熱貫流率を計算 【新機能】

        鉄骨造、木造のQ値μ値計算では、熱橋部を含めた平均熱貫流率を計算します。混構造の計算も可能です。

      ◆勾配屋根、小屋裏の計算 【新機能】

        勾配屋根で断熱をしている場合など、勾配屋根が熱的境界になっている場合もQ値、μ値の計算ができます。小屋裏の気積も計算できます。

      ◆仕様基準による外皮の評価 【新機能】【SAVE-住宅 Ver.2のみの機能】

        仕様基準による外皮の評価が出来ます。状況に応じて、性能基準(Q値、μ値)と仕様基準から適した評価方法を選択できます。

      ◆設備の評価はCECとポイント法に対応 【SAVE-住宅 Ver.2のみの機能】

        共同住宅の共用部の設備の評価はCEC/V(換気)、CEC/L(照明)、CEC/EV(昇降機)とポイント法(換気と昇降機)に対応しています。
        換気と昇降機についてはCECとポイント法の切り替えが可能です。CECは入力手順を示す入力ステップに従いながら設備機器の仕様を入力できます。
        CEC、ポイント法とも計算値はリアルタイムで表示され、値を確認しながら作業できます。


「SAVE-Q値μ値」

    「SAVE-住宅 Ver.2」の機能の内、住宅の外皮の性能基準(Q値、μ値の計算)に機能を絞り込んだ製品が「SAVE-Q値μ値」です。
    省エネルギー計画書の内、Q値、μ値の計算書を作成できます。計算結果は『省エネルギー措置の届出』だけでなく、『住宅性能表示基準』の「温熱環境」や『長期優良住宅制度』の「省エネルギー」にも利用できます。
    また、上記の「SAVE-住宅 Ver.2」の省エネルギーシミュレーション、設計検討機能は、仕様基準による外皮の評価と設備の評価を除き、全て搭載しています。

準拠している基準等

    「住宅の省エネルギー基準の解説(改訂第3版)」
    「住宅の省エネルギー措置の届出の解説」
    「住宅の省エネルギー措置届出書類作成事例−鉄筋コンクリート造−」
    「建築物の省エネルギー基準と計算の手引 新築・増改築の性能基準(PAL/CEC)」
    「建築物の省エネルギー基準と計算の手引 新築・増改築の仕様基準(ポイント法)」

      (上記全て 財団法人 建築環境・省エネルギー機構 発行、平成21年省エネルギー基準対応)

    ※上記図書に準じた計算に必要なデータは本ソフトウェアに含まれていますが、
      図面からの各入力項目の拾い方、届出書の作成方法等につきましては上記図書をご参照下さい。

出荷時期と購入方法

    ●出荷時期
      SAVE-住宅 Ver.2、SAVE-Q値μ値とも 2011年11月出荷予定
    ●価格
      ・SAVE-建築 Ver.2  : 250,000円+税
      ・SAVE-Q値μ値  : 150,000円+税

      ※「SAVE-住宅 Ver.2」、「SAVE-Q値μ値」とも、別途、年会費が必要

    ●購入方法
      オンライン販売(http://online.kozo.co.jp/)および全国の当社製品取扱い会社を通じて、ご購入いただけます。

会員制度

    省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-住宅 Ver.2」、「SAVE-Q値μ値」を利用するためには、「省エネルギー計算プログラム利用者の会」への入会が必要です。
    日本の省エネルギー施策の今後を考えると、法律、基準などの見直しが一定期間ごとに行われる可能性が考えられます。
    温室効果ガス削減にとどまらず、東日本大震災後は、電力供給の低下もあり、建物の省エネルギー性能はますます重要になってきています。
    利用者は、会員制度によって常に最新のソフトウェアを利用でき、軽微な改訂の時には、新たな費用を負担せずに対応ソフトウェアを入手することができます。
    また、サポートや省エネルギー設計に関する情報などを受けることができます。

    ●年会費
      ・SAVE-住宅  1ライセンス  50,000円+税
       2ライセンス以降  30,000円+税
      ・SAVE-Q値μ値  1ライセンス  30,000円+税
       2ライセンス以降  20,000円+税
        ※上記のライセンス数は「SAVE-建築」と「SAVE-住宅」と「SAVE-Q値μ値」とで、それぞれ別々のカウントとなります。

新発売・割引キャンペーン

    ●キャンペーン期間 :2011年11月1日〜2012年5月31日

    ●キャンペーン割引価格

      ・SAVE-住宅 Ver.2
        新規購入  定価の10%OFF

         225,000円+税

        SAVE-住宅 Ver.1からバージョンアップ  無償
        ※別途、年会費が必要です。年会費はキャンペーン割引対象外です。

      ・SAVE-Q値μ値
        新規購入  定価の10%OFF

         135,000円+税

        ※別途、年会費が必要です。年会費はキャンペーン割引対象外です。

省エネルギー計算ソフトウェアSAVEシリーズについて

    エネルギー資源の有効利用を図り、国民経済の負担を緩和する、また、地球温暖化対策の一層の推進のために、省エネルギー対策の強化を図ることが求められています。
    省エネルギー計算「SAVEシリーズ」は、省エネルギー法で規定される住宅・建築物に係る届出義務、さらには省エネルギー設計に関わる様々な設計支援を行うソフトウェアです。

    ●SAVEシリーズのラインナップ
      「SAVE-建築」 (建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア)
      「SAVE-住宅」 (マンションや戸建住宅の省エネルギー計算ソフトウェア)
      「SAVE-Q値μ値」 (マンションや戸建住宅の外皮性能基準、Q値、μ値計算ソフトウェア)

    ●「SAVE」の由来
      「SAVE」の由来は「SAVE Energy」です。

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